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BOSS MA-5マイクロモニター(その3) [音楽]

前回からの続き)

 実体配線図を元に、フリーCADソフトBSch3Vで回路図を作成。
BOSS MA-5回路図
改めて回路を追ってみる。

 まず、LEDを交流のまま点灯させているのが一寸珍しいと思う。電源回路にはトランジスタ一石による安定化が図られている。
 入力回路はトランジスタ一石のバッファがあって、その後ろにトーン回路がある。パワーアンプTA7222APはデータシート通りの素直な使い方がされている。
 1979年のカタログには「新開発高能率小型12㎝スピーカーを内蔵した」と書かれている。このスピーカはわざわざ開発されたのかなぁ?
内蔵スピーカーの裏側
どこかのOEMだと思うんだけどねー。(^^;)
 回路に使われている部品は汎用品ばかりなので、スピーカ以外なら壊れても直せそうだ。
# これ、とっても重要ですっ!

 本体外側に貼られていた販促用?シールは、経年劣化で一寸触るだけでボロボロと剥がれて来る。
劣化したシールが剥がれて来る
「こりゃかなわん」と剥がし始めたが、接着剤がやたらと頑丈で剥がすのが大変。
シール剥がしは大変
1/3を剥がすのに30分以上掛かってしまった。(汗)
30分以上かけてもこの程度しか剥がせない
ビニルクロスの網目に入り込ん出る部分は取れないので、セスキ炭酸ソーダ溶液を霧吹きに入れて吹きかけ、少し時間をおいてから拭き取ったら一寸だけ綺麗にになった。まだステッカーの破片や糊気が少し残っていたりするけれど、プラスチック消しゴムでゴシゴシ擦れば更に綺麗になる筈。
少しだけ綺麗になった
単純計算では全部剥がすのに5時間掛かる事になるけれど、動かす度に細かなゴミが落ちて面倒なので、どこかで一気に片付けようと思っている。

 時々使っているけれど、今のところボリュームにガリは出ないし、他に不具合も無いので、このまま使い続ける積りだ。何かの序でに未交換分の電解コンデンサが入手できたら、その時にはボリュームも含めて一気にオーバーホールする事にしよう。

(完)
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みうさぎ

オッハー
とりあえず完ですね
by みうさぎ (2022-09-27 07:13) 

Rifle

みうさぎさん
お早う御座います。
そうそう、これで一通り完成です。未交換部品とかは別途、ですねー。
by Rifle (2022-09-27 08:19) 

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