SSブログ

気を失った新年会(その2) [カメラ]

前回からの続き)

 「あれ?さっき浴室から出た筈なのに、この建物は何だ?」と思ったら、ふいに「大丈夫ですか?」という声がして目が覚めた。夢を見ていたのだ。
 目を覚ますと、いつの間にか床に横たわっていた。Gさんが「大丈夫?」と拙者の顔を覗き込むのが見える。「えっ?いつの間に寝たんだ???」と思いながら「大丈夫です」と立ち上がると、まだ気分は悪いものの、さっきのような極端な悪さは無くなっている。Gさんによると「ドスンという音が聞こえたので何かと思って音のした方へ行ったら(拙者が)倒れていた」そうだ。しゃがもうとした瞬間に意識を失って倒れたらしい。
# 本人には全然自覚が無いんですけどね...A(^^;
Gさんから「頭を打たなかった?大丈夫??」と聞かれたけれど、自覚症状が無い。起き上がった直後は何となく左後頭部が痛いような気がしたけれど、倒れた時に打ったらしい左肩とお尻の左側が痛いという程度で、それ以外は至って普通。勿論その後も普通である。うーん、何で倒れたんだろう?
帰宅してから調べたら、「浴槽を出た事で水圧が急激に無くなって下半身に血液が集まり、脳内の血液が不足して意識を失う。倒れると自然に血流が戻るので急速に意識を回復する」という説明がネット上のあちこちに出ていた。症状が同じだし、普段問題が無ければ心配はしなくても良いらしい。

ペットボトルの冷えた水を飲んだら気分の悪さも徐々にも無くなっていったので、そのまま3人で館内を歩き回る。見学は自由だが、一階フロア以外の利用は室内着を着ている人でなければ駄目なのだそう。室内着は岩盤スパの料金を払った人だけに貸し出されるんだそうな。
 商業施設だけに暖房はしっかりしているけれど、エアコンが中心みたいで頭ばかりが暑く感じられる。通路は床暖房しているみたいだったけれど、場所によっては「わっ、冷たっ!」と思わず足を引っ込める場所もあった。
 13時をだいぶ過ぎたので「昼食をどうします?」という話になったが、館内は何処も満員なので、施設を出て蕎麦屋などを探す事になった。

 国道41を北上しながらGさんがカーナビに付随したサービスだというコンシュルジュナントカというのを使って近くにある蕎麦屋を探す。これはナビでコールセンターを呼び出してお店や場所などを質問すると、携帯電話に返事が来るというサービスらしくて、そのまま次の目的地のジャズ喫茶へ進みながら返事を待つ。すると、ジャズ喫茶の近くまで来てから「今の時間帯でも営業している蕎麦屋が可児駅近くにあります」と言う返事が来た。駅だとかなり戻らねばならないので、先にジャズ喫茶「ヤードバード」へ行く事に。
可児市のジャズ喫茶・ヤードバード
建物が新しいので、出来てから余り時間が経っていないようだった。
 JBLとマッキントッシュという有り勝ちな構成で、しかも結構な音量で鳴らしている。正直言って「こんな音しか出せんの?」という印象しか湧いてこなかった。具体的には、60Hzから80Hz辺りが膨らんだような曖昧な感じで、高音にもキレが無く、中音域ばかりが目立つ。音源がアナログレコードなので高音には多少目を瞑る必要はあるのかも知れないけれど、「それにしても、もうちっと何とかならん?」と思ってしまった。
 帰宅後にWebサイトを見たら、オタイオーディオがアドバイザーをやっているらしい。オタイオーディオは北名古屋市にあるお店で何度か行った事があるけれど、どういうアドバイスをしたんだろう?ひょっとしたら、未だセッティング中なのかも知れない。ちなみに、アイスコーヒーはとても美味しかった。
 このお店でKさんのお知り合いで社長をなさっているというFさんと合流、大音量で話が出来ないので、Fさんオススメのお店に移動する。

