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防湿庫の代わり [カメラ]

 フィルムカメラによる風景撮影を趣味とするようになって徐々にカメラ機材が増えてしまい、当時収納場所としていた小振りの本棚に収まらなくなった為、10年以上前に東洋リビングのオートドライED-123Sというやや大きな防湿庫を購入し、現在も使っている。
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この防湿庫の容量は121リットルで、扉が上下2段に分かれているタイプである。
 一時期は鮨詰めにしても全て入るかどうかというほど機材が多かったが、経済的な理由やその他色々考えるところもあって使用頻度の低い機材を手放したので、現在はその容量をやや持て余している。それに、豆電球程度とはいえ24時間電気を消費しているので、「少ない機材には少々勿体無いかなぁ」と感じていた。

 先日、ネット上でフィルム整理用品を調べていた時にドライボックスのページを見かけ、「防湿庫でなくても収まるのなら、そっちでも良いのでは?」と思い、機材のサイズを測って検討する。今ある機材は、35mmのコンタックスとローライ、中判のハッセルブラッド・ローライ・フジフィルム、大判のタチハラといったところである。
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機材が最も多かった時期に比べると十分の一程度...ありゃ?画像にゴールドのT2が入ってない。うっかりしてて入れるのを忘れたナ。[がく~(落胆した顔)]
 一般的なドライボックスの中で大きいのはナカバヤシのキャパティ・ドライボックスDB-27Lで、その容量は型番の通り27リットルである。大判本体やシートフィルムホルダーはドライボックスに入れる必要は無いが、それ以外の機材はそれこそ鮨詰めにすれば何とか全てが入りそう。しかし、それでは出し入れが非常に不便になってしまう。そこで、使用頻度の高いハッセル一式は別のボックスを用意することにして、DB-27Lを自宅近くのキタムラで購入する。
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序に、今週末にある「わの会」撮影会用に2Bフィルムも購入した。

 早速機材を入れてみる。大判レンズはボードが場所を取るので、スポンジで台を作って立てて置けるようにした。
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とりあえず一通り並べただけでもう一杯になっているものの、入れ方を工夫すればまだ中判カメラ程度は入りそうな感じである。
 このドライボックスは乾燥剤を中に入れて密封することで湿度を低く保つ構造なので、晴れた湿気の少ない日に機材を出し入れする方が良さそうだ。

 防湿庫は大きくて場所を取るのと、機材を詰め込むと重くなって床に負担を掛けてしまいそうなのがずーっと気になっていた。これで防湿庫でなくても機材を収納できる目処が立ったので、そのうちにハッセル用のボックスも購入しようと思う。




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