Windows10にアップグレード [雑感]
何かにつけて「アップグレードしろよなー」と文句を付けてくる非常に鬱陶しいアイコンが、昨年の夏からパソコンの画面右下に居座り続けている。
Windows10への無償アップグレードが7/26に迫ってきているし、「期限直前だとアップグレードする人が多くて収拾がつかなくなるかも知れない」と思い、止むを得ず早めにアップグレードすることに。
OSのアップグレードだけならデータをバックアップする必要は無いが、20年以上のシステムエンジニアとしての経験からMicrosoftを信用するなんて事は無いので、データ全てをUSBメモリにバックアップする。
データといっても、メールの他は在庫しているトランジスタやICのデータシート、年賀状用の住所録、オークション等の取引記録など、文字情報ばかりだ。だから、「大した容量は無いハズ」と思いながらバックアップし始めると、全部の容量が「25GB」と表示されるではないか。「えーっ、何でそんなに?」と一瞬焦って調べてみると、デジカメで撮影した画像データが容量の大半を占めることが判明、「何だぁ、そんなことかい」。
バックアップ作業に掛かった時間は47分一寸。容量が大きいのでUSB3.0対応のUSBメモリでも結構時間が掛かった。
バックアップが完了したらアップグレードに取り掛かる。例の鬱陶しいアップグレードアイコンをクリックすると画面が表示される。
「今すぐアップグレード」をクリックすると、Windows10のダウンロード画面になる。
ダウンロードする容量は「2896.7MB」という膨大な量だ。
日曜の13時半少し前に作業したので、深夜のように高いスループットという訳には行かず、回線使用率は高くても20%に届くかどうかという程度だった。
ダウンロード完了まで10分ほど掛かった。
# これがISDN回線だったら、何日かかるのかねぇ?
ダウンロードが終わったら直ぐインストールかと思ったら、「準備してます」という画面が出てディスクがアクセスしっ放しになる。
この画面の状態が10分ほど続いた後にようやく「それでは、アップグレードを開始します」という画面になるが、その画面は撮影し損ねた。(汗)
その画面で「同意する」をクリックすると「アップグレードをインストールできます」という画面になるが、この画面も撮影し損ねた。(汗)
「今すぐアップグレード開始」をクリックすると、Windows10へのアップグレードが始まる。途中で、数回シャットダウンしたりするが、何も操作せずに待っていればよい。
アップグレード中はそっけない画面だ。
画面上では数字が徐々に上がっていくけれど、必ずしもスムーズに上昇する訳ではない。
50%になるまでは時間が掛かるが、それ以降は案外進むのが早い。
アップグレードを開始してから23分一寸で「Windows10へようこそ!」の画面が出る。
直ぐにWindows10の画面が出るのかと思ったら、何やら説明書きが表示された。
Microsoftの製品は基本的に指定通りの設定で作業を進めないと後々トラブルになることが多いので、ここは素直に「簡単設定」をクリックして進める。すると「Cortana」なる単語が初めて出てくるが、一応説明がある。
Windows10で新たに追加されたアシスタント機能らしい。そんなのは使わないけど、Microsoftの想定通りに進めないと後々支障が出かねないのでそのまま「Cortanaを使う」をクリックすると「新しいWindows用の新しいアプリ」の表示になる。