 Fさんの車に付いて10分ほど走り、15時頃に中央道虎渓山PA近くにあるケーキ店(喫茶店)「バーム・ド・フォレスト」に到着。
# デジカメの調子がおかしくて、建物の外観は撮影できず...
入口は看板しかなくて「あれ?建物は?」と思ったら、砂利の駐車場を奥まで進んだ所にあった。入口はケーキ屋さん、奥が喫茶店という感じの造りになっている。
 予めケーキを選んでから喫茶の方へ案内され、ほどなくケーキとドリンクが運ばれてきた。
土岐市:バーム・ド・フォレストのケーキセット
昼食を食べていないとはいえ、喫茶・百万ドルのモーニングの量が多かった事もあって、お腹は全く空いていない。「こりゃぁ折角のケーキを食べても美味しくないかなー」と思いながら食べると...おぉっ、美味しい!空腹の時だったらもっと美味しいに違いない。(笑)
 ここで1時間ほど談笑してからお開きとなる。席を立ってレジの方へ行ったら、さっとFさんがレジに進み出て全額を支払った。要するに「奢って貰っちゃった」のである。
# Fさん、有難ふ御座ゐました。m(_"_)m
当初の予定ではもう一箇所銭湯へ行く筈だったけれど、16時をだいぶ過ぎているので、お店の駐車場でそのまま解散となった。KさんはFさんの車で近くの駅まで送って貰い、拙者はGさんの車に乗り込んだ。

 南側に中央道が見えている。Gさんが「高速道で帰りましょう」とナビを設定し、案内通りに進む...あれれっ、何処行くの?
 ナビは多治見ICに接続する交差点の一つ前で右折を指示している。そのまま真っ直ぐ行けば、直ぐICに入れる筈だけど?ナビに従って進むと、ICを大きく迂回して西坂町を通り、国道248に入ってからICへという道案内だった。どうやら、ナビはICに繋がる交差点では右折できないと考えて迂回路を走らせたようだ。Gさんが「このナビは何故か大回りの道ばかりを案内するんです」と仰っていたが、本当にその通りだ。レクサスブランドのナビってこんな程度なのかと少々呆れてしまった。

 多治見ICから中央道に入るとGさんが「80km/h程度に抑えないと怖い感じがする」と仰るではないか。そこで、わざと100km/h一定で走って貰うと、路面はさほど荒れている訳では無いのに車体全体が常に小刻みに揺すられる。なるほど、こんな状態では不安定で速度を落としたくなっても当然だろう。
 スプリングの固さを変えるには恐らく交換が必要だろうから、今の状態で調整するとなるとダンパーの減衰率を上げるのが単純で確実に変化を感じられると思うけれど、レクサスの店舗でそういう整備が出来るのかどうかは分からない。それにしてもレクサスってこんな程度?正直、がっかりである。海外では好調でも国内は悪化の一途というのも分かるような気がする。

 小牧東ICで降りて尾張パークウェイ・国道21などを走って17時半近くにGさんの医院に到着する。少し医院にお邪魔して、現在調整中というオーディオセットの音を聞かせて貰った。チャンネルディバイダーを淹れてセッティングされているそうだが、とても良い感じに仕上がっている。後は部屋の大きさに合わせた微調整をすればほぼ完成という感じである。
 18時近くにお暇するが、車に乗り込む前にお土産を戴いた。
# Gさん、有難ふ御座ゐました。m(_"_)m
夕方の混雑が始まっていたが、平日よりも交通量は少なく、18時半にスンナリと帰宅。何だか色々な事があったけれど、無事帰ってこられた。

 帰宅後に調べたら、湯の華温泉は知多にある魚太郎と同じ系列の経営と判った。お客に金を出させようとする演出は、確かに同じだなぁ。
 Kさんが事前に用意していた券は「温泉スパ+岩盤スパ」で、湯の華温泉のWebサイトにある料金表に依れば土日祝日の金額は大人一人1700円となっている。GさんもKさんも「一日遊べる」と仰っていたが、確かに一日過ごそうと思えば過ごせるだけの設備はあるように見える。
# 拙者はご遠慮申し上げるが...
しかし、拙者一人がオフロードバイクで出かけるツーリングだと、昼食とガソリン代で千円も使わない。だから、どうしても割高に感じられてしまう。貧乏が身に染み付いてるから、仕方ないよねぇ。

(完)
nice!(18)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 18

コメント 2

たくや

冬場にこんな症状がでるのかな?
by たくや (2014-01-22 22:21) 

Rifle

たくや さん

首まで浸かるジェットバスから出た時、体温が上がっている上に急激に水圧が無くなって下半身に血液が広がったからだと思います。(^^;)
by Rifle (2014-01-22 22:58) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました