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テールランプの修理(その3:再修理編) [自転車]

 前回作成したテールランプが走行中の振動で外れ、一部が壊れてしまった。具体的には、赤いレンズ部が外れ、中の反射板が割れちゃったのだ。
内部の反射板が割れた
自宅にあるボンドだと樹脂の接着は必要な強度が出るまで時間がかかるので、修理中は、反射板が無い状態のまま透明テープで止めて使っていた。
応急措置の為透明テープで固定した
ところが、今度は本体を固定していたタイラップが切れてしまい、配線部のギボシも取れちゃったのである。
タイラップが切れてギボシも外れた
通学に使うのは9月からだが、今のうちに直しておく。

 まず、反射板をボンドでくっ付ける。接着面の強度が出るまでに時間がかかり、しかも割れた箇所の都合で大きな破片を接着してからでないと小さな破片を接着できないので、この状態になるまで3日もかかってしまった。
割れた反射板をボンドで接着
破片全てを集める事が出来なかった為、角の一部が欠けたままだが、実用上は問題無いのでこれで良しとする。
 次に、外れたギボシを再度こじ開けた。
カシメたギボシをこじ開けた
こじ開けられる位だから、前回のカシメ方が甘かったようだ。今度はしっかりとカシメる。
ギボシをカシメ直した

 止めてあったテープを剥がしたら、気温が高かったせいかテープの接着剤がテールランプ本体側に残ってしまった。
テープの糊が残ってしまっている
このような糊を取るクリーナーが市販されているけれど、本体は小さいので、新しい粘着テープで糊を剥がす。これが結構な手間だった。剥がしたら、落下した時に路面かどこかで擦れたような細かい傷が付いているのに気が付いた(丸で囲んだ部分)。
落下時に出来たらしい傷
このままでも差支えないが、どうにも気になるので液体コンパウンドで磨いたら、他の部分との差が案外大きくて磨いた部分だけが妙に目立つので、赤いレンズ部全体を大雑把に磨く。
テールランプのレンズ部を磨いた後
 切れたタイラップは短く切り、新たにタイラップを通し直す。しっかり固定できるように、テールランプ本体の端に穴を開けて通す。
テールランプにタイラップを通す穴を開ける
内側に電池ボックスの出っ張りがあるので、それを避けて穴を開ける。
テールランプにタイラップを通す穴を開ける
タイラップを通したら、その部分から雨水が入らないようにグルーガンで塞ぐ。
グルーガンで穴をふさいで防水する
後は元通り組み立てればお終いである。

 「しかし、何故振動で外れたんだろう?」以前作成したのと同じ百円ショップで同じ製品を買っているのに、こちらだけ外れるなんておかしい。あちこち眺めていて、レンズ部と本体とを固定する部分の噛み合いが少し甘いのに気が付いた。
テールランプ本体とレンズ部が噛み合う部分
本体側の爪となる部分は角が丸く、しかも飛び出し方が何となく少ないように感じる。歩道と路面の段差は数cmだと思うが、そこを超えると自転車全体にかなり大きな振動が伝わるから、噛み合わせが甘いと外れてしまう可能性は十分にありそう。そこで、噛み合う部分に、固形化するとゴム状になるボンドを塗ってから嵌めた。接着能力は少し弱いかも知れないが、少しは振動を吸収するだろうし、また外れるような事にはならないだろう。
元通りに組み立てた
これで修理は完了だ。
 早速取り付けるが、「高い位置に付ける方が、後方からは見易いだろう」と考えてカゴの上の方に取り付けた。すると、今度は配線が届かない。(滝汗)
カゴに取り付けたが配線が届かない
タイラップを切る訳には行かないし、フロントランプからの配線には余裕が無いので、どうしようもない。
# かつて各職場で「仕事は段取り8割、事前の段取りが重要だっ」なんて言ってた割には...ねぇ。(^^;)
配線を継ぎ足すほかないが、生憎ギボシを使い切ってしまってて手持ちが無い。ホームセンターへ行って仕入れて来るか。(汗)
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