いきなり「アプリ」って出てくるけれど、その説明が何も無い。まぁMicrosoft製品にはよくある話だ。「次へ」をクリックすると、画面がしばらく無表情になる。
「これで使えるようになるのか?」と思ったら、こんな画面が表示されて一気に力が抜けた。
「何時になったら使えるんだ?」と少々イライラしながら待つと、次はこんな画面が表示された。
「一体どういう積りだ?」と呆れながら待つと、やっとこさWindows10の画面が表示された。
アップグレードを開始してからこの画面が出るまで約1時間掛かった。
今回アップグレードしたパソコンはLenovo(レノボ)のX220で、CPUはi7、メモリは8GB、ディスクはSSD126GBだから、一般的な家庭向けパソコンよりも性能はかなり高い。それでもこれだけの時間が掛かるのだから、普及価格帯のパソコンだともっと時間が掛かるだろうなぁ。
画面を見てまず気が付くのが、画面下にある意味不明なアイコンである。
ショッピングバッグのようなものは「ストア」らしいが、こんなものは不要だ。
Cortanaも左下に常時表示されている。
これも不要。
Windowsのマークを押すとメニューが出てくる。
Windows8.1の画面そのままらしいが、どうにも使い難い。
キャノンPowershot G7XをUSB接続して画像を取り込もうとしたら、Windows7では問題無く動いていた取り込みソフト(Camera Window DC8)が動かない。設定を変えて動かそうとしたが、どこを探しても設定する項目が無い。
キャノンのサイトを見ると「OS標準のドライバで画像取り込みできた」としか書かれていないところを見ると、どうやら現時点ではWindows10標準の機能を使うか、接続時に一々取り込みソフトを動かすかしないとダメらしい。
一通り動かしてみて気が付いたのは、Windows10で言う「アプリ」(要するにインストールしたプログラム)の起動はかなり時間が掛かる事だ。Windows7ではすんなり動いたものが、Windows10では「あれ?動かないの?」と思ってしまうほどの時間が経ってから画面が出てくる。いったん動いてしまえばWindows7の時とほぼ変わらない。この動作を見る限りでは、UNIXで言うmalloc()の処理に問題がありそう。
まだアップグレードして間もないから仕方ないのかも知れないが、Microsoftのユーザインタフェイスの一貫性の無さは相変わらずで、とにかく「使い難い!」の一言だ。NextStepの爪の垢を煎じて飲む位のことはして欲しいよねぇ。(汗)
Windows10への無償アップグレードが7/26に迫ってきているし、「期限直前だとアップグレードする人が多くて収拾がつかなくなるかも知れない」と思い、止むを得ず早めにアップグレードすることに。
OSのアップグレードだけならデータをバックアップする必要は無いが、20年以上のシステムエンジニアとしての経験からMicrosoftを信用するなんて事は無いので、データ全てをUSBメモリにバックアップする。
データといっても、メールの他は在庫しているトランジスタやICのデータシート、年賀状用の住所録、オークション等の取引記録など、文字情報ばかりだ。だから、「大した容量は無いハズ」と思いながらバックアップし始めると、全部の容量が「25GB」と表示されるではないか。「えーっ、何でそんなに?」と一瞬焦って調べてみると、デジカメで撮影した画像データが容量の大半を占めることが判明、「何だぁ、そんなことかい」。
