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デジカメ変更 [カメラ]

 メモ用のデジカメとして、中古で手に入れたソニーのサイバーショットDSC-HX90Vを使っている。
ソニー・
サイバーショット DSC-HX90V
使い始めて2年弱、今まで調子良く使ってきた。が、9月中旬に突然シャッターボタンを押しても撮影できなくなった。具体的には、シャッターボタンを半押ししてピント合わせまでは普通にできるのだけれど、そこから更にシャッターボタンをを押し込んで撮影しようとしてもできないのである。
 その動きから「シャッターボタンを深く押し込んだ時の接点がおかしい」と推測できるけれど、チップ部品だらけであろう製品を分解する気にはなれない。「うーん、どうしたもんだろう?」と思いながら見回していて「お?シャッターボタンの裏側って電池?」電池を抜いて中を覗いてみた。
電池を抜いたところ
よく見ると、接点の横などに隙間があるようだ。「ここから埃が入って接点の接触が悪くなってる?」
 試しにレンズ掃除用のブロアーで10回ほど空気を吹き掛けてから電池を入れて動かすと「おぉ、動いた!」

 その後しばらく何も無かったからすっかり忘れていたが、今月に入って2回立て続けに同じ現象が起きた。
 起きる度にブロアーで吹き掛ければ同じように戻った。だから大した事は無かったけれど、これが撮影会など出先で起きると非常に厄介だ。撮影したい時に撮影できないのは非常にストレスが溜まる。「こんなんじゃかなわんなー」と思い、次なる候補のデジカメを色々調べた。

 しかし、今はスマホ(スマートフォン)での御手軽撮影が主流、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)で撮影する人は減ってしまったみたいで、市販されている機種が少なくなっている。それに、マニュアル露出の機能がある機種は更に限られてしまい、しかもお値段が高い。
 マニュアル露出は少々知識が無いと使わない機能だからなのか、どのメーカも「そういう機能が欲しい人はデジタル一眼をどーぞ」と言わんばかりの品揃えになっている。「駄目だ、こりゃ。」
 そんな時に思い出したのが、以前使っていたDSC-RX100M3である。たまたま、足を運んだキタムラの店頭に随分と安くなっている中古があったので、店頭で動作確認して正常なのを確認の上で購入。
中古のDSC-RX100M3
安かったのは、モニター画面の中央に擦れがあるのと、
モニター中央に擦れがある
レンズ周辺に細かい当て傷が多い為だ。
レンズ周辺に細かい当て傷
前所有者の手に依って貼り革が付けられている。わの会集いの会にこれを持って行って使ったけれど、全く問題無し!だった。

 ところが、11月に入ってこのブログ用の画像を撮影している最中「ありゃ?ピントが合わん!」という事が何度も起きた。
 どうやらこのDSC-RX100M3はかなり使い込まれていたようで、標準画角(35mmフィルムカメラだと50mm前後のレンズで写る範囲)よりも望遠側にすると、腕を軽く伸ばした状態程度の距離でもピントが合わないのである。このデジカメに限らず、コンパクトデジタルカメラは使ってるうちに徐々に近接撮影でピントが合わなくなってくる症状が出る事が殆ど。このデジカメもその状態になってしまった、という事らしい。
 「えぇーっ、そんな馬鹿な!」とは思ったけれど、ピントが合わないんではどうしようもない。仕方なく再び中古を探し求めてネット上を彷徨い、ようやく手に入れたのが、コイツだ。
中古のDSC-HX99
同じソニーのDSC-HX99、DSC-HX90Vの後継機種である。3年前に発売された機種だが、新品はまだまだ高い。たまたまオークションで「ストラップと電池以外の付属品無し」という状態の中古が比較的安価に出ていたので落札した。

 まだ手に入れたばかりなのでソニーのサイトからマニュアルPDFをダウンロードして読んでいる最中。だけど、DSC-HX90Vの後継機種だけあって操作方法はほぼ同じ。拙者の使い方ではマニュアルを読まなくても十分使える。
 4K動画を撮影出来たり、ファイル形式はJPG以外にRAW形式も対応したりと、目新しい部分もあるけれど、拙者の使う範囲では今のところ出番は無い。とりあえず、シャッターを押せば普通に撮影できるのがとても有り難いのである。(汗)

 さて、今まで使っていたデジカメ用のケースは、蓋のマジックテープ(面ファスナー)部分がだいぶ弱くなっている。蓋を閉じた積りでも、一寸どこかに触っただけで蓋が開いてしまったりするようになってきた。
 本体はしっかりしているからまだまだ使えそうなのだが、マジックテープが弱いので下手するとデジカメを落としてしまいかねない。このまま使い続けるのは不安なので、元々はCONTAX T2用に購入したETSUMIのDショット トレス(ブルー)を使う事にした。
ETSUMI デジタルカメラケース Dショット トレス ブルー E-1838
予備の電池は蓋の内側にある小ポケットに入れられるので、撮影会などで電池が消耗しても大丈夫。

 デジカメとケースの両方を一気に更新する事になってしまったけれど、これで当分の間は何も心配しなくて良さそうだ。
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