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積読整理9(買ったら読む!) [雑感]

 一ヶ月ほど前、久し振りに「中古本入荷」というメールが届いたので、発信元のサイトへ。確かに欲しかった本だけど、それ一冊だけでは送料が掛かってしまう。「じゃぁ、ある程度まとめて」と読みたい本で中古の在庫がある物を探して発注した。
# 売る側の思う壺にはまっちまったな。(--;)
数日後、自宅に届く。
届いた荷物
中はご覧の通り。
購入した中古本
購入した中古本
買ったからには、少なくとも同じ冊数位の本を読んでおかないと積読の山が高くなってしまう。たまたま「中古本買取額アップ・キャンペーン」をやっているのを見つけ、「とにかく読まなきゃ」と背中を押されて数冊読んだ。

 一冊目は、「グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業」(夏野剛著:幻冬舎 新書)。
グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業
 およそ半日で読了。200ページに満たないが、この手の本にしては厚い方だろう。
 題名は一寸刺激的な感じだが、中身はごく普通の経営指南書の範疇だ。ただ、経営面から見たIT関係に特化した部分が多いので、読み手によっては読み難く感じるかも知れない。「経営ってどんなん?」という普遍的な部分もそこかしこに露頭しているので、経営に携わる人だけでなく、社員として(或いは社畜!?として)存在している人も一読して見ると良いと思う。

 二冊目は、「わかりやすいオーディオの基礎知識」(加銅鉄平著:オーム社)。
わかりやすいオーディオの基礎知識
 およそ2時間で読了。180ページほどだが、図が多いので、文字数は案外多くない。
 内容はまさに「基礎知識」の羅列で、高校レベルの教科書という感じ。数式が時々出て来るので、電気回路の知識が無い人には向かない。規格や用語の説明が中心なので、手っ取り早く何かを知りたいという人には向かないが、どのような原理でオーディオが成り立っているかを知りたい人には良いと思う。

 三冊目は、「音響学ABC」(共著:技報堂出版)。
音響学ABC
 一寸かかって半日で読了。200ページ強だが、数式が多くて読み進めるのに時間が掛かってしまった。
 内容は所謂実用書ではなく、理論のサワリを解説した「学問書」で、大学の講義で使う教本にコラム欄を追加したような感じ。オイラーの公式や微分積分などの数学知識がある前提で数式が展開されているので、理系でないと理解できない。拙者も凡そ三十年振りに公式類を復習してしまった。(笑)
 騒音測定,騒音に関する法律の存在,ガンマイクの構造なども軽く説明されていたりするので、音響関係製品の開発や騒音に関する業務に携わる人に向いている。単に「オーディオについて原理などをもう少し深く知りたい」というアマチュア志向の人には向かない。

 四冊目は、「現代宗教家に救世主はいるか」(滝田京介著:コアラブックス)。
現代宗教家に救世主はいるか
 2時間半で読了。210ページほどの本だが、文字が大きいので思ったよりも早く読み終わった。
 内容は題そのもので、宗教だけでなくマスコミ等にも露出の多い5人の宗教家を取り上げて分析している。各宗教家を糾弾する目的で出版されている(所謂)暴露本と違って、その活動様式や出版物などを材料にして中身を解析しているので、詠んでいて「なるほど」と思わせる所が多い。
 では、本書の結論は?・・・それは、「宗教」を「政治」に置き換えて見れば自明ではないだろうか。

 以前の積読整理と今回読み終えた本を合わせても十冊程度にしかならない。積読整理は、今回で数字こそ「9」まで進んだものの、積み上げられた本の山を減らすまでには至っていない。まだまだ先は長そうだ。(汗)
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みうさぎ

おおっノルマ課してますねっ
頑張れ~読破~~


by みうさぎ (2020-04-02 11:16) 

Rifle

みうさぎさん
積んである本がクローゼットの一角を占有してて、何とかしなきゃ!って状態(笑)なので、何とか減らしたいと思います。(汗)
by Rifle (2020-04-02 12:33) 

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