SSブログ

BBQの筈が蟹&岩牡蠣に?(その2) [フェラーリ]

(前回からの続き)

 市街地を通り抜けると交通量は大幅に減るが、遅い車が多くて360モデナのギア比とは合わず少々難儀する事も。姫川に沿って進むと山がどんどん迫って来て、山間部を走るウネクネ道となる。
 糸魚川静岡構造線に沿って走る国道だからか、フォッサマグナミュージアムやフォッサマグナパークなど、関連する施設が点在している。全部制覇してみたいけれど、地質に興味があるのは拙者だけだらうから、ツーリングで行くのは無理だろうなー。(汗)
 この道はトンネルや洞門が多く、運転中は景色を殆ど拝めないのが少々残念だが、信号は殆ど無いので快適だ。道の駅小谷に入って一寸休憩。
道の駅小谷

道の駅小谷

道の駅小谷
なんでもここの蕎麦が美味しいとかで皆さん次々と食べている。「えっ、やっぱり食べるの?」とは思ったけれど、皆さん美味しそうに召し上がっている。なので、試しに拙者も山菜蕎麦を頂く事に。(笑)
山菜蕎麦
うん、確かに美味い。でも、一寸お腹一杯になり過ぎかなぁ?(汗)食べ終わったら走り出す。

 トンネルなどを数回抜けると、田舎道が続く。走りながら「何だか見た風景だな?」と思ったら...2010年に撮影会で来た事があるんだわさ。
 更に進んで白馬村に入ると「栂池高原」の文字が見える。ここも2013年の撮影会で行った場所だ。しばらく走ると、JR白馬駅手前で工事の為交互通行となっている。交通量はそこそこあるけれど、渋滞するほどではなく、すんなりと抜けられた。白馬駅をチラリと見た時、「そういえば中学の頃、ここに来た事があったなぁ」と思い出した。

 父が宿や列車を手配して家族で旅した筈なのだけれど、当時の事は殆ど覚えていない。
# どっかに写真がある筈だから、それを見れば思い出すかも。
少ない記憶では、線路は南北に走っていて、駅舎は東側にあったよーな記憶がある。けれど、当日は曇天で東西南北が曖昧だったから、それが正しいかどうかは分からないままだった。
 今回国道側から見て「えっ、駅舎は西側にあったんだ!」これは大発見!!!である。
# 大袈裟な...(^^;)
あの当時、駅に到着した時点で正午を回っていたので、駅前にある食堂でざる蕎麦を食べた事だけははっきり覚えている。駅舎周辺は一寸懐かしいような、でも夢の中で見た風景の実物を見たような、なんだか不思議な感覚だった。

 駅を通り過ぎると徐々に交通量が増えて来る。そのうちに青木湖が見えて来る。仁科三湖の一つで、「思索の青木湖・釣りの中綱湖・レジャーの木崎湖」と言われている。仁科三湖を見るのは何十年振りだろう?なんだか急に懐かしくなった。
 大町市内に入ると交通量と信号が激増するが、地方都市なので渋滞までにはならない。高瀬川を渡って県道306へと進む。高瀬川に沿って進み、道の駅安曇野松川に入る。
、道の駅安曇野松川

、道の駅安曇野松川

、道の駅安曇野松川
ここで休憩がてら店内を物色、日本酒をお土産に買う。
買った日本酒・大雪渓
ここから帰宅する参加者もいらっしゃるので、本日のツーリングはここまでで流れ解散となる。「お疲れ様でした!」各自出発するが、大半が同じ方向へ進むので結局まとまったまま進む。

 県道308・県道310(安曇野わさび街道)と進むと、田畑は多いものの一気に平地の街中に入った感じとなる。信号で止まった時、何気なく横を見たら麦秋そのもの。
麦秋
長野道が左隣に寄って来ると渋滞気味となり、ICが近くなった事が分かる。安曇野ICから長野道へ。
 夕方の帰宅時間だからか、交通量はかなり多い。信州の皆さんはここから45分程度で済むが、我々は更に2時間以上走るので、巡航速度を少し上げて遅い車を抜かしながら先へと急ぐ。
 岡谷JCTで中央道に入るが、こちらも交通量が多い。注意しながら先を急ぐが、今回は不思議と覆面パトを見かけなかった。電光表示板には「飯田山本ICー中津川IC 渋滞1km 5分」と出ている。
 飯田山本ICを過ぎると工事区間に差し掛かって巡航速度はグッと落ちるが、幸い渋滞する事無く進む。やれやれ。
 恵那山トンネルと抜けて中津川ICを超えると交通量が少し増えるけれど、走り難い程にはならない。遅い車は問答無用で抜き去って先を急ぐ。土岐JCTで東海環状道(国道475)に入り、土岐南多治見ICで降りて土岐プレミアムアウトレットへ。19時前なので辺りはかなり暗い。
土岐プレミアムアウトレット
帰りを急いだのはここに寄る為だったのだ。このモールに入っているお店にとある修理を依頼する為に立ち寄ったのである。

 既に夕食の時間帯だが、モールは人でごった返していた。お店に行くと店内は客で一杯、店員さんを何とか捕まえて修理の手続きをするが、随分と時間が掛かった。その間、子供は別のお店を物色。19時10分過ぎに出発するが、子供はガソリン残量が少ない為、近くのスタンドで補充してから中央道に戻るそうな。
 来た道を戻り、土岐南多治見ICから東海環状道に入り、土岐JCTで中央道へ。
 中央道は交通量はそこそこ多いが、工事区間に入っても渋滞する事無くスルリと抜けられた。小牧東ICで降りて朝来た道を戻り、自宅には20時過ぎに無事到着。子供は15分ほど遅れて無事到着。

 以前からバイクで走って見たいと考えていた国道148を(車だけど)走る事が出来て良かった。
# バイクならもっと良かったんだけどなー。(^^;)
高速道だと、能生ICから安曇野ICまで153.4km・2770円(普通車)で約2時間。同じ区間を国道148などの下道で走ると115kmで2時間半弱。下道でも時間は30分弱しか違わず、3千円近く安上がりとなる。これなら、昼食後早めに走り出せば十分だ。
 それに、JR白馬駅は自分の記憶と駅舎の位置が違っているのに気が付けたし、やや遠い位置とは言え仁科三湖を久し振りに眺める事が出来て良かった。

 目的地が急に変更になって、当初は「え?」と思っていたのだけれど、結果としては感慨深いツーリングとなった。このルート、もう一度走ってみたいなー。(^^ )

 帰宅してから、改めてJR白馬駅を調べてみた。
 当時昼食を食べたのは国道寄りにある一寸洒落た喫茶店風のお店だったが、ストリートビューで見たら既に別の建物に置き換わっていた。自分の中でまた一つの昭和が消え、記憶に留めるだけの場所が増えた。

(完)
nice!(28)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー