SSブログ

わの会東海支部氷見撮影会(その5) [カメラ]

前回からの続き)

 11月24日は朝5時半出発だからスマホの目覚ましを5時にセットしておいたけれど、不思議と5時少し前に自然に目が覚めた。ので、そのまま起きる。窓から外を見ると勿論真っ暗。路面は濡れているけれど、雨は降っていないみたいだ。
 準備して一階フロントへ行くと、既に参加者の方々が集まっていた。

 今日もIさんの車の乗せて貰い、予定通り5時半に出発。国道160を北上する。余川川手前で国道は片道一車線となり、海岸沿いに近くなると道幅も狭くなる。緩いカーブを直線で繋ぐ道を進み、10分一寸で撮影地に到着。空が雲で覆われている為、ライトが無いと足元が見えない。
撮影地に到着
海側へ移動して三脚を立てるが、真っ暗でフィルムでの撮影は無理。
フィルム撮影は無理
デジタル一眼を使う他の方々は早速撮影を開始されたみたいで、シャッターを切る音が聞こえて来る。

 待つ事45分ほど、雲が移動して青空が見えるようになり、徐々に明るくなって来た。
青空が見える
そろそろ撮影出来そうな明るさだけど、シャッター速度は1/4前後だから三脚ブレに注意が必要だ。
そろそろ撮影出来そう
更に30分経って、そろそろ普通に撮影できるようになってきた。
フィルムでも撮影できる明るさ
撮影を本格的に開始、フィルムをどんどん消費する。
氷見海岸

氷見海岸
7時15分を過ぎると太陽が雲の中に隠れてしまい、面白みが無くなってしまう。
虻が島
こうなってしまうと撮影を続けるのは難しいので、機材を仕舞い込んで帰り支度する。車の方へ移動している最中に、突然光が差して来た。
光が差して来た
慌ててカメラを取り出す。三脚を設置している暇は無い。堤防のコンクリートにカメラを置いて撮影する。
虻ガ島

虻ガ島
最後の最後になって絵になりそうな状態になり、フィルムを大量に消費する。(笑)8時頃に撮影終了、来た道を戻る。

 15分弱でホテルに戻り、そのまま朝食の会場へ。バイキング形式で、並んでいる料理もほぼ同じ。「昨日は肉ばっかりだったよなー」と思いながらお皿に取り込んだけど、やっぱ肉系ばっかりだね。(汗)
ホテルの朝食
食べ終わったら部屋に戻り、荷物をまとめる前にPCで天気予報を見る。今日は天候が回復して晴れ間もありそうな感じ。
 10時前に部屋を出てチェックアウト、機材も含めた荷物を全て360モデナに載せる。

 予定通り10時に出発。もうホテルには戻らないので360モデナに乗り込んで、車列に続く。国道160・国道415と進んで氷見ICから能越道に入る。
 何気なく進んで高岡北ICで降り、県道32・県道255・県道247と進んで、高岡市にある古城公園の駐車場に入る...あれ?Uさんの車が居ないよーな気がするけど?...気のせいだよね、多分。(笑)駐車場の横に蒸気機関車がある。
古城公園にあるC11
C11だ。頭が「C」だから、動輪が三軸の旅客列車用だね。説明の看板が横に建てられている。
C11の説明看板
三脚を担いで歩き、あちこちで撮影し始める。雲間から時折強い日光が差し込んで来るけれど、雲の量がとても多くて完全な晴天にはなりそうにない。こりゃー、露出の設定が大変そうだなぁ。(溜息)
# ハッセルブラッド503CWは全て手動だよん。
通行の邪魔にならぬよう、出来るだけ通路の端に三脚を立てて撮影する。
三脚は道端に
望遠レンズであちこちを切り取る。
古城公園の紅葉

古城公園の紅葉

古城公園の紅葉

古城公園の紅葉
場所を移動して、撮影を続ける。
三脚の場所を移動

古城公園の紅葉
デジタル一番レフ組はさっさとどこかへ歩いて行かれたけれど、フィルムの中判なので時間が掛かってしまい、なかなか先に進めない。
 そうこうしているうちに12時となり、撮影終了。駐車場に全員集まって「お疲れ様でした!」これで撮影会の日程は全て終了となった。

 お昼なので、自家用車での参加者はそのまま園内のレストラン「古城亭」で昼食を食べる事に。このお店はイタリア人が経営しているらしい。店になだれ込んで、各自思い思いに注文する。拙者はランチ・メニューの中から「カニクリームコロッケ」を頼んだ。
古城亭のカニクリームコロッケ
見た目は普通のコロッケと言う感じだけど、日本の食堂などで出て来る物とは一味違って、とても美味しい。アフターのコーヒーを頂きながらしばし談笑していたら14時近くなって来たので、お店を出る。
# Uさん、ご馳走様でした。m(_"_)m
駐車場に戻り、360モデナに乗り込む。他の方々は更にどこかへ行かれるみたいだったけれど、拙者は後々の都合もあるのでそのまま帰る事に。

