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古い扇風機の再々修理(その1) [電子回路]

 古い扇風機は、また調子が悪くなった。
調子の悪くなった扇風機
ある日突然首を振らなくなってしまったのである。分解しながらチェックしたら、首を振らせるワイヤーが外れていた。
ワイヤーが外れている
念の為にギア内部を開けて見たけれど、問題無さそう。
ギア内部は良さそうだ
ワイヤーが繋がっていた部品を取り外す。
ワイヤーが繋がっていた部品
Eクリップを外して確認したら、ハンダ付けで留めてあったワイヤーが外れたようだ。
ワイヤーが外れている
「ハンダ付けし直せば良いか」と思いながらハンダ付けす...ゲッ!付かないじゃん。
ハンダが付かない
どうやら板金用ハンダが使われているようだ。
 自宅には板金用ハンダは無いので、どこかで調達してからでないと作業できない。しかし、首を振らないだけで慌てなくても良さそう。まーぁ、そのうちに何とかしましょ。(汗)

 ところが数日後、今度は弱風(3)を押しても動かなくなってしまった。これは、以前修理した時と同じ症状だ。強風(1)・中風(2)は普通なのに、弱風(3)だとやっぱり動かない。原因は接点の接触不良と考えられるので、スイッチ部を分解する。
分解中
スイッチを取り出す。
取り出したスイッチ部
ネジ2本を外すとバラバラになる。
分解したところ
やはり接点が汚れて導通しなくなっていた。右端の接点だけNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いてあるので、その違いが良く分かると思う。
右端の接点だけを磨いたところ
接点全てを磨いておく。
 組み立てる時、弱風の接点(一番手前にある接点)だけ少し上に向いているのに気が付いた。一番よく使うので、何度も押されて上の方に曲がって行ったみたいだ。ラジオペンチで根本から少しずつ曲げて、他の接点とほぼ同じ高さになるよう調整した。
高さを調整したところ
ボタンとボタンに押されて動く内部部品を所定の位置に収め、板バネ(左端)を入れる。
スイッチ部の部品を並べたところ
部品がバラバラにならぬよう注意しながら組み立てる。
スイッチを組み立てたところ
この時気が付いたけれど、スイッチ部を分解しなくても、スイッチの隙間から接点を磨けそうだ。
 後は元通りに組み立てれば完成である。

 早速動かして見ると...(。´・ω・)ん?弱風が本当の弱風で、一寸使い物にならないほど弱い。モーター内部の潤滑が上手く行っていないのか、或いは他に原因があるのか?
 いずれにしても、もう一寸何かしないといけないよーな雰囲気である。こりゃー一筋縄では行きそうにないなー...。(滝汗)

(続く...のか???)
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Take-Zee

おはようございます!
今回ばかりは新しいものを買ってください!
古い扇風機は発火して火災の恐れが・・・
安いものは3,000円台からあります("^ω^)・・・

by Take-Zee (2022-07-16 05:34) 

Rifle

Take-Zeeさん
今の扇風機は首振り角度を選べないんですよ。
古い機種の方が融通が利くんで、なかなか買い替えようという気にならないんです。(^^;)
by Rifle (2022-07-16 08:49) 

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