ギター用ディストーション [音楽]
今日はC-MOSのディジタルICを使ったディストーションをブレッドボードに組んだ。部品点数が少ないし回路も結構簡単で、ボード上に組むのに大して時間はかからなかった。
この回路は「ロッキンf別冊 エフェクター自作&操作術」に掲載されているもので、ボード上に組む都合でピン配置は変えてある。元の回路では、ディジタルICはCD4049またはMC14049が指定されているが、入手できた互換ICのHD14049UBPを使っている。
出てくる音は当然歪んだ「ディストーション」そのものなんだけど、ダイオードで波形を対称的に潰した(所謂普通の)ディストーションとはやや違う感じになる。また、波形を非対称に潰したオーバードライブともかなり違って、もっと歪んでいる。
チューブ(真空管)の特性に似通っているFETの特性に注目し、FETで構成されているC-MOSのICを歪み物エフェクターに流用するというのは現在では珍しくないが、この本が発刊された昭和57年当時はかなり珍しい方式だったようだ。
高抵抗のC-MOS回路故にノイズが乗り易く、ブレッドボードを置いている机の直ぐ脇にある蛍光灯を点けただけで「ビーっ」というノイズが飛び込んでくる。こりゃーライブなんかで使おうと思ったらノイズ対策に苦労しそうだナー。
2009-09-29 20:06
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