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自転車のライト(完成編) [自転車]

 前回の実装編では、厚さ1mmの鉄製ステーでは強度が足りなかった。「どうするかなー?」と思いながら、ホームセンターへと出かける。

 店頭で1個20円という厚さ1.5mmの短いL字型金具を見て「これだ!」と2つ購入。厚さは0.5mm増えただけだが、手では曲げられない程の強度がある。
L字型金具
今までブリヂストン製アルミステーをお手本にして考えていたので気が付かなかったが、固定するだけならわざわざ長いステーを加工しなくても良い筈なのだ。
 そのままではネジ穴が小さいのでリーマで穴を拡げる。
IMG_2498.JPG
マジ軽ロボ発電部のL字型金具も取り払って直接本体を取り付ける。
IMG_2512.JPG
ステーを使った時よりも、発電部の位置が7cmほど上になった。
 照らす位置は走りながら調整したいので、LEDランプはハンドルに取り付ける。
IMG_2505.JPG

 実際に走って、どの程度明るいのか調べてみた。
 このAKW-3000は、発電された電力をコンデンサに貯め、それをLEDに供給するという構造になっているらしく、走り始めても直ぐには点かない。数秒するフワッと明るくなって照らし続け、ある程度走り続けると止まった時にも直ぐには消えず徐々にフェードアウトして消える。ランプ本体の両側にある白い部分の中には赤いLEDが入っていて、赤い光で左右にも存在を示すようになっている。
 息子の乗るMTBもどきは同じマジ軽ロボを1つ取り付けてあるが、15km/h程度で流すとそこそこの明るさで、一般的な豆電球式のライトと比べても少し明るいように感じる。街灯のある街中ならこれで十分だろう。ただ、照射範囲がややスポットライト的なので、もう少し広い範囲を照らしてくれると更に良くなりそうだ。

 自宅近くにあるサイクリングロードには街灯が一切無くて真っ暗になる区間があるのでそこを走ってみると、流石に真っ暗ではマジ軽ロボ2灯でもやや心許ないという気がする。普段バイクや自動車のヘッドライトで夜道を照らしているから、それを基準にしてしまうので暗く感じるのかも知れない。
 ゆっくり走っている時は良いが、20km/h以上ではやはり光量が物足りなく感じる。特に、反射するものなどを一切見につけていない人が前方を歩いていても、直ぐ近くまで近づかないとその存在にすら気が付かない。路面を照らすだけで光量を使い果たしてしまい、前方までには光が回らない感じなのである。
 これは極端な例ではあるが、自宅のような田舎では街灯が無くて真っ暗という所もまだあるし、今の季節は日が落ちるのが早いから、やはりもう少し明るさが欲しくなる。また、前方の障害物を出来るだけ早く発見したいという事も併せて考えると、4灯程度取り付ける方が良いかも知れない。こりゃまた「課題発生」ですな...(^^;)
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