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クローゼットの修理(その4) [雑感]

前回からの続き)

 かなり長い時間が経ってしまったけれど、アーデモナイコーデモナイとあれこれ考えた末、意を決して型を外すべくカッターナイフの刃を入れた。考えながら刃を入れるので、型から外すだけでも1ヶ月近くかかっている。
型をカッターナイフで切っているところ
型を押し潰して外るようにする為、内側に穴を開ける。
ドリルで穴を開けているところ
さらにカッターナイフで穴通しを繋ぎ、軽い力で押し潰せるようにする。
内側の穴をカッターで連結させているところ
すったもんだして、ようやく型を外すことが出来た。
型を外したところ
内側をかなり削ったけれど、それでも押し潰すには両手の力が必要だ。
型の内側は大きく削った
まぁ何とか型を壊さずに取り外せた。
型を完全に外したところ

 今度は型を使って作る。随分前に購入した材料は、ようやく出番がやって来た。
今回使う材料は随分前に購入した物
パウダーは、プラリペアのそれと見た目は全く同じ。
百円ショップで買ったパウダー
リキッドも、匂いはやはり同じだ。
百円ショップで買ったリキッド
粉をある程度流し込んでからリキッドをスポイドで流し込むという作業を何度も繰り返す。
型を使って部品を作成中
初めのうちは「結構簡単かも」なんて思っていたが、ある程度流し込んでいくうちに「こりゃ無理だわぃ。」

 単純な形状なら良いが、今回のように細かい凸凹や穴がバラバラにある物だと、流し込んでも流れてしまって形状が整わない。リキッドの量を減らしてやや固い状態にすると今度は融通が利かず、思い通りの形にするのは非常に難しい。何度もやっては駄目、の繰り返しになってしまう。
 ネジ穴修復とか、折れた部品の接着というレベルであれば、プラリペアや今回使った材料でも十分作業可能だけど、形状が複雑になると難易度は極端に上がってしまい、一寸やそっとの作業では出来るようにはなりそうもない。
 残念だが、自分で樹脂部品を作るという目論見は一寸無理のようだ。

 じゃぁどうするか?...まずは業者に見積もりを依頼してみることにしよう。(笑)もし金額が余りに高ければ、今度は樹脂でなくてアルミ板などを加工して作る積もりである。

(続く)
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