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入手 [雑感]

 本日、手元に時計が届いた。独バリゴ(Barigo)社の「No.49 ブラックピーク リストオン・アルチメーター BA-49」である。
IMG_1858S.jpg 到着時は表示が7時間遅れになっていたので「何でぇ?」と思ったが、よくよく考えて見ればドイツとの時差は日本よりも8時間遅れ、恐らく出荷されたであろう夏の期間は7時間遅れになるのは当然だ。出荷されてかなりの期間が経過している筈だが15秒ほどしか狂っていないので、精度はかなり良いようだ。

 気圧計付きの腕時計は長年カシオ製を使い続けてきた。が、カシオが気に入っていたという訳では無く、安月給サラリーマンが手を出せるのは事実上カシオ製しか選択肢が無かった、というショボイ理由だけで使っていたのである。

 初めに購入したのは指針式に気圧計だけが付いてて、会社のオフィス内で時折意味も無く気圧を測ったりしたりもしたが、気圧変化に依る天候の変化などを知るには結構役に立った。
 5年ほどで電池を交換しても気圧計がまともな値を表示しなくり、次は当時新製品として出た初代プロトレック(デジタル表示モデル)に買い換えた。同時期に、普段使っていた目覚まし時計が壊れてしまい日々の目覚ましとしても使っていたので、電池が1年半ほどで無くなった。電池交換の度に2千円ほどかかってしまうので「何とかならんのかなぁ」と思っていた。
 12年ほど使い続けたある日、突然表示が出なくなったので「電池が無くなった?」と思い電池交換しても動かない。「もう寿命か」と諦め、同じシリーズの後継機種を5年ほど使い、更に「電池交換不要」が謳い文句の同じプロトレック「タフソーラー」電波時計モデルを購入した。

 しかし、以前 タフソーラーのウソでも書いたが、太陽電池で得た電力はCTL(Cobalt Titan-Lithium)二次電池に蓄積する構造なので、少なくとも「電池交換不要」は「真っ赤な嘘」である。「交換不要」って言うもんだから、拙者はてっきりEDLC(Electric double-layer capacitor:電気二重層コンデンサ)を使っているんだと思い込んでいたが、まんまとカシオに騙されてしまった。(ーー;)二次電池である以上劣化は避けられず、数年毎に二次電池の交換が必要だ。CTL電池の交換は異様なほど高額なので、「こりゃ駄目だ」と、交換直後に売却した。以後、気圧計の付いた腕時計を探し回っていた。

 プロトレックシリーズはモデルチェンジする度に値が上がるので、初めのうちはSunnto社の腕時計にしようかと考えていたが、如何にせんお値段が高い。「うーん、安くて気圧計が付いてりゃ良いんだけどなー。アラームも付きゃ言うこと無いんけど。コンパス機能は使わないし...」と思いつつ探していたらバリゴ社に行き当たった。
 調べて見ると「No.47S ピークスポーツ」は登山向けで歩行ステップを一定に保つペーサー機能があり、「No.48 アルパイン」はスキーヤー向けでスキー滑降の最大滑降速度を計測する機能がついているらしいと判った。「no.46リストオン・アルチメーターコンパス」はプロトレックと同等の機能を持っているが、プロトレック程ではないものの結構なお値段。
 コンパス機能が無いけどその分安いNo.49に落ち着いた。

 しかし、何故気圧計が必要なのか?
 滅多に使わないといえばその通りなんだが(^^;)、ツーリング先で「標高はどれ位?」と見ることが多いのと、軽登山の時にも標高や気圧を知りたい時があるからだ。単体気圧計なら小型のものが市販されている。でも、バイクや登山では出来るだけ荷物を減らしたいので、時計に内蔵されている方がはるかに有難いのである。

 CDと言い、カメラと言い、今回の時計と言い、何だか自分が使うものはドイツを含むヨーロッパ製ばかりになってきたナー。(笑)
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