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赤いTLR200が不動!(その2:軽く復活!?) [バイク]

前回からの続き)

 我が家にあるトライアル車3台全てが不動の状態になっちゃってて「これは拙いなー。」手っ取り早く、子供が赤いTLR200から作業を始める。

 その前に、改めてエンジンが止まるまでの状況を確認する。
 練習場所は一寸泥濘の状態で、3度ほどフロントタイヤのスリップで人の歩くような速度で転んでいる。転んでも直ぐにエンジンは掛かったし、その後も普通に練習場所を走っていた。
 が、唯一引っかかったのは「エンジンを止めて少し時間が経つとガソリンがキャブレターのオーバーフローパイプから流れ出て来る」という点である。因みに、走っている最中はオーバーフローは起きない。「オーバーフローするって事は、キャブ内部のどこかが詰まってるのかも?」

 子供達がキャブレターを取り外して調べたら、一部のジェットに砂が詰まっていた、と。そこで、爪楊枝で突いて砂を取り除いて元通り組み立てたら、すんなりと直ってしまった。どうやら点火系の不具合では無さそうで、一安心...と思ったら、近くの空き地でテスト走行中にエンストを連発するではないか。「あれっ?まだどっかに不具合あるんかな??」

 翌週、改めてキャブレターを分解したが問題無し。「変だなー?」と言いながら子供達がガソリンを補充したら、アーラ不思議、絶好調になるではないか。「へ?単なるガス欠??...ひょっとしたら、ガソリンコックかもよ!?」もう一台ある白いTLR200でも同じような症状が出た事がある。
 それから...これはこのバイクに限らず、ガソリンで動く物全てに言えるんだけど...ガソリン取り出し口の位置がガソリンタンクで一番低い場所に取り付けられているとは限らない為、ガソリン残量が少なくなって来ると、どうしても吸い出せずにある程度残ってしまう。TLR200の場合、その残量がほんの一寸多いようだ。
 給油して正常になったという事は、少なくとも残量が多くある状態では問題無い筈。この時代のガソリンコックはコック丸ごと交換が前提なので、気になるようなら取り換える事になる。今すぐ交換するというところまでは切羽詰まっていないので、必要に応じて交換を考える事になりそうだ。

 とりあえず、TLR200の一台が動くようになった。目出度しメデタシ、である。

(完)
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