こいつらも壊れてる! [電子回路]
以前動かなくなって処分したのと同じメーカのソーラー式スポットライトがもう一つあるのだが、そちらもやはり動かなくなってしまった。こいつも、電池はちゃんと充電されているのに人が近寄っても全く点かない。そこで中を開けて調べることに。
内部は基板が2つに分かれていて、何故か以前処分したものとは回路が全く違うものになっている。
この回路はオペアンプLM324(多分セカンドソース品)を使っていて、太陽電池出力とツェナーダイオード出力電圧を比べて充電か電池駆動の回路を動かすかを決めるらしい。
テスタであちこち測ってみると、どうも赤外線センサの回路がおかしいようだ。このセンサを基板から外して見まわしても型番などの刻印や印刷は一切無いが、外見から焦電型デュアルと思われる。回路定数から逆算して代替可能なセンサを探しても良いのだが、地方のパーツ屋では扱っていないし、通販で取り寄せるとなると送料が馬鹿にならないので、修理するのは止めた。例によって、使えそうな部品だけ取り外す。
LM324は一寸したエフェクター等を造るのに重宝するが、他のトランジスタ等は「まぁ、有っても良いかな」と言う程度。
次は、手回し式のダイナモLEDライトだ。1分位手回しで充電しても直ぐ消えてしまうので、もう内部の電池が駄目になっている。白いシールはルミノーバを使った畜光シールで、暗闇の中でも何処にあるか判り易くする為に貼ってある。
左はホームセンターで安く売られているもの、右は5年ほど前に購入したIDEA製のもの。先ずは安い方から取りかかる。画像でも判ると思うけど、使われているNi-MHは1/4AAAサイズで、3.6V80mAhという規格のもの。単4電池より一回り小さい。地方では見かけないサイズだ。先日名古屋へ出かけた際に探して見つけた電池がこれ。
元の電池の3倍以上の容量だが、サイズの都合でこれしか無かったのだ。発電量は決して多くないので、余りに容量が多いと充電不足となって電池の劣化を早めてしまう可能性もあるが、こまめに充電すれば多分大丈夫だろう。
取り換えた後はこんな感じになるが、元々ライト内部に余裕があるのでちゃんと収まった。
次はIDEA製である。IDEAはデザインに凝ったものが多いが、内部にも拘っているようで、かなりしっかりした造りになっている。電池もそこそこ有名なメーカのものを使っているが、個別生産品らしくて通常の電池とはサイズが違う。用意した電池はこれ。
やや容量が少ないが、サイズの都合でこれしか入手できなかった。単に点灯時間が少し短くなるだけだから、実用上は全く問題無い。
比べて見ると、新しい方は幅は狭いが高さが1mm弱大きい。これをやや強引に押し込んで完成。
なお、このIDEA製は手回し部の回転の軸が折れてしまい、しばらくの間使っていなかった。
その後「プラリペア」という補修材キットを購入したので、それを使って補修。
軸を曲げて接着してしまうと上手く回らなくなってしまうので、3次元で接着する位置を固定しなければならず結構神経を使ったが、なんとかくっついた。
取り外した電池と普通の電池を比べて見る。
電池も小型軽量化がだいぶ進んでいる。
Ni-MHも所詮は電池、内部劣化による交換は避けて通れない。ただ、最近の製品は電池のサイズに統一性が無く、製品によりマチマチで、交換する時にちょうど良いサイズがあるとは限らない。特殊な形状のものは直ぐに生産を終了してしまって入手が難しいので、極力汎用品を使うようにしている。そうすれば、後になっても困ることはまず無いからネ。
内部は基板が2つに分かれていて、何故か以前処分したものとは回路が全く違うものになっている。
この回路はオペアンプLM324(多分セカンドソース品)を使っていて、太陽電池出力とツェナーダイオード出力電圧を比べて充電か電池駆動の回路を動かすかを決めるらしい。
テスタであちこち測ってみると、どうも赤外線センサの回路がおかしいようだ。このセンサを基板から外して見まわしても型番などの刻印や印刷は一切無いが、外見から焦電型デュアルと思われる。回路定数から逆算して代替可能なセンサを探しても良いのだが、地方のパーツ屋では扱っていないし、通販で取り寄せるとなると送料が馬鹿にならないので、修理するのは止めた。例によって、使えそうな部品だけ取り外す。
LM324は一寸したエフェクター等を造るのに重宝するが、他のトランジスタ等は「まぁ、有っても良いかな」と言う程度。
次は、手回し式のダイナモLEDライトだ。1分位手回しで充電しても直ぐ消えてしまうので、もう内部の電池が駄目になっている。白いシールはルミノーバを使った畜光シールで、暗闇の中でも何処にあるか判り易くする為に貼ってある。
左はホームセンターで安く売られているもの、右は5年ほど前に購入したIDEA製のもの。先ずは安い方から取りかかる。画像でも判ると思うけど、使われているNi-MHは1/4AAAサイズで、3.6V80mAhという規格のもの。単4電池より一回り小さい。地方では見かけないサイズだ。先日名古屋へ出かけた際に探して見つけた電池がこれ。
元の電池の3倍以上の容量だが、サイズの都合でこれしか無かったのだ。発電量は決して多くないので、余りに容量が多いと充電不足となって電池の劣化を早めてしまう可能性もあるが、こまめに充電すれば多分大丈夫だろう。
取り換えた後はこんな感じになるが、元々ライト内部に余裕があるのでちゃんと収まった。
次はIDEA製である。IDEAはデザインに凝ったものが多いが、内部にも拘っているようで、かなりしっかりした造りになっている。電池もそこそこ有名なメーカのものを使っているが、個別生産品らしくて通常の電池とはサイズが違う。用意した電池はこれ。
やや容量が少ないが、サイズの都合でこれしか入手できなかった。単に点灯時間が少し短くなるだけだから、実用上は全く問題無い。
比べて見ると、新しい方は幅は狭いが高さが1mm弱大きい。これをやや強引に押し込んで完成。
なお、このIDEA製は手回し部の回転の軸が折れてしまい、しばらくの間使っていなかった。
その後「プラリペア」という補修材キットを購入したので、それを使って補修。
軸を曲げて接着してしまうと上手く回らなくなってしまうので、3次元で接着する位置を固定しなければならず結構神経を使ったが、なんとかくっついた。
取り外した電池と普通の電池を比べて見る。
電池も小型軽量化がだいぶ進んでいる。
Ni-MHも所詮は電池、内部劣化による交換は避けて通れない。ただ、最近の製品は電池のサイズに統一性が無く、製品によりマチマチで、交換する時にちょうど良いサイズがあるとは限らない。特殊な形状のものは直ぐに生産を終了してしまって入手が難しいので、極力汎用品を使うようにしている。そうすれば、後になっても困ることはまず無いからネ。
2010-09-07 17:42
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