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ジュリエッタの修理完了 [ジュリエッタ]

 老人の運転する軽自動車にぶつけられたジュリエッタの修理がようやく完成したという連絡が入ったので、7日引き取りに行く。

 朝6時に自宅を出発、県道183・県道64・国道41・県道349・国道21と進む。朝早い時間だからか、交通量は少ない。時折雨が降って来るが、降り続くことは無い。
 ゴルフ場の合間を抜けて国道21に戻り、JR中央線を潜って県道69は流石に交通量が多いものの、県道66・県道20と進むに連れて交通量は激減。県道33に入る少し前辺りからトイレに行きたくなり、道の駅おばあちゃん市・山岡に立ち寄る。
道の駅おばあちゃん市・山岡
トイレを済ませたら直ぐに走り出す。
 国道363から国道257に入る。相変わらず交通量は少ないままだ。遅い車が結構居るので、タイミングを見て一気に抜き去る。
 国道153との交差点から400m位手前にある稲武小学校の校門で、マイクロバスが出ようとしているのに、何故かそこに立っている人がこちらに向かって赤い旗を振っている。「へっ!?何で旗降ってんの?事故か何かでも??」

 速度をグッと落として緩いカーブを曲がると、前方には黒いプリウスが対向車線を塞いで停まっていて、その脇に女性がうつ伏せになって倒れているではないか。「やっぱり事故だ!」周囲には沢山人が居て倒れている女性を数人が介抱し始めているし、集まった人たちが行き交う車を誘導しているので、手助けの必要は無さそう。
 徐行しながら事故現場を通り過ぎる時に観察すると...小学校の手前に左カーブがあり、小学校校門から直線になるのだが、その直線になった所から70m程先にある左側電柱にプリウスは真っ直ぐ突っ込んだようだ。
# 「今日のプリウス」だね...
 プリウスは前方中央が大きく凹んでいるし、後ろも衝突時の反動で対向車線のガードレールにぶつかったらしくて右側が凹んでいる。路面にブレーキ痕が無いのと、車体の凹み具合から、恐らくは60km/h以上の速度で突っ込んだと思われる。

 このところ、老人運転の車暴走がニュースで多く報道されているけれど、本当に操作ミスだけなのだろうか?
 今回の事故現場を見ると、カーブから直線になっているので、スピード出し過ぎでぶつかったのなら対向車線側に衝突するだろうし、仮に対向車を避けようとしてハンドルを切ったのなら遥か手前の民家に突っ込んでいる筈。前方に50m以上離れた位置にある電柱にぶつかるのは、どう考えても不自然だ。運転手の意思とは無関係に車が不意に加速した為に事故になったのでは???
# 「高齢者はMT車に限定」という法律でも作ったどう?少なくとも暴走は無くなる筈。

 国道153に入って10分ほど経った頃から雨が本格的に降り出した。再びトイレに行きたくなったので、道の駅信州平谷に車を停める。
道の駅信州平谷
序でに、自宅から持参した栄養ゼリーを朝食代わりに食べ、少し体を動かしてほぐしてから走り出す。

 治部坂峠・寒原峠は大して降らなかったが、浪合の交差点を過ぎた辺りから降り方が少し強くなる。阿智の街に近づくに連れて交通量が増えるけれど、それでも大した量にはならない。
 飯田IC手前から交通量がぐんぐん増え、段々走り難くなってくる。市立病院を過ぎたら国道153から離れて県道18に入る。弁天橋を渡って天竜川を渡り、飯田養護学校の南の道を進む。遅い車が前を塞いでいるので、頃合いを見て一気に抜き去る。交通量が少ないので、快適に進む。
 豊岡北小学校の所で県道18に戻り、県道226を進んで国道153に戻る。これで混雑する飯田市街を回避できた。ここまで来ると国道153も交通量は少なくて走り易い。またトイレに行きたくなったので、道の駅田切の里に寄る。
道の駅田切の里
鳥の鳴き声が妙に近いと思ったら、監視カメラの上に燕の雛が居る。
監視カメラの上には雛が
だいぶ大きいから巣立ち間近かな?(^^ )
 少し体を動かしてほぐしてから再び走り出す。

 駒ヶ根市街を抜けるバイパス区間は相変わらずの渋滞気味。交通量を考えれば2車線化すべきだろうに。
 ノロノロ区間を過ぎて少し流れが良くなったと思ったら、沢渡の手前から再び渋滞に。天竜川を渡る橋の部分は右折車両が繋がってしまって通り抜けられず、慢性的に渋滞する。
 JR伊那北駅近くを抜けて少し進んだ所にあるスタンドで給油。12万km以上走っているフィットの燃費は19.1km/Lだった。信号が少ない区間だから燃費が伸びたのだろうが、それにしても凄い数字だなぁ。
# だって、ハイブリッド車じゃないんだからねー。
満タンになったら走り出し、次はニシザワ双葉食彩館へ。
ニシザワ双葉食彩館
家族用の和菓子を買い込む。
家族用に購入した和菓子
再び走り出し、11時半近くにロッソコルサに無事到着。代車フィットをお返ししてジュリエッタを受け取る。