バックアップ作業に掛かった時間は47分一寸。容量が大きいのでUSB3.0対応のUSBメモリでも結構時間が掛かった。
バックアップが完了したらアップグレードに取り掛かる。例の鬱陶しいアップグレードアイコンをクリックすると画面が表示される。
「今すぐアップグレード」をクリックすると、Windows10のダウンロード画面になる。
ダウンロードする容量は「2896.7MB」という膨大な量だ。
日曜の13時半少し前に作業したので、深夜のように高いスループットという訳には行かず、回線使用率は高くても20%に届くかどうかという程度だった。
ダウンロード完了まで10分ほど掛かった。
# これがISDN回線だったら、何日かかるのかねぇ?
ダウンロードが終わったら直ぐインストールかと思ったら、「準備してます」という画面が出てディスクがアクセスしっ放しになる。
この画面の状態が10分ほど続いた後にようやく「それでは、アップグレードを開始します」という画面になるが、その画面は撮影し損ねた。(汗)
その画面で「同意する」をクリックすると「アップグレードをインストールできます」という画面になるが、この画面も撮影し損ねた。(汗)
「今すぐアップグレード開始」をクリックすると、Windows10へのアップグレードが始まる。途中で、数回シャットダウンしたりするが、何も操作せずに待っていればよい。
アップグレード中はそっけない画面だ。
画面上では数字が徐々に上がっていくけれど、必ずしもスムーズに上昇する訳ではない。
50%になるまでは時間が掛かるが、それ以降は案外進むのが早い。
アップグレードを開始してから23分一寸で「Windows10へようこそ!」の画面が出る。
直ぐにWindows10の画面が出るのかと思ったら、何やら説明書きが表示された。
Microsoftの製品は基本的に指定通りの設定で作業を進めないと後々トラブルになることが多いので、ここは素直に「簡単設定」をクリックして進める。すると「Cortana」なる単語が初めて出てくるが、一応説明がある。
Windows10で新たに追加されたアシスタント機能らしい。そんなのは使わないけど、Microsoftの想定通りに進めないと後々支障が出かねないのでそのまま「Cortanaを使う」をクリックすると「新しいWindows用の新しいアプリ」の表示になる。
いきなり「アプリ」って出てくるけれど、その説明が何も無い。まぁMicrosoft製品にはよくある話だ。「次へ」をクリックすると、画面がしばらく無表情になる。
「これで使えるようになるのか?」と思ったら、こんな画面が表示されて一気に力が抜けた。
「何時になったら使えるんだ?」と少々イライラしながら待つと、次はこんな画面が表示された。
「一体どういう積りだ?」と呆れながら待つと、やっとこさWindows10の画面が表示された。
アップグレードを開始してからこの画面が出るまで約1時間掛かった。
今回アップグレードしたパソコンはLenovo(レノボ)のX220で、CPUはi7、メモリは8GB、ディスクはSSD126GBだから、一般的な家庭向けパソコンよりも性能はかなり高い。それでもこれだけの時間が掛かるのだから、普及価格帯のパソコンだともっと時間が掛かるだろうなぁ。
画面を見てまず気が付くのが、画面下にある意味不明なアイコンである。
ショッピングバッグのようなものは「ストア」らしいが、こんなものは不要だ。
Cortanaも左下に常時表示されている。
これも不要。
Windowsのマークを押すとメニューが出てくる。
Windows8.1の画面そのままらしいが、どうにも使い難い。
キャノンPowershot G7XをUSB接続して画像を取り込もうとしたら、Windows7では問題無く動いていた取り込みソフト(Camera Window DC8)が動かない。設定を変えて動かそうとしたが、どこを探しても設定する項目が無い。
キャノンのサイトを見ると「OS標準のドライバで画像取り込みできた」としか書かれていないところを見ると、どうやら現時点ではWindows10標準の機能を使うか、接続時に一々取り込みソフトを動かすかしないとダメらしい。
一通り動かしてみて気が付いたのは、Windows10で言う「アプリ」(要するにインストールしたプログラム)の起動はかなり時間が掛かる事だ。Windows7ではすんなり動いたものが、Windows10では「あれ?動かないの?」と思ってしまうほどの時間が経ってから画面が出てくる。いったん動いてしまえばWindows7の時とほぼ変わらない。この動作を見る限りでは、UNIXで言うmalloc()の処理に問題がありそう。
まだアップグレードして間もないから仕方ないのかも知れないが、Microsoftのユーザインタフェイスの一貫性の無さは相変わらずで、とにかく「使い難い!」の一言だ。NextStepの爪の垢を煎じて飲む位のことはして欲しいよねぇ。(汗)
おお、逝きましたね。私はノートPCだけ10にしました。
その後デスクトップもアップグレードしたんですが、10にした後でフォトショップが使えないことが分かり、あわてて元の7に戻しました。デスクトップPCではしょっちゅう写真を加工するので、フォトショが使えないのは致命的です。
7/26までにはどうにかして、なんらかの画象処理アプリを見つけます。
by たま (2016-05-30 15:51)
こんばんは!
同じような感想を持っていました。
今回、ブログ記事を拝見して大変参考に
なりました、ありがとうございました。
うちはADSL12Mで回線不安定、とても受信しきれない
量です。 このまま8.1で行きます。
by Take-Zee (2016-05-30 20:06)
たまさん
PhotoShopは10に対応してないんですね。
拙者は昔っからGIMP派なので、そうとは知りませんでした。
Take-Zeeさん
ADSL回線だと、ダウンロードを0時以降などの比較的空いてる時間にやらないと大変かも知れませんね。
まぁWindows10にしなければならない理由がなければ、現状のまま使い続けるのも良い選択肢だと思います。
by Rifle (2016-05-30 21:06)
僕は、Windows7のまま使おうと思っています。
ところが勝手にアップグレードしようとパソ子が動き出します。
今なんとかアップグレードしないように設定したところです^^;
by てんてん (2016-05-30 22:17)
てんてんさん
物は試しとアップグレードしてみましたが、OSはやはりやや不安定です。
使い慣れるまではとりあえずこのまま使おうとは思いますが、ひょっとしたらWindows7に戻すかも。
by Rifle (2016-05-31 07:07)