SSブログ

テレビドアホンを買い替えた [雑感]

 先月末の話になるのだけれど、自宅建て替え時に取り付けて貰ったテレビドアホン(PanasonicのVL-MWN350とVL-V521L)の動きが突然おかしくなった。
テレビドアホンの子機
まず、昼下がりの時間帯に突然「ピンポーン」と鳴ったので「ん?誰か来た??」と思って窓から顔を出して門の方を見たが、誰も居ない。
 「おかしいな?誰も居ないじゃん??」と思いながら室内の親機を見ると、TV放送の無いチャンネルを選局したみたいに画面全体がノイズに覆われていた。「へ?画像が映らんやん。何でぇ??」何だか分からないので、とりあえず終了ボタンを押したら、何時ものように画面は真っ黒になった。
親機の通常時の状態
1時間ほど経ったら、再び「ピンポーン」と鳴った。でも、門には誰も居ない。「おかしいなー?雷の気でもあるんか?」空が厚い雲に覆われていたし、前日の天気予報では「ところによっては雷が鳴るでしょう」と言っていた。でも、雨は降らないし、雷鳴などは一切聞こえない。
 更に30分ほど経って、また「ピンポーン。」でも、屋外には誰も居ない。「ドアホンが壊れたんじゃ?」とこの時点で気が付いた。既に夕方になっていたし、通販などは全く頼んでいないので、「夜にわざわざ来る人は居ないよなぁ。」なので、電源を切っておいた。
 翌日、朝8時過ぎに電源を入れて様子を見るが、結局終日一度も鳴らなかった。「何でかな?まぁ、正常に戻ったんなら良いか。」電源は入れたまま寝た。

 ところが、翌朝5時過ぎに「ピンポーン。」「誰だよ、こんな朝早くから!」飛び起きて2階の窓から外を見ると、誰も居ない。「え?また誤動作??」親機を見ると、新聞配達らしき人が画像に記録されていた。「変だなぁ。新聞配達の人がドアホンを鳴らすなんて考え難いんだけど?」また誤動作が起きると厄介だし、まだまだ眠いので、電源を切って再び布団に潜り込んだ。
 8時過ぎ、電源を入れる。1時間ほどして自宅前をバイクが通り過ぎた時、「ピンポーン。」外を見ると誰も居ない。「ひょっとして、バイクの振動か点火ノイズが原因なのか?」一度電源を抜き、しばらくしてから電源を入れた。
 10分ほど経ったら「ピンポーン。」外には誰も居ない。親機の画面を見るとノイズ画面だ。「こりゃ誤動作だな」と、終了ボタンを押した。すると、3分ほどで「ピンポーン。」直ぐに終了ボタンを押したら、直ぐに「ピンポーン。」何度終了を押しても繰り返す。「ダメだ、こりゃ。子機は屋外だから内部に雨水でも入ったのかな?」子機を取り外して、分解して内部を見る事に。

 子機をドライバーで固定ネジを外して室内に持ち込む。
外した子機
裏を見ると配線端子やネジ穴などが見える。
子機の裏側
ネジを外して蓋を開けると、こんな感じ。
子機の内部
蜘蛛の巣があったりするけれど、雨水が侵入した形跡は無い。基板を外して部品面側も見たが、おかしな所は無い。
部品面も異常無し
「こりゃ、スイッチの誤動作かも?」スイッチは、基板の中央下にある。
スイッチが怪しい?
ハンダを緩めて取り外す。
スイッチを外したところ
樹脂を熱で圧して固定してあるタイプなので、樹脂の頭を切り取る。
樹脂の頭を切り取ったところ
金属の蓋を開けると、いつもと違う構造だ。
いつもと違う
接点は液体らしきものが封入された密閉タイプだ。
スイッチは密閉タイプ
これでは全く手を出せないし、恐らく接点は劣化していないだろう。そのまま元に戻し、ホットメルトで固定した。
ホットメルトで固定したところ
元通り基板にハンダ付けし、もう一度門へと取り付ける。

 テストしてみると、正常に動く時とそうでない時がある。何度も繰り返しているうちに正常に動かない回数の方が多くなってきた。「うーん、こりゃ子機がダメになってる感じだな。」誤動作で早朝起こされるのはたまらないので、子機を取り外して、親機だけにしておいた。
 ところが、1時間ほど経ったら、突然「ピンポーン」と鳴るではないか。子機は取り外してあるから、子機が悪さする事はあり得ない。「こりゃアカン、親機もダメになってるわ。」親機も撤去した。

 翌日、ホームセンターに出向いてあれこれ物色、同じPanasonic製のVL-SGZ30を買ってきた。
Panasonic製VL-SGZ30
開梱すると、こんな感じ。
封を開けたところ
同一メーカなので、子機の取付金具の寸法は同じ。だから、取り付けは簡単。
子機を取り付けたところ
念の為に、雨を防ぐ金属板も一緒に取り付けた。
 親機も取付金具の寸法は同じだけど、本体サイズは若干小さい。
親機を取り付けたところ
子機から親機までは電波で音声や画像を飛ばすのだが、電源は単三電池6本と多い。
子機の電源は単三電池六本
画像を電波で飛ばすとなるとTV放送局と同じようなモンだから、それなりに電力が必要なんだろうね。説明書によると、1年程度は電池交換の必要が無いらしい。テスト動作を繰り返し、最終的なカメラ方向も決まったので、保護シートを外して完成である。
保護シートを外した子機
説明書を確認したら、親機から子機側の電池残量が分かるようになっているようだ。

 これで普通に使えるようになった。目出度しメデタシ、である。
nice!(26)  コメント(3) 
共通テーマ:趣味・カルチャー