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ソーラーLEDスポットライト [電子回路]

 街路灯が近くにあるのに夜になると自宅の庭は暗く、防犯上も良くないと思い、ガーデン用のソーラー充電式スポットライトを取り付けてある。しかし、最初に取り付けた2つは既に5年以上経過しているためか、暗くなって数時間でLEDが消えてしまい、殆ど役に立っていない状態だった。
 2年ほど前にも同様な状態になって、調べたら中に入っているNi-Cd充電池が駄目になっていてNi-MH充電池に交換したことがあり、「今回も電池かな」と思って調べて見ると、なんと電池は正常なのだ。「ありゃーぁ?どうなってんの???」と思って色々と調べていたので、こちらのBlogの更新が疎かになってしまったのである。(^^;)

 まず、外装プラスチックの透明な部分がかなり濁っていたので、コンパウンドで磨く。
RIMG0114.JPG
左半分が磨いた状態である。これだけ濁っていれば、太陽電池に届く光量も落ちていたことだろう...と思ったら、太陽電池の表面を保護している透明な樹脂もかなり白濁しているではないか!こちらもコンパウンドで磨く。
RIMG0113.JPG
やはり左半分が磨いた状態である。外装よりも白濁の度合いが酷いのは、樹脂の違いによるのかな?
 中に入っている基板は小さなものだ。外観上は問題無さそうに見える。
RIMG0118.JPG
配線を辿って回路図を起こしたら、こんな感じになった。
Solor Charged LED Spotlight circuit1
太陽電池の電圧を左のトランジスタ(Tr)で検出して右のTrをオンオフするという回路だ。
 一見問題無さそうだが、Ni-MH充電池を十分に充電できていない。Trが傷んでいるのかも知れない。このTrは国内では入手し難いので、別の回路とそっくり入れ替えることにした。入れ替えた基板はこちら。
RIMG0089.JPG
「LEDスポットが3つ」という謳い文句と共にホームセンタで1500円前後で売られていたもので、太陽電池の部分が製品保証期間の1年を過ぎたら途端に発電しなくなった。流石中国製だけのことはある。(苦笑)そのまま捨てようかと思ったが、基板は傷んでいないみたいなのでここだけ再利用することにした。移植する前に回路図を起こしたら、こんな感じである。
Solor Charged LED Spotlight circuit2
この回路の動作は先ほどのと同じだが、使われているTrが違い、逆流防止用のダイオードも入っている。

 今日晴れたから早速取り付けて試しているが、果たしてちゃんと動くかどうか...???
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