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レンズボード・サポーターの作成 [カメラ]

 以前はカメラ機材を収納するのに防湿庫を大小2個も使っていたが、機材整理を続けたお陰で少し大きめの防湿ケース(ドライボックス)に全てが収まるようになった。
 しかし、大判カメラ用のレンズは約10cm四方のレンズボードが付いている為、そのままではレンズキャップをして平らに置く他ない。が、それでは場所を取るので、手元にあったスポンジで立てる台を作って使っていた。
硬質スポンジでレンズボードを支える
これでも防湿ケースに入れた時の面積は随分と節約できたけれど、レンズボードの上の空間が使えず勿体無い気がしていた。
防湿ケースに入れた状態(前)
「レンズボードを縦に重ねて置けるようにすれば良いのでは?」と考え、まずは厚紙で試作してみることに。

 材料は、ポジフィルムが現像から上がって来た時に入っているスリーブ入れ。厚紙で出来ているので適度な硬さがある。
富士フィルムの厚紙製スリーブ入れ
レンズ本体の厚みよりも少し大目の幅に切る。
富士フィルムの厚紙製スリーブ入れを細長くカットする
一辺がレンズボードよりも僅かに小さくなるように折る。
細長くカットしたら、折り目を入れる
互い違いに差し込む為の切れ込みを入れる。この時、単に定規で測っただけでは紙の厚み分だけずれてしまうので、実際に折り曲げた状態で位置合わせする。
折り目を入れたら切れ込みを入れる
切れ込みに沿って互いに差し込めば完成である。
互い違いに差し込んで完成させる
試しにレンズを載せてみたが、ぐらついたりせず、案外しっかりしている。
レンズを載せてみたがぐらつきは無い
同じ物を更に2つ作った。
レンズボードを3つ重ねても大丈夫
上に2つ重ねるとかなりの重さになるけれど、それなりにしっかりしていて問題無し。
 早速防湿ケースに入れる。
防湿ケースに入れた状態(後)
蓋スレスレの高さになり、横の幅が減ったのでレンズ1本を入れられるようになった。試作の積りだったけれど、十分実用になるのでこのまま使うことにする。(笑)

 現在使っている防湿ケースはナカバヤシの「キャパティ ドライボックス27Lグレー 」(DB-27L-N)。この製品には、他に白色がある。
ナカバヤシ・キャパティドライボックス27Lグレー・DB-27L-N
今は、大判カメラ本体を除いた全ての撮影機材がこのボックスに収まっている。定期的にシリカゲルを交換する必要があるけれど、電源は要らないし、置く場所も自由に変えられるのでとても都合が良い。

 これで防湿ケース内に少し余裕が出来て取り出し易くなった。材料費もタダだし、十分満足である。(笑)








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コメント 2

みうさぎ

万事解決だねっ(^◇^)

by みうさぎ (2013-09-20 14:16) 

Rifle

みうさぎ さん

ハイ、防湿ケースが少しスッキリしました。(^^ )v
by Rifle (2013-09-20 15:12) 

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