 ぶつけられたフロントバンパーは、国内には部品在庫が無くてイタリア本国への発注になってしまう為、何時になったら修理が終わるのか見当が付かない。だから、中古の部品を探し回ったそう。幸い、スポーツタイプのリップ付きではあるものの同型車用のバンパーが見つかったので、修理できたそうな。
 アルファロメオに限らず、外車は一般的に部品在庫がとても少ないので、修理には色々な苦労が付き物らしい。
 修理の内容などを含めて色々雑談し、13時少し前にロッソコルサを出発する。

 雨の降り続く中、国道153を南下する。昼過ぎだからか交通量は行きよりも少ないが、駒ヶ根市街に入るとやっぱり渋滞気味。飯島町手前辺りからトイレに行きたくなったので、行きにも寄った道の駅田切の里に入る。
道の駅田切の里
トイレを済ませてジュリエッタに向かおうとした時「あれっ??」ジュリエッタ(画像左端の黒い車)の前に停まっている幌付き軽トラの運転席に、見覚えのある人が。
道の駅田切の里の駐車場
やはり思った通り、Yさんだった。何でも運送業の職場に入ったばかりで、軽トラで走りながら色々教えて貰っている最中なんだとか。

 Yさんは南信の中堅企業で取締役を長年務められた方で、65歳を過ぎたのを機に退職され、退職直後には「今まで決められた事ばかりをやってきたので、何でも良いから色々な仕事をしてみたい」と仰っていた。だから「あぁ、中堅どころを長年勤められてたから年金はそこそこあって悠々自適だろうけれど、暇潰しにアルバイトかな」なんて思っていた。
 しかし、Yさん曰く「年金だけじゃ食べていけないから、何が何でも働かないとね。この仕事を始めてまだ2週間だけど、覚える事だらけだよ」と。冗談抜きで年金だけでは生きていけない時代に突入してしまったらしい。
 首相が安部になってから自殺者数増加・企業倒産数増加・赤字国債激増・年金給付下げ率増加など、碌な事が一つも無いけれど、自営業ならともかく、それなりの規模の組織に長年属していたのにもかかわらず、高齢になっても年金だけでは暮らせないなんて、日本はもう滅茶苦茶だよなぁ。\(__;)
 少しだけ立ち話して、再び走り出す。

 相変わらず降り続く雨の中を進む。交通量は少ない。高森町に入ったら、県道226・県道18と進んで渋滞する区間を避ける。
 弁天橋を渡り、県道18を進んで国道153に戻ると、流石に交通量が多い。しかし、阿智村が近づくに連れて交通量はどんどん減って行き、国道256との分岐を過ぎると殆ど単独走行となる。
 標高が上がるに連れて雨脚がどんどん強くなり、周囲が白茶けて見えるようになった。時間雨量にして50mm以上はありそうな勢い、とても走り難い。幸い強い雨は10分ほどで収まって、一安心。道の駅信州平谷に寄って車を停め、降りて少し歩き回り体をほぐす。
道の駅信州平谷
雨だからなのか、土曜の午後なのに車の数はとても少ない。
車の数が少ない
10分ほどで走り出す。

 国道153から国道257に入る。流石に朝の事故の形跡は何もなく、電柱にある傷だけが残っていた。
 交通量はとても少ないけれどノロい車が時々居るので、追い越せる区間に入ったら即刻抜き去る。雨は降り続いているけれど、強い降りではない。
 国道363から県道33に入った辺りで雨が止むものの、相変わらず空は重たい感じのままだ。県道20から県道66に入ると交通量がグッと増え、市街地に近づいたことを実感する。県道69・国道21と進み、朝通ったゴルフ場の合間を抜ける道を進んで再び国道21に戻る。この辺まで来ると交通量は激増、かなり走り難い。
 県道64・県道349・国道41と走って県道64に入ると、犬山駅近くで渋滞。ここの渋滞も慢性的だなぁ。跨線橋で名鉄犬山線を越え、県道183へと進む。その後も雨は降らず、18時に無事自宅へ到着。

 帰宅してから改めてジュリエッタのフロント周りを眺めると、確かに下のリップ部分が少し大きくなった。
交換されたフロントバンパー
近寄ると少しだけ厳つい顔つきになったという感じがするけれど、遠くから見る分には何も変わらない。
 ようやくジュリエッタが戻って来て一安心である。
タグ:事故 修理
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