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古い本の補修と補強 [雑感]

 高校時代に買い、今でも頻繁に使っている本が流石にボロボロになってきた。
ロッキンf・だれにもわかるエフェクター自作&操作術
月刊誌「ロッキンf」が出した「だれにもわかるエフェクター自作&操作術」である。昭和の時代に乏しい小遣いを数か月貯めて、それこそ清水の舞台から飛び降りる覚悟で買った、色々な思い出の詰まった本でもある。
 40年近く使い続けていた為、表表紙が取れてしまっている。
表表紙が取れている
擦り減って裏表紙も危ない状態である。
裏表紙も怪しい
このまま使い続ければどんどん痛んでいくのは避けられない。随分前から「うーん、どうしよう?」なんて思っていたけれど、何となくそのままずるずると今日まで何もしないままになっていた。

 先日ネット上を漁っていて「ん!これは使えるかも!?」と思い、早速取り寄せたのが、「絵本強力補修テープ」。
補修テープ
養生テープの粘着力を強くしたような感じだ。
養生テープの強力版と言う感じ
このテープを張る前に、念の為に本の状態を確認する。
本の傷み具合をチェック
背表紙がめくれあがっている。そのままテープを貼ると上手く行かない可能性もあるので、事前にめくれたところをスティックのりで貼っておいた。
スティックのりで補修した後
たったそれだけでも見た感じはかなり改善されている。この上からテープを貼るのだが、歪まないように細心の注意を払った。
注意しながら貼る
頻繁に触る部分も補強しておく。
良く触る部分も貼って補強する
内側から貼って外側に折り曲げる方がスムーズに作業できるみたいだ。
内側からの方が奇麗にできる
表紙の内側にも貼って補強する。
内側にも貼って補強する
はみ出した部分はハサミで切り取る。
余分はハサミで切る
30分ほどの作業で随分と奇麗になった。
奇麗になった本

 セロハンテープなどは経年劣化で剥がれてしまう上に、テープの糊が茶色に変色してしまうが、専用のテープが手に入ったお陰で修復できた。
 図書館の蔵書のようなブックコートフィルム(ブックフィルム・コートフィルム・カバーフィルムとも呼ばれている)を使うという手もあったけれど、テープが手元に届いてから「そういえば...」と気が付いたので、後の祭り。(汗)本当はそっちの方が良かったんだけどねー。


絵本 強力 補修テープ (3cm×5m) H-27-B 2本組

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  • 出版社/メーカー: アーランド
  • メディア: オフィス用品






デビカ 製本テープ 図書館ブックフィルム A4ロール 040560

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  • 出版社/メーカー: デビカ
  • 発売日: 2010/10/20
  • メディア: オフィス用品






タグ:補修テープ
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