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自転車のライト(実装編) [自転車]

 今年4月に構想編を書いたものの、その後急に暑くなったり右足の骨を折ったりで中断したままとなっていた。
 今週になって、気をつけて自転車に乗れば大丈夫な状態にまで回復したので、ライト装着の作業に取り掛かる。

 取り付けるのはMTBもどきでサスペンションがあり、しかもフロントフォークにダイナモ用ステーは無いので、ダイナモをタイヤ側面に当てる方式のライトは使えない。だから、子供が乗っているMTBもどきにはマジ軽ロボAKW-3000を、ブリヂストンが出しているMTB用ブラケット(画像の矢印で指している部品)で取り付けた。
IMG_2456.JPG
しかし、このブラケットは千円以上もするし、今回はより明るくすることを狙ってAKW-3000を2つ取り付けたいのに、このブラケットでは一つしか付けられない。そこで色々考えた末、ホームセンターで安価に売られている長さ48cm、厚さ1mmのメッキステーを使うことにした。
IMG_2442.JPG
厚さが1mmのものを選んだのは、それ以上の厚さでは手の力だけでは綺麗に曲げるのが難しいからである。

 まずは、ステート同じサイズに切り出した紙を使って、どう取り付けるのかを考える。
IMG_2447.JPG
金属は一回曲げてしまうと元に戻すのは非常に難しい。失敗を避ける為には事前の確認が重要なのであーる。
 試行錯誤の結果、こんな感じに加工すれば何とかなりそう。
IMG_2454.JPG
スポークに発電用マグネットを取り付ける都合から、発電部の位置は自ずと制約を受ける。その辺を考慮すると、この位置以外では取り付けが難しいことも分かった。
IMG_2459.JPG
しかし、手で曲げられるほどとは言え、板金加工という業界が成り立つ位だから、金属を意図通りに加工するのは難しい。少しずつ慎重に曲げて行く。
IMG_2491.JPG
画像では綺麗に出来ているように見えるが、実際にはピシッとは行かず、曲げた周囲が少し波打ったりしている。強い力だと曲げたい部分以外も曲がってしまったりするので、ゆっくり慎重に作業する。
IMG_2492.JPG
なんとか型の紙と同じサイズで曲げる事が出来た。
IMG_2494.JPG
更に先端を90度捻って発電部が取り付けられるようにして、加工は完了。早速取り付けてみる。
IMG_2496.JPG
この画像は作業中に撮影したので右側だけを固定した状態だが、左右共に発電部を取り付け、発電用マグネットとの隙間を調整して一応完成である。

 早速暗い所を走ってみたら、走り始めは良かったが、凸凹のある路面を走ったら「ペッタンカッコン」という音がするようになった。速度を上げると「ペタカコペタカコペタカコペタカコ」と非常に騒がしい。「どうなったん?」と停めて調べると、ステーがマグネットに引き寄せる力に負けて発電部がマグネットにくっ付いてしまうと判った。人力で曲げられるようなステーでは磁石の吸着力に耐えられないんだな。(汗)
 ステーをもっと強度のあるものに変えなければならないが、フロントタイヤの左右に取り付けられると分かったので、あともう一息だ...
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