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未修理で戻って来たGS645が・・・ [カメラ]

 今年の9月にオークションで手に入れたFUJICA(富士写真フィルム)のGS645Professionalは、手元に届いて数日後にシャッターが落ちなくなってしまった。届いた時点では正常に動いていたので出品者に非は無い。
 古いカメラではありがちな話ではあるが、このままでは使えないので自宅近くのキタムラへ持ち込んで修理を依頼した。その際、うっかりしてて若い女性の店員に「日研テクノには出さないでくれ」と言うのを忘れたら案の定日研テクノに回されてしまい、「修理不能」という回答が来たのは10月も半ばを過ぎた頃だった。

 キタムラが気を利かせて、改めて関東カメラサービスへ修理依頼してくれたところまでは良かったが、見積り額は「4万1千円です」という返事が。買った金額の倍近くだ。「冗談じゃない、程度の良いGS645をもう一度落札すれば1万円以上の御釣りが来るじゃないか」と思い、未修理のまま返却を依頼し、ようやく戻って来た。ほぼ2ヵ月ぶりの再会である。
未修理のまま戻って来たGS645
「仕方ない、まずは自分で直してみるとするか。」
 まず、改めて動作を確認しようと思い、フロントを開ける。
GS645の蛇腹を開いて撮影状態にする
次に巻き上げレバーを回す。
撮影状態のGS645を上から見る
すると、「カチン」という、やや疳高い音がして「ゲッ、更に壊れたか?」と思いつつも恐る恐る巻き上げレバーを巻き上げると、修理に出す前はスカスカだっただったのに、やや手応えを感じる。「え?ひょっとしてシャッターをチャージ出来てるのか?」と思いながら最後までレバーを巻き上げ、シャッターボタンを押すと「チャッ」という音と共にシャッターが切れた。「あれれれれれ???...ひょっとして、直っちゃったの?」
 その後何度動かしても、動作は正常に見える。何だか狐に鼻を抓まれたような気分だが、撮影出来そうな感じである。フィルムで実際に撮影してみてからでないと何とも言えないが、とりあえずは大丈夫そう。一体何が原因だったんだろう...???

 それから、少し前の話になるが、GS645Wが追加発売された頃のカタログを見る機会があったので、デジカメで撮影しておいた。なお、どの画像も容量が非常に大きくて(1MB近く)、PC環境によっては表示に長時間かかる場合もあるのでご注意を。
GS645シリーズのカタログ
セミ判(645のこと)を強調している辺りが、フィルム全盛期らしい感じで懐かしい。
GS645シリーズのカタログ
この頃は、ストロボブラケットが未だ発売前だったようだ。
GS645シリーズのカタログ
GS645は「JABARA645」と表示されている。GS645Wとの違いを強調したかったのかな?(笑)

 確実に動くかどうかは不透明ながらも、一応GS645は動く状態になった。これからお散歩カメラとして酷使する予定である。(笑)
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てつ

修理業者は見積りのために開けますからその行程で部品のがずれている、外れている程度の簡単な故障なら直ってしまいます。
ただ部品交換をしてくれる訳でも、しっかり調整してくれる訳でもないですから完璧に直ったわけでは無いでしょう
by てつ (2015-03-06 17:53) 

Rifle

てつさん
そうなんですよ!時々スローシャッターがおかしいので、やっぱり修理しようかどうしようか悶々としています。
by Rifle (2015-03-06 21:19) 

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