KL250Rの修理(その11:トリップメーターの照明とウインカーランプ) [バイク]
(前回からの続き)
メーター照明は遮光板も外したとは言え、ウェッジ球をLED電球に替えても大して明るくなるとは思えない。というのは、LEDは光の直進性が強く、電球のように周囲に光が広がらないからだ。広角拡散タイプもあるけれど、どれもお値段が高い。「うーん、どうすっべかなー??」と散々考えて発注したのが、これ。
防水タイプのLEDテープ(裏面に両面テープ付)である。長さは50㎝、消費電流は0.6A(アンペア)で、計算してみたらLED1個に対して10mAとなった。
高輝度タイプなのか消費電流がかなり大きい。しかも、点灯しているとテープ全体が段々熱くなり、温度に比例して電流も増える。
このテープはマークの位置で切り離せるようになっている。マークは2.5㎝毎にある。
LEDテープと12V1.7Wのウェッジ球を12Vで点けると、こんな感じ。
W(ワット)数が違うから当然だけれど、光量の差は歴然だ。
何時でも元に戻せるようにメーター側には一切手を加えず、LEDテープ側にウェッジ球と同じT10ソケットを取り付ける。このT10ソケットは何かの部品におまけで付いてきた物。
念の為に、半田付けした部分をグルー(ホットメルト接着剤)で防水しておく。
出来上がったLEDテープをメーター内側に張り付け、浮き上がってこないように半日ほど固定しておいた。
裏面の両面テープは接着力があまり高くないようで、何度接着し直しても角度のきつい部分は浮いてきてしまう。どうせLEDテープ自体の熱でも剥がれるだろうから、深追いせずにLEDテープの長さを調整してカットした。
スピードメーター側は下側にもLEDテープを回り込ませて、トリップメーターを照らすようにした。
余ったのは15㎝。
余った部分も配線すれば普通に使える。メーターブロックに貼ったのは35㎝だから、消費電力は5Wほどになる。ウェッジ球の時は合計で8.5Wだから、少し節電になった。
メーター組み立ての際に、速度警告灯の基板とウェッジ球を取り払った。ソケットや配線の穴に水分が入り込むと問題を起こしかねないので、穴はグルーで、ソケットは養生テープで軽く防水しておく。
ついでに、縦配列で見辛かったウインカーインジケータのLEDの位置を変えて、位置が左右になるようにした。
あとは元通り車体に取り付ければOKである。
以前子供から指摘されていたウインカーが見難い件は、とりあえずリアだけ元のウインカーに戻した。
フロントのウインカーは折れているので、当分はそのまま使い続ける。
実は、折れたウインカーはボンドで一度接着していた。
ところが、2日放置して「もう良いだろう」と触ったら「ポロっ」と剥がれてしまった。接着の仕方が甘かったらしい。(汗)
ついでに内部を見たら、電極が錆びていた。
よくもまぁこんな状態で点灯していたもんだ。(汗)マイナスドライバーやサンドペーパーで錆を軽く落とす。
「しかし、何で錆びたんだろう??」よく見ると、ネジ穴に亀裂が入っているではないか。
この亀裂から少しずつ外から水分が入って錆びたようだ。このままでは拙いので、ボンドを流し込んで接着する。
数日間放置して接着剤を完全に硬化させてから車体に取り付けてみる予定である。
ウインカーリレーはLED用に交換してあるけれど、元に戻したリアウインカーはG18(BA15S)。そこで、G18ソケットのLEDバルブ(12V3.5W)を取り寄せた。
12Vで点けてみると、LEDの方(画像右側)が僅かに暗いけれど、実用上は問題無さそう。
ウインカーバルブを調べたら、何故か23Wと27Wが混在していた。
数Wの違いでも明るさは変わってくるけれど、恐らくあり合わせのバルブを使ったんだろう。
フロントのウインカーがまだそのままではあるものの、問題となる部分の修理は完了した。左グリップの接点は今のところ不具合は出ていないので、まだ未着手のまま。でも、いつかは作業しなきゃ、ね...。(汗)
(続く)
メーター照明は遮光板も外したとは言え、ウェッジ球をLED電球に替えても大して明るくなるとは思えない。というのは、LEDは光の直進性が強く、電球のように周囲に光が広がらないからだ。広角拡散タイプもあるけれど、どれもお値段が高い。「うーん、どうすっべかなー??」と散々考えて発注したのが、これ。
【1本入り】 高密度(120LED/m) 12V 防水 LED テープライト 1チップ 50cm (白ベース) 発光色:白色
- 出版社/メーカー: kaito
- メディア: ホーム&キッチン
防水タイプのLEDテープ(裏面に両面テープ付)である。長さは50㎝、消費電流は0.6A(アンペア)で、計算してみたらLED1個に対して10mAとなった。
高輝度タイプなのか消費電流がかなり大きい。しかも、点灯しているとテープ全体が段々熱くなり、温度に比例して電流も増える。
このテープはマークの位置で切り離せるようになっている。マークは2.5㎝毎にある。
LEDテープと12V1.7Wのウェッジ球を12Vで点けると、こんな感じ。
W(ワット)数が違うから当然だけれど、光量の差は歴然だ。
何時でも元に戻せるようにメーター側には一切手を加えず、LEDテープ側にウェッジ球と同じT10ソケットを取り付ける。このT10ソケットは何かの部品におまけで付いてきた物。
念の為に、半田付けした部分をグルー(ホットメルト接着剤)で防水しておく。
出来上がったLEDテープをメーター内側に張り付け、浮き上がってこないように半日ほど固定しておいた。
裏面の両面テープは接着力があまり高くないようで、何度接着し直しても角度のきつい部分は浮いてきてしまう。どうせLEDテープ自体の熱でも剥がれるだろうから、深追いせずにLEDテープの長さを調整してカットした。
スピードメーター側は下側にもLEDテープを回り込ませて、トリップメーターを照らすようにした。
余ったのは15㎝。
余った部分も配線すれば普通に使える。メーターブロックに貼ったのは35㎝だから、消費電力は5Wほどになる。ウェッジ球の時は合計で8.5Wだから、少し節電になった。
メーター組み立ての際に、速度警告灯の基板とウェッジ球を取り払った。ソケットや配線の穴に水分が入り込むと問題を起こしかねないので、穴はグルーで、ソケットは養生テープで軽く防水しておく。
ついでに、縦配列で見辛かったウインカーインジケータのLEDの位置を変えて、位置が左右になるようにした。
あとは元通り車体に取り付ければOKである。
以前子供から指摘されていたウインカーが見難い件は、とりあえずリアだけ元のウインカーに戻した。
フロントのウインカーは折れているので、当分はそのまま使い続ける。
実は、折れたウインカーはボンドで一度接着していた。
ところが、2日放置して「もう良いだろう」と触ったら「ポロっ」と剥がれてしまった。接着の仕方が甘かったらしい。(汗)
ついでに内部を見たら、電極が錆びていた。
よくもまぁこんな状態で点灯していたもんだ。(汗)マイナスドライバーやサンドペーパーで錆を軽く落とす。
「しかし、何で錆びたんだろう??」よく見ると、ネジ穴に亀裂が入っているではないか。
この亀裂から少しずつ外から水分が入って錆びたようだ。このままでは拙いので、ボンドを流し込んで接着する。
数日間放置して接着剤を完全に硬化させてから車体に取り付けてみる予定である。
ウインカーリレーはLED用に交換してあるけれど、元に戻したリアウインカーはG18(BA15S)。そこで、G18ソケットのLEDバルブ(12V3.5W)を取り寄せた。
12Vで点けてみると、LEDの方(画像右側)が僅かに暗いけれど、実用上は問題無さそう。
ウインカーバルブを調べたら、何故か23Wと27Wが混在していた。
数Wの違いでも明るさは変わってくるけれど、恐らくあり合わせのバルブを使ったんだろう。
フロントのウインカーがまだそのままではあるものの、問題となる部分の修理は完了した。左グリップの接点は今のところ不具合は出ていないので、まだ未着手のまま。でも、いつかは作業しなきゃ、ね...。(汗)
(続く)
LEDの明るさ目に優しいと思います
沢山いじくり直しあって楽しいね
(*≧∀≦*)
完全に修理出来るまでお付き合い致しますので
(笑)
by みうさぎ (2018-05-31 18:48)
みうさぎさん
ハイ、昭和のバイクだけあって、あちこち色々ありましたけど
もう一寸続きそうです。(笑)
by Rifle (2018-05-31 20:31)