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難しい自転車 [自転車]

 息子は体が大きくなって来て子供用の自転車ではハンドルに膝が当たるので、少し前にマウンテンバイク(MTB)モドキの自転車に買い替えた。「モドキ」と付くのは、フレームに「平坦地用です、悪路走行は出来ません」というシールが貼ってある、安いタイプ(要するに普通の自転車)だからである。

 「息子一人で遠乗りはまだ危ないから」と、妻が使っている普通の自転車(所謂ママチャリ)で追走すると、息子の走る速度に追いつくのがやっと、木曽川の堤防を登る時なんぞはヒーヒー言いながら汗だくで走らねばならず「こりゃーたまらん」と、折畳式のMTBモドキをもう一台買い足した。但し、単純に買い足したのではなく、妻が自転車を使う時に拙者も使いたいことが結構あって「もう一台あっても良いカナ」と思っていたのだ。折畳式にしたのは、単純に置く場所が無いからという理由だけだったりする。(汗)

 購入後の晴れた日に「ちょっと乗ってみよう」と近所を10分程走り回ったら、早速問題が。シート高が低過ぎて、常に膝を曲げた状態で走る為、短距離でも疲れて足が痛くなってくるのだ。まともなMTBならシートポストは大抵35cmほどあって調整幅が大きいから困らないが、安いMTBもどきはコスト削減の為か長さが20cm弱ととても短いので調整し切れない。シート真下の位置にリアサスペンションがある構造になっていることも関係して居るのかも知れない。
 「こりゃシートポストを長いのに交換しなきゃ」。ただ、MTBモドキ故にMTB用のシートポストではサイズやサドル取付部の形状が合わず、普通の自転車に使われている単純な丸パイプで、しかも車体取付側の径が27mmのものを探さねばならないが、そんなのは一般的ではないのでネット上でも見つからない。一般的な自転車は径が25.4mmなので、「見つからなきゃシムを使えば良いや」と、まずはシートポストを探すことにした。

IMG_2158.JPG
 天気が良いし、車で行かなければならぬほど急ぐ訳でもないし、運動不足なので、自転車でホームセンターへと向かう。まだ風は冷たいものの、あちこちの畑や庭で花が咲いていて「あぁ、春だなー」と思う。
IMG_2161.JPG ホームセンターに向かう途中、畑の一角で菜の花を咲かせている所があった。以前はあちこちの畑で油菜(菜の花)が咲いていたのに、最近は本当に見かけなくなった。

 自宅から自転車で30分程の所、隣の市にあるホームセンターでシートポストをようやく見つけたが、パイプ径はやはり25.4mmのものしかない。シムはホームセンターでは扱っていないが「大きな自転車専門店ならあるだろう」と思って大型店舗へ行くと「そういう類のものはいつも置いていない」んだとさ。頻繁に売れるものではないから仕方ないか。

 シートポストだけ購入して自宅に戻り、ネット上で散々探し回ってようやくサイズの合うシムを発注した。在庫するほど売れるものではないからか取り寄せになるらしい。

 購入したシートポストと、元から付いていたシート部を比べて見ると...
IMG_2164.JPG随分長さが違う。
 径が1.6mm違うので、そのままではスカスカで取り付けられない。
 左のシートポストは曲がっているように見えるが、これはデジカメのレンズ収差で曲がって写っただけで、実物は真っ直ぐだ。

 シムが届けばOKの筈なので、今のところはシム待ちだな...。
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