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山だ、響く山だ、ついに山が来た!? [雑感]

 以前修理したBOSE AW-1は、こちらも修理した事のあるポータブルCDプレーヤーSony D-265を接続して使っている。
BOSE AW-1
 先月辺りから、使用中に時々左側の音が急に小さくなったり雑音が入ったりするようになった。音が完全に途切れるという訳では無いし、問題無く動いている時もあるので、何が原因なのかは分からない。
 段々と症状が頻発するようになってきて「こりゃーそろそろ要修理か?」と。

 症状から推測するに、多分LINE入力の左側の接触が悪くなっているんだろう。
 いつもなら分解して調べるんだけれど、生憎現在自分の使っている部屋は要修理品や段ボールなど、色んな物で溢れかえっていて分解するだけのスペースを確保できない。(滝汗)
# 整理整頓すれば良いだけの話なんですけどね、エエ。(^^;)...(--;)
 接触が悪い状態で無理に使い続けているとLINE入力端子に繋がる入力バッファー回路に負担が掛かってしまい、下手すると回路を壊してしまう。なので、使うのを一時的に止めている。

 このブログを読んで下さっている方々は「代わりに日立のラジカセ使えばエエやん」と仰るだろうが、実はTRK-8280TRK-8180も回路側に問題があるらしくて、どちらも正常に動作しない。(汗)
 部屋では大抵FMラジオやCDを聞きながら作業している。別に何も音を出さなくても問題無いのだけれど、無いと何となく寂しい。「また同じラジカセを仕入れるのは情けないしなぁ...そう言えば、あのラジカセって今も手に入るんだろうか?」
 ネットで探して見るとあるにはあるが、整備済みだと「何それ?」って突っ込みたくなるような金額で売られている。未整備品は外観によって金額に大きな差があるけれど、一応ラジオが使える程度なら1万弱が相場みたいだ。「じゃぁ、一寸探してみよう!」

 数日後「音は一応出るけど古いのでジャンク扱い」というのを落札、数日後自宅に送られてきたのが、これ。
SONY CFS-99
ソニーのラジカセ「エナジー99」(型番はCFS-99)である。
 ソニーのラジカセのトップモデルだけあって、定価84,800円!幅594mm×高さ347mm×奥行き169mm(最大突起部含む、把手含まず)・重さ10.8kg(カタログ値)と、巨大な物。ウーファーの口径は20cmで、下手なミニコンポより大きい。発売時のキャッチフレーズはその大きさを意識したのか「山だ、響く山だ、ついに山が来た」だった。
 本当はこの機種が欲しかったのだが、親から「高過ぎる」と拒否されてTRK-8180に落ち着いた、と言う経緯がある。だから、あえてこの機種にした、という訳だ。

 ラジカセだから難しい部分は何もない。でも、拙者自身も初めての機種なので、まずは操作系をチェックする。
 左端から、緑のボタンが電源スイッチ、音量と左右のバランス、高音と低音を調整するイコライザー、エコー(マイク用?)、
トップパネル
マイク1、マイク2、
トップパネル
テープ、LINE入力、
トップパネル
ラジオと選局ダイアル、という順に並んでいる。
トップパネル
前面中央にカセット操作部があり、その下にヘッドフォン出力端子とマイク端子2つがある。
前面中央部
背面には外部マイク入力、LINE/PHONO入力、LINE出力がある。
背面
アンテナ部に、FMラジオアンテナの同軸ケーブル用接続端子もある。
ラジオアンテナ用端子
どういう場所で使われていたのかは分からないが、かなりタバコ臭がするし全体的に汚れているので、軽く清掃した。
清掃中
飲食店で使わずに持ち帰った紙製おしぼりで半分ほどを拭いたら、真っ黒になった(ちなみに上側は未使用の状態)。
おしぼりが真っ黒に
アンテナ先端の樹脂部品もかなり茶色くなっていた。右が拭く前・左が拭いた後。
左が拭いた後、右が拭く前
 カセットテープ以外の動作を一通りチェックしてみたら、電源ケーブルをコンセントに挿しただけでカセット部のキャンプスタン・モーターが回り始めて止まらない。音を出すのに支障は無いけれど、無駄に電力を消費してしまうのは問題だ。
 それ以外は動作に問題は無い。出て来る音は高音部がだいぶ削られているけれど、モコモコになるほどではない。

 早速CDプレーヤーD-265を接続して使っているけれど、やっぱり高音部の抜けが悪いのが引っかかる。それに、電源を切った状態でもモーターの回転音がするので、意外と五月蠅い。うーん、こいつも要修理...かなぁ???
タグ:ラジカセ SONY
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