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機械制御式時計のオーバーホール [時計]

 先月上旬に依頼してあった機械制御式腕時計のオーバーホールが出来上がったという連絡を貰ったので、12日にジュリエッタで引き取りに出かけた。

 10年ほど前までなら名古屋市まで45分もあれば行けたのに、今は1時間以上も掛かるようになってしまった。道が細い割に交通量が多いのと、どう考えても不必要な一方通行の極端な多さ、それに何故か自然増殖する信号機のお陰だと思う。
 しかも、次の信号は相当な速度を出さない限り青で通過できない設定になっているから、信号機が増えたお陰で「とにかく先を急がなきゃ」という心理が余計に煽られる。県警職員は時間に追われていないから良いだろうが、一般の人にとって「時は金なり」なのである。だから、信号が青になると必ずと言っていい程「信号グランプリ」状態になる。そんな時に年寄りがヨロヨロト道へ飛び出して来たら、停まるどころか避ける事すら無理だ。
 それでも愛知県警は「不要な一方通行の多さ」と「不要な信号機の多さ」が事故増加に直接結びついている事を未だに認めようとしないから、今後事故は更に増えるだろうなー。

 ...そんな他愛もない事を考えながら走る事一時間と少々、目的地の店に辿り着いた。
依頼した店舗
時計売り場に行き、一か月ぶりに時計と再会を果たした。
オーバーホールが終わった時計
下にある小振りの巾着袋は、オーバーホールされた時計が入っていた袋である。

 この時計は中古で、数年間かけて高級オーディオ機材・カメラ機材・音楽機材を大量に手放し続けて拵えたお金を使って、今年の2月に購入した。購入したお店から「正常な動作ではあるものの、過去の使用履歴やオーバーホール歴が判らないので一度オーバーホールした方が良いです」と言われていた。
 それでもしばらくの間は順調に動いていたのだけれど、3か月ほど経った頃から微妙に時間が遅れるようになった。「あぁ、少し遅れるようになったなぁ」と思っていたら、その後は遅れ方がどんどん酷くなっていったので「こりゃマズイぞ。」ネットで調べて今回のお店に持ち込んだ、と言う訳だ。
 メーカに直接出す事も出来るそうだが「当社でも対応できます」という話だったし、メーカ送りよりも費用が安いので、そのままお願いした。

 でっ、早速使っているんだけれど、当然のことながら時間はとても正確である。また、全体的に磨きを掛けてくれたお陰で、とても奇麗になっている。勿論「誤差は年1秒未満」なんてのを売りにしている高級クォーツほどの精度は望めないにしても、一週間時刻合わせが不要な程度の精度がある。

 庭仕事や機材修理などの作業時以外はたいてい腕時計をしている。機械制御式はクォーツよりも重さがあって、腕にしていても常にその存在を感じるから、時計をしていないと何となく物足りなく感じる時もある。
 クォーツだと軽いので存在感が殆ど無く、「あれっ、時計してたっけ?」とわざわざ腕を覗き込んだりする時もある(笑)けれど、機械制御式ではそういった事はない。

 メインで使っている時計が戻ってきたので、次はサブの時計をそろそろオーバーホールに出そうと考えている。
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