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再びビルトインコンロの電池 [雑感]

 以前、ビルトインコンロの電池ボックスに手を加えたけれど、その後何故か電力用ダイオードが2回焼けてしまい、元の状態に戻していた。
ハーマンのガス・ビルトインコンロ

 火災防止装置の内蔵が義務付けられてからのビルトインコンロは、ネット上を探ると直ぐ判るけど電池が持たないという声が非常に多い。コンロの電源を切っていても五徳に鍋などが載っているとセンサーが感知してしまい、電流が流れるので電池が消耗してしまうのだ。
 電源オフならセンサーを動かす必要は無い筈だが、恐らくは電源が切れていてもガスの流量を監視していて、火災にならないよう何らかの制御をしているのだと思われる。
 どちらにしても、たかが0.05V電圧が落ちただけでも使用不可となってしまうので、新品同様の単一電池がどんどん溜まってしまう。そんなのは堪らないので、改めて電池ボックスを作成する。

 ホームセンターでL型の汎用金具を購入し、単一電池と同じサイズになるよう切断する。
L型金具を切断するところ
これを電池の電極代わりにするのである。手持ちの工具は金属のこぎりの折れた歯しかないので、かなり苦労した。
L字型金具を切断したところ
単3電池3本用電池ボックスに電力用ダイオードを直接ハンダ付けし、金具に配線をネジ止めする。
L字型金具に電池ボックスの配線を取り付けたところ
ユニクロメッキは配線用ヤニ入りハンダではハンダ付けできないので、敢えてネジ止めにしている。ちなみに、板金用ハンダとフラックス(強酸性なので取扱注意!)を使えば、ユニクロメッキでも普通にハンダ付けできる。
  出来上がった物をコンロの電池ボックスにセットする。
出来上がった電池ボックスをコンロの単一用電池ボックスにセットしたところ
後は電池を入れればOKだ。
IMG_2387.jpg
ところが、+側がコンロ本体の電極に届かない。電池の+は突起が出ているので、同じような高さになるよう、切れ端をネジ止めして高さを調整する。
電池ボックスの電極を付け足したところ
これで完成である。

 何故ダイオードが焼けてしまったのか原因は不明。小さいとはいえ電力用ダイオードが焼けるのだから、瞬間的には数A流れている筈。でも、電池ボックス側はショートするような構造にはなっていないし、外部から何か影響を受けるような場所でもない。恐らくはコンロ内部基板側で何かあったんだろうと思う。ちなみに、今のところ問題は起きていない。
 単一だと4か月ほど使えるけれど、単三ニッケル水素電池では半分ほどしか持たない。けれど、単一電池のように使い道が無くて困ることが無いし、電池は充電すれば良い。
 これで単一電池の処分に頭を悩ますことは無くなった。(笑)
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Take-Zee

こんにちは!
まったく、なんでもかんでもですね。
あっ晴れです!!

by Take-Zee (2017-11-11 14:55) 

Rifle

Take-Zeeさん
まぁ、この程度ならササッとできます...と言いつつ、金具のカットにはかなり苦労しました。(笑)
by Rifle (2017-11-11 17:19) 

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