 古城公園を出て県道247を南西へと進む。JR高岡駅へと向かう道だからか、交通量がとても多い。走行中に強い雨となった。帰宅してから調べたら、駅前には「ドラえもんの散歩道」があるんだそうな。
 しばらく進んで国道8へと左折、更に少し進むと高岡IC入口が見えて来る。その入り口の先に道の駅「万葉の里 高岡」があるので、そちらの駐車場へ。強い雨が降っているので、道の駅の建物は撮影出来ず。降りたら走って建物に入る。
 コロナ蔓延を強力に推進すべく国が行っている全国旅行支援のクーポン6千円を受け取っているので、これを今日中に使い切らないとクーポンが無効になってしまう。
全国旅行支援のクーポン
だから、道の駅に寄ったのである。
 店内を歩き回って品定めするが、家族の持病の関係で、マーガリン・乳化剤などの強い添加物が入った物は食べられない。しかし、どのお菓子にも必ずと言って良い程入っているので、買える物が殆ど無い。以前は洋菓子だけだったのに、ここ2年ほどは和菓子にも入っているようになってきている。お陰で、買えるお見上げの選択肢がどんどん狭まってしまっている。
# 国内の食品って、本当に添加物だらけだよな。
 散々見回って、辛うじて買い揃えた。お菓子類だけでは金額が少ないので、日本酒も3本入れた。
購入したお土産
まだ降っているので、走って360モデナに飛び乗り、高岡ICから能越道へ。

 平日の昼間なので、交通量は極端に少ない。時折強く降る中を順調に進む。小矢部砺波JCTを過ぎると更に交通量は少なくなり、走っているのはほんの数台となる。雨は相変わらず降り続いている。
 トンネルだらけの区間を過ぎて岐阜県高山市に入ると、雨は止んで時折陽が差すようになって来た。順調に進んでいたら、ひるがの高原SAを過ぎた辺りで突然巡航速度が法定速度以下に落ちる。「はーぁ?何で???」不思議だったが、こういう時に追越車線を加速しながら進むとロクな事は無いので、じわりじわりと遅い車を抜かしながら少しずつ車列の前へと移動して行く。

 15台ほど抜いた所で原因判明!パトカーが赤色回転灯を回しながら交通の邪魔をしていた。
# これって何で交通往来妨害罪にならんの?
法定速度を下回る速度で巡航しているので、法定速度+アルファでゆーーーーーーーーーっり抜いてパトカーの数台前まで進んで走行車線に戻る。
 そのまま流れに沿って走っていたら、パトカーが何故か追越車線をスイスイと走って行った...と思ったら、拙者より7台ほど前の辺りで走行車線へと結構無理に割り込んで入った。「何でそんな事するんだろう?」やっぱ、公務員のやる事って分かんないなぁ。(謎)
# 一応、市役所で課長補佐を5年間やってたんだけどねぇ。
パトカーの巡航速度は法定速度に届かないが、あえてパトカーを抜く車なんて居ないから、そのままの状態で先に進む事になる。この状態が郡上八幡ICまで続いた。こちらは急いでいる訳ではないので別に何とも思わなかったけれど、拙者の数台後ろを走っていた配送トラックらしき車両は随分イライラしてたなー。
# 配送業は時間が命ですから。
パトカーは居なくなったけれど、わざわざ飛ばして帰る事も無いので、そのままのペースで進む。美濃関JCTを過ぎると交通量が激増するけれど、遅い車を抜かすのに支障が出る程ではない。ややゆっくりしたペースで進んで一宮木曽川ICで降り、県道などを進んで、自宅には16時45分過ぎに無事到着。今回の総走行距離は439.6km、燃費は8.3km/Lだった。

 今回の撮影会は23日が雨天で、カッパと傘で雨をしのぎながらの撮影となった。初日は紅葉が少なかったものの、二日目以降は紅葉もそれなりに撮影できる状態だった。けれど、その素材を活かした撮影が出来たかというと「????????」である。(滝汗)

 他の参加者の方々は日頃から撮影に勤しんでおられるみたいだけれど、拙者は撮影会以外で撮影するのは年単位で見ても片手に届かない程度の回数しかない。
 元々腕のある方々が数多く撮影してどんどん腕を磨いて行かれるのに対して、腕が無い上に撮影回数が少ないんでは、「そりゃぁ大差が付いて当然でしょ」となるのは当然の結末である。(溜息)
 前回の撮影会と同様、今回もカメラバッグに関する課題は未解決だったけれど、帰宅してから一寸したきっかけで光が見えて来た。詳細については別途記事にまとめようと思う。

 それよりも、もっと根本的な、且つ、非常に重要な「腕を上げる為の努力が絶対的に足りていない!」という課題に対して、これ以上目を背けていられなくなってしまった、というのが今回の撮影会での最大の収穫かも知れない。ウーム。(--;)

(完)
nice!(26)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー