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再びペンタックス・デジタルスポットメーターの修理(その2:修理完了) [カメラ]

前回からの続き)

 お預かりしてからは、連日3分から10分程度接眼部をひねくり回していたのだけれど、どうにもこうにも動いてくれない。(滝汗)「どーしよっかなー?」とその度に考えていたのだが、妙案は浮かんでこなかった。

 ところが、先日別件で小型万力を探していて「そういえば、接眼部も万力で固定すれば良いんとちゃう?」と思い付いた。
# 思い付くのが遅いんだよ。(^^;)

 一寸時間が確保できたので、万力を部屋に持ってきて作業開始。接眼部外側にゴム板を当て、内側をウォータポンププライヤーで無理矢理回す。
接眼部を分解中
万力とプライヤーで無理矢理掴む為、周囲に傷が入ってしまうがこればかりはやむを得ない。しばし格闘していたら「パキッ」という音と共に接眼部が緩んだ。「やれやれ、これで分解できるわ。」蟹目レンチを出して来て、接眼部のネジを外す。
接眼部を分解中
次に、シリアル番号のプレートを外し、下にあるネジを外す。
シリアル番号の下に隠されたネジ
これで分解できたが、基板を見てびっくり仰天!2か所あるネジ穴のどちらにもネジが無い!!
分解したところ
振ると「カタカタ」と音がする原因は、基板が固定されていなかった為だったのだ。

基板が両面なのは以前と同じだが、設計が変わったようで両面ともチップ部品になっている。
基板上は両面ともチップ部品
以前はロジックICを使った回路だったが、この基板はマイクロコンピュータに置き換えられている。
カスタムICが使われている
富士通の定電圧8bitワンチップマイコンMB89P131だ。
富士通のワンチップ8bitマイコン
アナログ回路を止めて、わざわざプログラムまで用意してマイコンを載せた事になるのだが、その方が製造コストが安いのだろうか?
因みに、接眼部上の基板も新しい設計になっているけれど、回路を見る限りでは大幅な変更はされていないようだ。
依然と同じような回路の新基板

 基板の振動で切れた配線が2箇所あった。
配線が切れている
線の被覆を取り除いて、
被覆を取り除いたところ

被覆を取り除いたところ
線をハンダ付けする。
ハンダ付けし終えたところ
部品箱を漁って、ジャンクネジの中から穴に合う物を探し出し、基板を固定する。
基板をネジ止めしたところ
修理できたので、元通りに組み立てる。まず、接眼レンズをねじ込む。
接眼レンズをねじ込む
次に蟹目のネジをねじ込む。
蟹目ネジをねじ込む
本体内部にある対応するネジが固定されていない?ようで、蟹目レンチをいくら回してもかっちりとは止まらない。幸い、落っこちてしまうほど緩くは無いので、無理せずこのままとした。
接眼部外側をねじ込む。
接眼部をねじ込む
接眼部内側のネジをねじ込む。
内側ネジをねじ込む
この時、内側をウォーターポンププライヤーで固定した状態で接眼部外側を締め込むと上手く行くようだ。
接眼部外側には、万力で掴んだ際に塗装禿げが出来てしまった。
接眼部外側の塗装禿げ
接眼部内側にも、プライヤーで掴んで出来た傷が多数ある。
内側にも傷が
この傷は鋭敏で、柔らかい顔の皮膚が当たると切れてしまう危険性があるのだけれど、幸いな事に接眼部のゴムを取り付けたら隠れてくれた。
接眼部ゴムで傷を隠せた
これで修理完了である。
修理の終わったデジタルスポットメーター
因みに、万力を使ってから修理完了までの時間は30分弱。一ヵ月以上もこの方法に気が付かなかったのが、何とも悔やまれる。
 念の為、手元にあるスポットメーターと測定値を比べてみたが、同じ値を示すから動作は正常だ。

 一時期はどうなる事かと思っていたのだけれど、何とか修理できて良かった。目出度しメデタシ、である。

(完)
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再びペンタックス・デジタルスポットメーターの修理(その1:いささか難物) [カメラ]

 ひょんな事からPentaxデジタルスポットメーターをお預かりする事になった。
預かったデジタルスポットメーター
所有者がメーカに修理を依頼したら、「修理不能」で返却されてしまったのだそう。
 Pentaxのカメラ事業はリコーイメージングに事業譲渡されているので、修理などはリコーイメージングが受け付けている。しかし、実際には地域毎に修理業者と契約していて丸投げしているだけらしい。
 2年ほど前に同一機種を修理した事があるけれど、1年半ほど使ってから、別の機材入手の為に手放してしまった。再びお目にかかるとは思ってもみなかったので、一寸感慨深い。

 さて、外観は問題なさそうに見えるのだけれど、軽く振って見ると「カラカラ」と内部で何かが動く音がする。「電池ボックスの蓋が外れてるん?」と思い、電池室を確認したが、問題無し。
電池室は正常
「えぇーっ!?じゃぁ内部で踊ってる部品って何があるんだろう??外れるような部品は無いんだけどなー...こりゃアカン、分解してみよ。」
 改めて全体を確認するが、細かな傷がある程度で落としたり激しくぶつけたりしたような痕跡は無い。
 次に、接眼部を細かく確認する。
接眼部
銘板は本来のシルバーの物が取り付けられているし、本体下側にあるシリアルナンバーが刻印されたプレートも外されたような形跡は無い...( ,,`・ω・´)ンンン?という事は、修理業者は分解すらしてないって事?
# 幾ら古い機材だからと言っても、それは一寸酷いんではないかい?
 この接眼部を分解しないと本体内部にアクセスできない。けれど、蟹目になっている接眼部の付け根の部分が緩んじゃってるので、視度調節の部分を回そうとすると接眼部全体が一緒に回ってしまう。これでは視度調節の部分が外せない、イコール、接眼部を分解できない。(滝汗)

 このスポットメーターが現役の頃は、多分だけれど視度調整部のギザギザと一致する専用工具があって、それで分解していたのだと思う。この部分はギザギザになっている部分と、その内側にある部分を硬く締め付ける事で固定する構造になっている。
# ナット2個を重ねて任意の位置に固定するのと同じ原理ね。
しかし、土台となる蟹目のネジが緩んでしまっている為、接眼部だけを分解しなければならない。1mmほどの厚さしかない内側の固定金具と、周囲にギザギザが無くて取り付く島の無い外側の接眼部の双方を何らかの形で固定した上で緩めるより手が無い。
 内側の金具はプライヤーレンチで無理矢理掴むとしても、外側の接眼部は本体が邪魔して固定するのが難しい。

 届いてから暇を見つけては「あーでもない、こーでもない」と毎日10分ほど格闘しているのだけれど、一向に緩む気配が無い。うーん...こりゃー相当苦戦しそうだなー。(滝汗)

(続く...と思う、多分^^;...と思ったら、続いた
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カメラバッグのウエストベルト [カメラ]

 撮影会で使うのは中判フィルムカメラのハッセルブラッド503CWのシステムのみ。これをLowPro(ロープロ)のウエストカメラバッグ:インバース200AWに収めている。
インバース200AW
(503CWのセットに比べれば)可愛らしいデジタル一眼レフカメラを前提とした、かなり小ぶりな作りになっている。以前はヒマラヤ登頂者御用達のオリオンAWという大型ウエストバッグ兼バックパックがあったのだけれど、とっくの昔に廃番となってしまった。(無念)大きいサイズのウエストバッグを散々探して、このインバース200AWに辿り着いた。

 503CW+PME51を入れるだけでバッグが「ゲップ!」って言ってそうな感じになるけれど、更にCF50mm・CF250mmを入れている。カメラが大きいので上の蓋をチャックで閉じるとバッグ全体がだいぶ変形するけれど、今のところ破れたり解れたりという事はない。

 問題は、503CW+PME51を入れる時、レンズを下に向けた状態で縦に収める為、PME51の重さで前のめりになってしまう事。
前のめりになる
この状態で上の蓋を開けて少し屈むと入ってるカメラやレンズが自重で飛び出しそうになってしまうのである。実際に、この前の撮影会でも、CF250mmをもう少しで地面に落とすところだった。(滝汗)
 撮影会の度に「これって問題だよなー」感じていたのだけれど、解決策がなかなか思い付かなかった。でも、「機材を地面に落としてパーにする前に、絶対に何とかせねば!」と、改めて課題としてきちんと検証検討する事に。

 バッグを裏側から見ると良く分かるのだけれど、ウエストベルトはバッグの真ん中辺りに取り付けられている。
ベルトはバッグの真ん中
上下に幅のあるベルトの部分は、体を半周する程度しかなくて、残り半周は狭いベルトになっている。
半周は細いベルト
そういえば、このバックルは使い続けているうちに少しずつベルトが緩んで来る時があって、それが使い辛さを助長している。

 カメラ機材を納めた状態で吊るしてみると、やっぱり前のめり(画像左側が上)になっている。
前のめりになる
PME51は結構な大きさのあるファインダーで、しかもそれなりの重量がある。カメラバッグをウエストに取り付けた状態では、そのPME51が外側になるようにカメラを納める。その為、503CW+PME51+CF80mmを立てて収めると、頭でっかちの状態になって前方が重くなり、それで前のめりになってしまうのだ。

 ベルトの取り付け位置をもっと上にすれば良さそうなのだが、ベルトはバッグ本体にガッチリ縫い付けられていて取り外せない。
ベルトは取り外せない

しっかり縫い付けられている
ベルトの位置さえ上に出来れば、前のめり状態はかなり解消されそうという気がする。
 そこで色々考えた末、試しに普段使っているベルトを通してみた。
普段使いのベルトで吊ってみた
おぉ!これなら使えそうだ。試しに体に付けてみる。
だいぶ改善されている
バッグ付属のウエストベルトだと45度以上傾いて前のめりになっていたが、ベルトに替えたら15度位しか傾かなくなった。これなら前に少し屈んでも機材を落としてしまうなんて事は無さそうだ。

 でっ、自宅近くのホームセンターに足を運び、作業用で厚みのあるウエストベルトを仕入れて来た。
作業用ウエストベルト
触った感じではかなりがっしりしたベルトだから、カメラバッグの重さにも耐えられそうだ。

 実際の撮影会で使ってみないと本当に良いのかどうかは分からないけれど、長年(?)の課題は案外あっさりと解決してしまった。どうして今まで思い付かなかったんかなー?(滝汗)
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わの会東海支部氷見撮影会(その5) [カメラ]

前回からの続き)

 11月24日は朝5時半出発だからスマホの目覚ましを5時にセットしておいたけれど、不思議と5時少し前に自然に目が覚めた。ので、そのまま起きる。窓から外を見ると勿論真っ暗。路面は濡れているけれど、雨は降っていないみたいだ。
 準備して一階フロントへ行くと、既に参加者の方々が集まっていた。

 今日もIさんの車の乗せて貰い、予定通り5時半に出発。国道160を北上する。余川川手前で国道は片道一車線となり、海岸沿いに近くなると道幅も狭くなる。緩いカーブを直線で繋ぐ道を進み、10分一寸で撮影地に到着。空が雲で覆われている為、ライトが無いと足元が見えない。
撮影地に到着
海側へ移動して三脚を立てるが、真っ暗でフィルムでの撮影は無理。
フィルム撮影は無理
デジタル一眼を使う他の方々は早速撮影を開始されたみたいで、シャッターを切る音が聞こえて来る。

 待つ事45分ほど、雲が移動して青空が見えるようになり、徐々に明るくなって来た。
青空が見える
そろそろ撮影出来そうな明るさだけど、シャッター速度は1/4前後だから三脚ブレに注意が必要だ。
そろそろ撮影出来そう
更に30分経って、そろそろ普通に撮影できるようになってきた。
フィルムでも撮影できる明るさ
撮影を本格的に開始、フィルムをどんどん消費する。
氷見海岸

氷見海岸
7時15分を過ぎると太陽が雲の中に隠れてしまい、面白みが無くなってしまう。
虻が島
こうなってしまうと撮影を続けるのは難しいので、機材を仕舞い込んで帰り支度する。車の方へ移動している最中に、突然光が差して来た。
光が差して来た
慌ててカメラを取り出す。三脚を設置している暇は無い。堤防のコンクリートにカメラを置いて撮影する。
虻ガ島

虻ガ島
最後の最後になって絵になりそうな状態になり、フィルムを大量に消費する。(笑)8時頃に撮影終了、来た道を戻る。

 15分弱でホテルに戻り、そのまま朝食の会場へ。バイキング形式で、並んでいる料理もほぼ同じ。「昨日は肉ばっかりだったよなー」と思いながらお皿に取り込んだけど、やっぱ肉系ばっかりだね。(汗)
ホテルの朝食
食べ終わったら部屋に戻り、荷物をまとめる前にPCで天気予報を見る。今日は天候が回復して晴れ間もありそうな感じ。
 10時前に部屋を出てチェックアウト、機材も含めた荷物を全て360モデナに載せる。

 予定通り10時に出発。もうホテルには戻らないので360モデナに乗り込んで、車列に続く。国道160・国道415と進んで氷見ICから能越道に入る。
 何気なく進んで高岡北ICで降り、県道32・県道255・県道247と進んで、高岡市にある古城公園の駐車場に入る...あれ?Uさんの車が居ないよーな気がするけど?...気のせいだよね、多分。(笑)駐車場の横に蒸気機関車がある。
古城公園にあるC11
C11だ。頭が「C」だから、動輪が三軸の旅客列車用だね。説明の看板が横に建てられている。
C11の説明看板
三脚を担いで歩き、あちこちで撮影し始める。雲間から時折強い日光が差し込んで来るけれど、雲の量がとても多くて完全な晴天にはなりそうにない。こりゃー、露出の設定が大変そうだなぁ。(溜息)
# ハッセルブラッド503CWは全て手動だよん。
通行の邪魔にならぬよう、出来るだけ通路の端に三脚を立てて撮影する。
三脚は道端に
望遠レンズであちこちを切り取る。
古城公園の紅葉

古城公園の紅葉

古城公園の紅葉

古城公園の紅葉
場所を移動して、撮影を続ける。
三脚の場所を移動

古城公園の紅葉
デジタル一番レフ組はさっさとどこかへ歩いて行かれたけれど、フィルムの中判なので時間が掛かってしまい、なかなか先に進めない。
 そうこうしているうちに12時となり、撮影終了。駐車場に全員集まって「お疲れ様でした!」これで撮影会の日程は全て終了となった。

 お昼なので、自家用車での参加者はそのまま園内のレストラン「古城亭」で昼食を食べる事に。このお店はイタリア人が経営しているらしい。店になだれ込んで、各自思い思いに注文する。拙者はランチ・メニューの中から「カニクリームコロッケ」を頼んだ。
古城亭のカニクリームコロッケ
見た目は普通のコロッケと言う感じだけど、日本の食堂などで出て来る物とは一味違って、とても美味しい。アフターのコーヒーを頂きながらしばし談笑していたら14時近くなって来たので、お店を出る。
# Uさん、ご馳走様でした。m(_"_)m
駐車場に戻り、360モデナに乗り込む。他の方々は更にどこかへ行かれるみたいだったけれど、拙者は後々の都合もあるのでそのまま帰る事に。

 古城公園を出て県道247を南西へと進む。JR高岡駅へと向かう道だからか、交通量がとても多い。走行中に強い雨となった。帰宅してから調べたら、駅前には「ドラえもんの散歩道」があるんだそうな。
 しばらく進んで国道8へと左折、更に少し進むと高岡IC入口が見えて来る。その入り口の先に道の駅「万葉の里 高岡」があるので、そちらの駐車場へ。強い雨が降っているので、道の駅の建物は撮影出来ず。降りたら走って建物に入る。
 コロナ蔓延を強力に推進すべく国が行っている全国旅行支援のクーポン6千円を受け取っているので、これを今日中に使い切らないとクーポンが無効になってしまう。
全国旅行支援のクーポン
だから、道の駅に寄ったのである。
 店内を歩き回って品定めするが、家族の持病の関係で、マーガリン・乳化剤などの強い添加物が入った物は食べられない。しかし、どのお菓子にも必ずと言って良い程入っているので、買える物が殆ど無い。以前は洋菓子だけだったのに、ここ2年ほどは和菓子にも入っているようになってきている。お陰で、買えるお見上げの選択肢がどんどん狭まってしまっている。
# 国内の食品って、本当に添加物だらけだよな。
 散々見回って、辛うじて買い揃えた。お菓子類だけでは金額が少ないので、日本酒も3本入れた。
購入したお土産
まだ降っているので、走って360モデナに飛び乗り、高岡ICから能越道へ。

 平日の昼間なので、交通量は極端に少ない。時折強く降る中を順調に進む。小矢部砺波JCTを過ぎると更に交通量は少なくなり、走っているのはほんの数台となる。雨は相変わらず降り続いている。
 トンネルだらけの区間を過ぎて岐阜県高山市に入ると、雨は止んで時折陽が差すようになって来た。順調に進んでいたら、ひるがの高原SAを過ぎた辺りで突然巡航速度が法定速度以下に落ちる。「はーぁ?何で???」不思議だったが、こういう時に追越車線を加速しながら進むとロクな事は無いので、じわりじわりと遅い車を抜かしながら少しずつ車列の前へと移動して行く。

 15台ほど抜いた所で原因判明!パトカーが赤色回転灯を回しながら交通の邪魔をしていた。
# これって何で交通往来妨害罪にならんの?
法定速度を下回る速度で巡航しているので、法定速度+アルファでゆーーーーーーーーーっり抜いてパトカーの数台前まで進んで走行車線に戻る。
 そのまま流れに沿って走っていたら、パトカーが何故か追越車線をスイスイと走って行った...と思ったら、拙者より7台ほど前の辺りで走行車線へと結構無理に割り込んで入った。「何でそんな事するんだろう?」やっぱ、公務員のやる事って分かんないなぁ。(謎)
# 一応、市役所で課長補佐を5年間やってたんだけどねぇ。
パトカーの巡航速度は法定速度に届かないが、あえてパトカーを抜く車なんて居ないから、そのままの状態で先に進む事になる。この状態が郡上八幡ICまで続いた。こちらは急いでいる訳ではないので別に何とも思わなかったけれど、拙者の数台後ろを走っていた配送トラックらしき車両は随分イライラしてたなー。
# 配送業は時間が命ですから。
パトカーは居なくなったけれど、わざわざ飛ばして帰る事も無いので、そのままのペースで進む。美濃関JCTを過ぎると交通量が激増するけれど、遅い車を抜かすのに支障が出る程ではない。ややゆっくりしたペースで進んで一宮木曽川ICで降り、県道などを進んで、自宅には16時45分過ぎに無事到着。今回の総走行距離は439.6km、燃費は8.3km/Lだった。

 今回の撮影会は23日が雨天で、カッパと傘で雨をしのぎながらの撮影となった。初日は紅葉が少なかったものの、二日目以降は紅葉もそれなりに撮影できる状態だった。けれど、その素材を活かした撮影が出来たかというと「????????」である。(滝汗)

 他の参加者の方々は日頃から撮影に勤しんでおられるみたいだけれど、拙者は撮影会以外で撮影するのは年単位で見ても片手に届かない程度の回数しかない。
 元々腕のある方々が数多く撮影してどんどん腕を磨いて行かれるのに対して、腕が無い上に撮影回数が少ないんでは、「そりゃぁ大差が付いて当然でしょ」となるのは当然の結末である。(溜息)
 前回の撮影会と同様、今回もカメラバッグに関する課題は未解決だったけれど、帰宅してから一寸したきっかけで光が見えて来た。詳細については別途記事にまとめようと思う。

 それよりも、もっと根本的な、且つ、非常に重要な「腕を上げる為の努力が絶対的に足りていない!」という課題に対して、これ以上目を背けていられなくなってしまった、というのが今回の撮影会での最大の収穫かも知れない。ウーム。(--;)

(完)
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わの会東海支部氷見撮影会(その4) [カメラ]

前回からの続き)

 予定通り10時に出発。雨がパラパラと降って来たけれど強い降りではない...と思っていたら、徐々に雨脚が強くなってきた。宿から近い位置にある氷見ICから(昨日は通れなかった)能越道に入る。今日は祝日なので、道路工事はお休み。だから能越道は通れるらしい。
 車の量は少ないけれど、雨脚はやや強め。こりゃー撮影が大変そうだなぁ。(溜息)福間ICで降りて国道8に入る。道の駅メルヘンおやべを通り過ぎて少し進んだら、県道74へと進む。
 県道74も集落を繋いだようなウネクネした道で、進むに連れて標高が上がって行く。人家が少なくなってきたと思ったら、宮島峡・一の滝に到着。雨天だからか、駐車場には一台も停まっていない。やや強い雨が降り続いている。
宮島峡一の滝
傘を差して肩に担いだ状態で、三脚の足を延ばしてカメラを据えるが、カメラを濡らす訳には行かないので一苦労だ。
一の滝を狙う
水の流れが左右に分かれているので、片方ずつ撮影する。
一の滝左側

一の滝右側
フィルムはISO100なので、かなりのスローシャッターとなる。
 滝から少しだけ歩いた所に見事な紅葉があった。
一の滝近くの紅葉
雨で葉が濡れている為、露出を明るめにすると白っぽくなっちゃうし、だからといって露出を絞って暗めにすると全体的に暗いトーンになってしまう。PLフィルターで葉表面の反射を取り除くと、今度は不自然な仕上がりになってしまって、なかなか難しい。12時になったので、この場所での撮影は終了、次は昼食だ。

 来た道を戻り、道の駅メルヘンおやべに入る。昼時とあってか、駐車スペースはほぼ満車だ。
駐車場はほぼ満車
この中にある食堂で各自食券を買う。
道の駅の中にある食堂
連日宴会でお酒を飲むので、カロリー総量を抑える意味も含めて「氷見うどん」を選んだ。
氷見うどん
地名の付くうどんだけど、面が細めで食感が少し違う以外は普通のうどんと変わらない感じである。
 参加者の皆さんは...えっ、カツカレー??(@@;)皆さん結構な年齢の筈なのに、かなりの量があるカレー、しかも高カロリーな揚げ物のカツ...うーん、負けた。(YoY)(滝汗)その割に皆さんスリムだ。それだけ運動量が多いって事なんだろうねー。
 食べ終わったら、売店を見て回る。雨天だけど、お客さんは結構入っている。13時過ぎ、各自車に乗り込んで出発する。

 来た道を戻って一の滝を通り過ぎ、更に奥へと進むと二の滝があるのだが、その少し上流にも滝のような場所がある。
二の滝の少し上流
ここで一頻り撮影したら、二の滝へ移動する。
二の滝
層状になっている岩盤(砂岩かな?)が特徴的だ。ここではかなりしつこく撮影した。それにしても、雨天の撮影は一寸大変だ。
二の滝・アップ
45分ほど撮影したら、再び車に乗り込んで三の滝へと移動する。
三の滝
水量の少ない時期なので、部分的にしか滝になっていないけれど、こればかりは仕方あるまい。
三の滝・アップ
この周辺は紅葉がそこそこ残っている。雨も徐々に止んできた。
三の滝周囲の紅葉

三の滝周囲の紅葉
15時20分でここでの撮影は終了、「ひょっとしたら山が見える?」という淡い期待のもと、雨晴海岸の道の駅近くへ。
 来た道を戻り、能越道を北上してホテルへ帰る前に海岸沿いに出る。雨は降っていないが、残念ながら山々は雲の中。天候はどうしようもないけれど、一寸残念だなぁ。
 再び車に乗り込んで出発、17時にホテルに到着。

 まず先にお風呂を済ませ、部屋でPCを開いてメールや海外ニュースをチェック。一通りチェックしたら一階ロビーへ。今日はレストラン和海がお休みだそうなので、ホテルを出て食べに行くのだ。18時に全員で出発。
 県道303・県道373・国道415と進む。県道373と国道415は両側にアーケード街が続く。何でも以前はとても賑わった中心街なんだそうな。ちなみに、この国道は「まんがロード」と言う名前が付けられているらしい。そんな両側をキョロキョロ見ているうちに、湊川沿いにある「寿司やうち」に到着。今日は貸し切りだそう。
寿司やうち(氷見市比美町)
まず初めに出て来たのがお刺身。デジカメのISO感度を上げるのを忘れたので、どの画像もブレている。(滝汗)
お刺身
自宅周辺のスーパーで売ってるお刺身は、正直言って醤油の味しかしないんだけれど、このお刺身はお魚の味がする!甘海老が本当に甘い!一寸感激した。(笑)ガリは自家製だそうで、これが実に美味しい。
ガリ
次はお寿司である。
お寿司
太平洋側ではお目に掛かれないお魚もある。その次に出て来たのが、お店の名前を付けた「やうち汁」だ。
やうち汁
刺身を取った残りを使って作られているそうだが、実に美味しい。魚嫌いな拙者が言うんだから間違いない(多分、ね^^;)。そして、もう一皿お寿司が出て来る。
またお寿司
「新鮮なお魚って、こんなに美味しいんだ!」と、久し振りにお魚の美味しさで感激!!!した。お陰で、ビールが随分と進んだ。(笑)
 お腹一杯食べたら、夕食兼宴会は終了。来た道を戻ってホテルに戻る。

 寝る前に、PCで明日の天気予報を見る。明日も朝から雨が降るらしい。「こりゃぁ明日も傘差して撮影か、一寸憂鬱だなぁ。」早朝撮影は5時半出発の予定だけど、朝も雨なのかなぁ...zzz

(続く)
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わの会東海支部氷見撮影会(その3) [カメラ]

前回からの続き)

 呑んでみて分かったけれど、席に着く前から置いてあった杯はノンアルコール梅酒らしい。
ノンアルコールの梅酒
乾杯の後、次々と料理が運ばれてくる。
宴会料理

宴会料理

宴会料理
2杯目以降はハイボールにチェンジ。
宴会料理

宴会料理

宴会料理
この混ぜご飯は、程よいお味で美味しかった。
宴会料理
食後のデザートは三種類と豪華だ。
アフターのデザート
19時半過ぎで宴会はお開きとなるものの、そのままロビーの仕切りのある部屋に移動して、おしゃべりタイムは更に続く。
 明日は早朝撮影があるので、21時半過ぎでお開きとなる。「お疲れ様でしたー!」

 部屋に戻り、歯磨きなど寝る準備をする。その後、持参したPCでメールや海外ニュースをチェック。更に天気予報を見ると、明日の朝は雨模様らしい。うーん、仕方ないかなぁ。
 寝る直前に外を見たら、ホテル前の駐車場は車が沢山並んでいる。
8階から見る夜景
今日の宿泊客は多いみたいだ。明日雨となると、朝からカッパ着て撮影って事になるのかな...zzz

 最初の予定では早朝撮影は5時から出発と言う話だったが、宴会終了間際に5時半に変更になった。その理由は「5時半でも十分間に合う」んだそうな。
 スマホで5時目覚ましを設定したけれど、何故か4時45分過ぎに目が覚めてしまった。寝直すと目を覚ますのが確実に1時間半以上後になってしまうので、そのまま起きる事にする。
 「外は寒いだろうから」と着込んでロビーに降りる。当然ながらフロントには誰も居ない。
早朝で不在のフロント
昨日と同様Iさんの車に乗せて貰い、予定通り5時半にホテルを全員で出発する。国道160をある程度進んだら別の道へと進み、雨晴海岸の直ぐ近くにある道の駅・雨晴に車を停める。
道の駅雨晴
そこからJR氷見線を歩いて渡って海岸に降りる。まだ暗い上に雲が空を覆っているので、LEDライトが無いと足元は全く見えない。幸い、雨は降っていないし、撮影終了まで傘を使わずに済みそうだ。海辺に出ても周囲は真っ暗。
周囲は真っ暗
でも、デジタルな方々は早速あちこちで撮影されている。これだけ暗いと、フィルムだとどうしようもないんだよねー。(汗)早朝だというのに、列車の通る回数は結構多い。
早朝の列車
1時間近く経って、徐々に明るくなってきた。
徐々に明るくなってきた
でも、列車を撮影すると、ISO100に設定してあるデジカメだとシャッター速度が遅いのでぶれて写る。
列車はぶれて写っている
これ位明るくなって来ると、ISO100でも数秒の露出で撮影できるようになって来る。
撮影できる明るさに
単体露出計で測定しながら、デジカメのマニュアルモードで撮影して具合を見ながらハッセルブラッドの露出を決めて撮影する。
 晴れていれば女岩の背景にアルプスが見える筈だし、気温が低ければ海面は気嵐に覆われる筈なんだけど、気温が高くて曇天なのでどちらも実現しなかった。まぁ、天候ばかりはどうしようもないからねぇ。(溜息)

 7時15分までで早朝撮影は完了、停めた車の方へと歩く。道の駅の前には地元のバス時刻表が立っている。
バス時刻表
見ると、ほぼ1時間に1本だ。
DSC03767.JPG
地方のバス路線としてはかなり本数が多い。田舎のバス路線は朝と夕方の数本だけというのが普通だからねー。
 車に乗り込んでホテルに戻る。部屋には戻らず、そのまま朝食の会場へ。会場は昨日の宴会場所と同じ。バイキングなので、食べたい物を各自取って食べる形式だ。改めて画像を見ると、肉に偏った食事になっちゃってるなー。(反省)
バイキングの朝食
たらふく食べたら部屋に戻る。外を見ると、曇天だが雨は降っていない。
8階から見る景色
PCで天気予報を見たら、今日は10時過ぎから終日雨が降るようだ。
8階からの景色
出発は10時、それまでネット上の海外&経済ニュースを読んで過ごす。

 出発10分前になったので、部屋を出て1階ロビーへ。既に大半の方々が集まっていた。これから撮影場所に向かうんだけど、既に雨が降り始めている。天気が心配だ。酷く降らなければ良いんだけどなー...

続く
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わの会東海支部氷見撮影会(その2) [カメラ]

前回からの続き)

 Iさんの車を先頭に、集合場所のホテルから走り出す。国道160を北上し、氷見市街を抜ける頃に県道18へと進路を変える。少し進むと阿尾川が近づいてきて、人家がどんどん少なくなって行く。集落を繋ぐ道で、山が迫っているのでウネクネしたカーブがとても多い。空は相変わらず曇っているけれど、雨が降って来る事は無さそうだ。
 20分強で、撮影地の蛇が池に到着。
蛇が池
半径100mほどの池で、小さな島に木が生えているのが特徴的だ。
蛇が池
駐車スペースは広くて乗用車なら10台ほど停められそうだが、未舗装なので降った雨でぬかるんでいる。注意しながら歩いて撮影を始める。池に突き出た部分が真四角なので、人工的な池のようだ。
突き出しは人工的な形状
紅葉はピークを過ぎていて、大半の葉が落ちてしまっている。だから、撮影は遅々として進まないのだが、他の皆さんはあちこちでシャッター音を響かせている。ウーム...これが技量の差か。(溜息)ぼーっとしているのも情けないので、シャッターを切る。
蛇が池

蛇が池

蛇が池
16時40分ごろまで撮影したら、車に乗り込んで出発する。

 来た道を戻って国道160に戻り、国道を南下して余川川を過ぎたら海側へと国道から逸れる。海岸沿いを少し進んで、比美乃江公園中央の駐車場に入る。
比美乃江公園中央の駐車場
雲は厚いが、雨が降る気配は無い。
比美乃江公園中央の眺め
遠景に唐島が見える。
比美乃江公園中央の眺め

比美乃江公園中央の眺め
皆さんデジタルカメラなので、ISO感度を上げたり色温度を変えたりして色々撮影されていたけれど、フィルムだとそうは行かない。せいぜい露出を変えたり、構図を変えるのが精一杯だ。
唐島

唐島
30分近く撮影したら、本日の撮影は終了。車に乗り込んでホテルへと向かう。

 ホテルには5分弱で到着。後で地図を調べたら、歩いても行ける距離だった。
 東京組は今からチェックインなので、皆さん宿の書類に書き込んでいる。フロントに社員が2名居るけれど、どういう訳かチェックインが遅々として進まず、行列が出来ている。ウーム、フロント業務に改善の余地がありそうだな。
 そういえば、チェックイン時に「連泊の方には、ベッドメイク・清掃は行わずにアメニティーだけ補充するエコなんちゃら(正確な名前を忘れちゃったのよ^^;)に同意して頂くと、ドリンクを一本サービスします」との話だったので、同意した。すると、コインを渡されて、「自動販売機でお好きなのを一つお選び下さい」と言われたので、お茶を選んだ。
サービスのお茶のペットボトル
# 今から思えば、ビールを選んだ方が良かったかなぁ。
キー代わりのカードを受け取り、指定された8階へとエレベータで向かう。館内は落ち着いた雰囲気だ。
館内
部屋は現代風である。
# 因みに、撮影は24日朝です。A(^^;)
ホテルの部屋

ホテルの部屋

ホテルの部屋
夕食兼宴会は18時半からなので、先にお風呂へ。
 風呂は天然温泉とかで、鉄分を含んだ茶色の塩泉だった。白いタオルを使うと色が付いて取れないかも知れないなー。内風呂の温度はかなり高めで、普段42度設定のお風呂に入っている拙者には少々熱かった。
 部屋に戻ったら、持参したPCを無料WiFiに接続。明日の天気予報を見ると、終日雨。(溜息)メールを読んだり、ネット上のニュースを読んだりしていたら18時半近くになったので、一階に隣接しているレストラン和海(「なごみ」と読むんだってさー)へ。

 ほぼ予定通りの時刻に宴会スタート!自宅ではビールを飲んでいない為か、久し振りのビールは美味い!...あ、撮影する前に飲み干しちゃった。(滝汗)
乾杯のビール
さーぁ、宴会の始まりだ...

続く
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わの会東海支部氷見撮影会(その1) [カメラ]

 「わの会」(主宰:三輪薫先生)の東海支部撮影会が11月22日(火)から二泊三日で開催された。残念ながら、子供は大学院側の都合が付かず、拙者のみの参加となった。
 距離的にはそんなに遠くないので、早朝に出る必要は無さそうだ。

 22日7時半過ぎに自宅を出発、一宮木曽川ICから東海北陸道に入る。空は曇っている。そういえば、この道を使うのは久し振りだ。
 平日の朝だけど、交通量は結構多い。小型や軽の乗用車が目立つ。通勤にしては時間的に遅いし、平日に観光で走る台数はそんなに多くないだろう。皆さん一体何処へ行くんでしょ??
 美濃関JCTを通り過ぎると交通量が少し減る。先に進むに連れて徐々に交通量は減って行くが、貸し切り状態という程にはならない。かなり走り易くなってきたので、高鷲ICを過ぎた辺りから巡航速度をほんの少し上げて走る。

 しばらくそのままの状態で走っていて何気なくバックミラーを見たら、後ろから白いクラウンの覆面パトが回転灯を回しながら凄い勢いですっ飛んでくる。目測で140km/h位は出ている感じ。「ん?狙われてる??」遅いトラックを抜いたら直ぐ走行車線に戻り、法定速度前後で走る。
 覆面パトは直ぐ後ろに付いてしばらく回転灯を回していたが、どういう訳か5分ほどで回転灯を回すのを止めて徐々に後ろに下がり始めた。拙者と覆面パトの間隔は、初めは車一台分位しかなかったが、
# 因みに、覆面パトは「高速自動車国道等車間距離不保持違反」だね。
少しずつ離れて行き、15分位で見えなくなった。多分、担当地域の範囲を超えたんだろう。更に少し進んだら、富山県側に入った。トイレに行きたくなってきたので、城端SAに立ち寄る。
城端SA
観光案内板がトイレ近くにある。
富山県観光案内版
もう一つ、南砺市の板もある。
南砺市観光案内版
気温はだいぶ低いのに、草花が咲いている。
SAに咲く花

SAに咲く花
周囲に植えてある木々はかなり色付いている。
SAの紅葉

SAの紅葉
切り取ると結構良さそうなのだけれど、実際にはこんな感じ。
SAの風景
ここでカーナビに集合場所を目的地に設定してから走り出す。

 小矢部砺波JCTに近づくに連れて交通量が増えるけれど、絶対的な交通量はそんなに多くなくて走り易い。こちらの空も曇ってはいるが、雨が降るような厚い雲ではない。
 小矢部東本線料金所で一旦ETCの精算が入り、そのまま能越自動車道へと進む。事前に調べていて分かっていたのだけれど、少し進んで高岡北ICから先は工事中で通行できない。だからICを降りて県道32に出る。
 少し走ったら国道160とぶつかるので、国道160へと左折。集合場所はこの国道沿いなので、道に迷う事は無い。

 もう直ぐ昼だが、国道160は交通量がかなり多い。信号もそれなりに多いので、距離の割には時間が掛かる。国道415との交差を過ぎて少し走り、12時10分過ぎに集合場所「ルートイングランディア氷見 和蔵の里」に到着。
ルートイングランディア氷見 和蔵の里
持参した栄養ゼリーを昼食代わりに食べながら周りを見回すが、参加者の車両が見当たらない。「ありゃーぁ、皆さん何処行っちゃったのかな?」集合は13時、まだ時間があるので周囲を歩いてみる。

 南隣にプラファ氷見ショッピングセンターとヤマダ電機が見える。
プラファ氷見ショッピングセンターとヤマダ電機
奥にムサシホームセンターが見える。
奥にムサシホームセンター
ヤマダ電機は間口が広い。
ヤマダ電機
一通りクルリと歩いて回って戻って来たが、「未だ誰も来ないなー。」待つ事5分弱、徐々に参加者の車両が駐車場に入って来た。
 参加者と雑談しているうちに集合時間の13時となるが、関東からの参加者集団は新幹線の遅れで到着がかなり遅くなりそうだと。集まった参加者だけで勝手に先へ行く訳にも行かないので、そのまま雑談しながら待つ事40分ほどで関東組が到着。
 ホテルのフロントへ全員集合、今回の参加者は12名。オリエンテーションで今日のスケジュールや行先の説明を受ける。一通り済んだら、車に分乗して出発。拙者は、現地民のIさんの車に乗せて貰う事になった。さぁ、いよいよ撮影会の始まりだ...

続く
タグ:氷見市
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わの会集いの会(その3) [カメラ]

前回からの続き)

 18時半少し前に部屋を出て宴会場へ行くと、バスの時と同じように座席指定になっていた。
 予定通り18時半から主宰・三輪先生のお話が始まる。
三輪先生のスピーチ
次にホテル側の説明を挟んで、世話役の方々の紹介。
世話役の方々の紹介
その直ぐ後に「乾杯!」で宴会が始まる。
 今回出ていたお酒は白と赤のワイン(スペイン産)、焼酎と日本酒が1本ずつ。
出ていたお酒
今回、差し入れのお酒は無しだったようだ。
# ホテル側の意向???
料理は一つずつ出て来る。
胡麻豆腐、卵豆腐

信州サーモン、環八、鮪

沖目鯛幽庵焼き、菊花浸し、はじかみ、花豆、石垣零余子、川海老素揚げ
お品書きに何やら書いてあるな...なぬぅっ?ご飯のお替りは有料だとな??
お品書き

百合根饅頭 紅茶餡掛け

信州牛味噌煮込み

五郎兵衛米 茸御飯、香の物、合わせ味噌仕立て
最後にデザートが出た。
有の実
明日は運転して帰宅するので、お酒の飲む量を大幅に抑えた。その為なのか、何となく物足りない感じ。(汗)
 宴会のラストにじゃんけん大会があり、
じゃんけん大会の挨拶中
その後はそのままセミナーに突入する。
 セミナーは、今日主宰が撮影した全カットを解説付きで見せて頂き、その後にはスライドショー形式で作品を拝見した。21時半で本日の予定は全て終了、部屋に戻る。
 部屋に戻っても、これといってやる事は無い。明日は5時40分から早朝撮影なので、一寸早いような気もするけれど寝る事にした...zzz


 夜中に雨の音が聞こえて来て「降ってると早朝撮影は難しいかなぁ」と思いながらウトウト。5時半に目覚ましが鳴ったので起きて外を見ると...えっ!?白いじゃん。
雪が少し降ったみたい
今は雨に変わっているけれど、降り方は強くない。「うーん、撮影できるかなー?」半信半疑だったが、取りあえず身支度して車の方へ向かう。
 駐車場に出たら、案の定雪が積もっている。
雪が積もっている
「そういえば、以前ここで撮影した時も雪が降ったっけなー。」弱いとはいえ雨が降り続いているので、ホテル玄関の庇の下へ移動してから三脚を拡げてカメラを載せる。ここなら降られても大丈夫。
庇の下で撮影 /></a></div>見える範囲でフィルム1本撮影した。
<div align=ホテル玄関から

ホテル玄関から

ホテル玄関から

ホテル玄関から
朝食は7時半からなので、一旦撮影を終えて部屋に戻った。外を見ると、雨で雪は融けてしまったようだ。
雪は雨で溶けて無くなった
朝食の会場に行ったら満席で入れない。5分ほど経ったらようやく入れた。セルフ形式なので、食べたい物を次々とトレーに載せた。
満載のトレー
「朝から一寸食べ過ぎか?」と思ったけれど、昼まで撮影で動くんだから良い事にしよう。(笑)勿論、デザートは別腹である。
デザート
食事が済んだら部屋に戻り、荷物をまとめる。出発は9時で、それまでにチェックアウトしておかねばならない。出発までまだ30分以上あるけれど、部屋に居てもやる事は無いので、引き上げてロビーへ。

 フロントでチェックアウトしたら荷物を車に積み込み、バスの出発を待つ。昨日故障したバスの代わりに同じ系列のホテルから急遽引っ張って来た同じ型のマイクロバスが用意されたそうで、予定通りの出発となる。
 バスに乗り込んで揺られる事10分一寸、箕輪平(御柱の森)に到着。時折木の葉から雫が落ちて来る程度で、雨は降っていない。紅葉している木は奥の方にあるので、望遠レンズで切り取る回数が多くなる。
望遠レンズで切り取る

御柱の森

御柱の森

御柱の森

御柱の森
三輪先生に「広角で見上げて取ると良いよ」と言われ、50mmに替えて上を向く。
広角で上を向いて撮影
感度を自在に変えられるデジタルなら手持ちで撮影出来るだろうけど、フィルムだとそうは行かず三脚をあちこち動かしながらの撮影となる。
 ここでの撮影は11時まで、再びバスに乗って走り出す。
 次は少し走った所にある駐車場に入る。トイレ休憩だ。
トイレ休憩
ここでスッキリしたらバスに乗り込む。
 また10分ほど揺すられて、次の撮影場所・まんてん広場に到着。ここで集合写真を撮影してから、各自撮影となる。
まんてん広場

まんてん広場

まんてん広場

まんてん広場
12時40分まで撮影して、今回の撮影は全て終了。バスに乗り込んでホテルに戻る。

 朝食を食べた場所に入って、今度は昼食だ。
昼食
まずはスープ。
スープ
次にパンが出てきて、
パン
メインディッシュが出て来た。鶏料理だ。
メインは鶏料理
アフターのデザートはチョコケーキ(?)。
デザート
最後にコーヒーが出て来た。
コーヒー
食べ終わった頃に主宰の挨拶があり、これで集いの会の予定は全て終了、お開きとなった。

 全国旅行支援のクーポン券を貰っているけれど、お店側の申請が間に合ってなくて使える場所が限られている。幸い、このホテルの売店は対象の店舗になっている。「一々探すのは面倒だし、ここで券を使い切ろう。」子供と二人分の券でお土産を購入。
券で買ったお土産
撮影機材を車に積み込んで出発する。
 いつもなら霧ヶ峰のカルペデイムでもう一泊するところだけれど、今回は子供が翌日どうしても大学へ行かねばならぬ用件があり、涙を呑んで帰宅する事に。

 昨日来た道を戻り、諏訪ICから中央道に入る。
 平日の昼間だけど、案外交通量は多い。岡谷JCTを過ぎると更に交通量が増えるけれど、走り難い程ではない。覆面パトの餌食にならぬよう気を付けながら進む。
 松川ICを過ぎてしばらく進むと、前方に極めて怪しいシルバーのクラウン・サングラスカーが微妙な速度で巡航しているのを発見!ゆっくり近づいて行くと、2名乗車でどちらもヘルメットを被っている。「やっぱり覆面やで、こいつ。」ゆーーーーーーっくり抜いたら、次のICで降りて行った。ホッ。(安堵)
 その後も注意しながら進むが、覆面らしき車両は見当たらず、順調に進む。飯田山本ICを過ぎると工事区間となるものの、渋滞する事無くスンナリ進む。工事区間は中津川ICのだいぶ手前で一旦終わる。
 土岐JCT手前からまた工事区間が始まるが、こちらも巡航速度が一度極端に落ちただけで激しい渋滞にはならずに抜けられた。
 小牧東ICで降り、昨日来た道を戻る。犬山市街に入ったらやや混雑していて、渋滞気味。通勤時間帯という事もあって混雑は江南市まで続いた。
 県道183を進んで、18時15分頃に無事自宅に到着。今回の走行距離は453.6km、燃費は7.5km/L。

 今回の撮影も、ハッセルブラッド503CW一式である。
ハッセルブラッドVシステム
この機材をLoweProインバース200AW(既に廃番)と、
インバース200AWにカメラとレンズを入れたところ
Wolffepack(こちらも販売終了?!)に分けて収めている。
Wolffepackには望遠とマクロなどを入れる
今回は小型観光バスでの移動だった為、カメラバッグ2つだと細い通路を通るのがかなり辛かった。
 バスの中で揺すられている時、「そういえば、以前はLoweProフリップサイド400の一つにまとめていた時もあったなぁ」と思い出した。
 バッグを二つに分けると機材の重量は分散するけれど、バッグの分だけ重くなるし、インバース200AWはハッセルブラッドの重さでバッグが前のめりになってしまうし、フロントのポケットが小さくてほぼ使えない。
バッグが前のめりになる
リュック・タイプのバッグ一つにまとめればそういう問題は無くなるけれど、今度は機材を取り出すのに背中からバッグを下ろすという手順が必ず入るので一寸面倒になるし、地面に置いて機材を取り出す事になるので汚れないような対策も必要となる。
 カメラバッグについては、まだまだ課題が尽きそうにないなー。(滝汗)

(完)
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わの会集いの会(その2) [カメラ]

前回からの続き)

 バスは座席指定で、我々には一番後ろの右側2つが割り当てられている。しかも、我々の座る席の前ろ2列だけ通路の幅がやたらと狭くなっている。お陰で、撮影機材で肥満気味のバッグ2つを持ったままだと通るのが大変!(汗)何とか通り抜けて席に座る。バス2台・乗用車3台が連なって出発。

 バスに揺られる事20分弱で御泉水自然園に到着。
御泉水自然園入口
# 画像撮り忘れで、出発時の画像を使ったけれど、思いっ切りぶれてるねぇ。(汗)
入場券を受け取り、早速中に入る。

 入った直ぐの所の木が既に紅葉している。
入口近くの紅葉
標高が高いので紅葉の色付き具合が進んでいる。
紅葉
実際に見える風景は、こんな感じ。
撮影風景
紅葉する木の数が案外少ないので、望遠レンズで切り取るような撮影の仕方が殆どとなる。園内を流れる川を狙ったり、
園内を流れる川
背後に紅葉を入れたりして
背景に紅葉
撮影して行く。
 川から少し進んだ所で木道が二手に分かれていて、右側に進むと小さな草原のような場所に出る。
小さな草原みたい
葉が落ちずに残っている枝とか、
DSC03285.JPG
サルオガセがマフラーのように巻き付いている木を撮影したりして、
サルオガセが巻き付いている
フィルムをどんどん消化して行く。
 因みに、サルオガセは別名で「霧藻」とも呼ばれ、空気の綺麗な冷涼湿潤な山岳にしか生育できない植物らしい。見た目は寄生木のようにも見えるけれど、空中の水分と光合成だけで成長するんだそうな。
 2時間弱撮影して、出発時間15:40に間に合うように駐車場へ行くと、既にバスが待ってい...エエーッ!未だ乗ってないのに、何で出発しちゃうん???拙者はまだ乗っとらんぞぉーぃ!!!
 何でもチャーターしていたホテルのマイクロバスが故障してしまったとかで、取りあえず乗れるだけ乗せたら出発する事にしたんだとか。次の撮影地は10分ほどの距離だから、全員を下ろして戻って来ると30分近く掛かる筈。「夕焼けに間に合うんかいな?」
 すると、乗用車組のUさんから「まだ乗れるから乗って行きなよ」と声を掛けて頂いたので、有難く親子で便乗させて貰う。

 10分一寸車に揺すられて、次の撮影地「夕陽の丘」に到着。
# 有名な撮影ポイントだよねー。
バスで先に移動していた参加者の方々は既に撮影し始めている。
先発組は既に撮影中
日没少し前で色温度が下がって来て、陽射しの色がかなり黄色くなってきている。
夕陽の丘からの眺め
空気の透明度が今一つで遠景は少しモヤモヤしているけれど、取りあえずどんどん撮影する。
空気の透明度がやや低い
陽が落ち始めると、シャッターを押す回数も増える。
夕焼け

夕焼け

夕焼け

夕焼け
デジカメの自動露出で撮影すると昼間みたいに写るけれど、実際にはかなり暗くなっている。
実際にはもっと暗い
陽が落ち切ったら、今日の撮影は終了となる。
日没後
再びUさんの車に乗せて貰って10分ほどでホテルに到着したら、故障したホテルのバスがレッカーでけん引されている所だった。
レッカーで引き上げられるホテルのマイクロバス
撮影機材は重いので、360モデナのトランクに放り込む。そうすれば、わざわざ部屋まで持って上がらなくて良いからねー。
 部屋に入ったら、直ぐに風呂へ行く準備をしてお風呂へ。お風呂は建物を結ぶ地下通路の途中にある。因みに、地下の通路はこんな感じ。
地価の通路
お風呂から上がったら部屋に戻る。2人用の部屋だけど、結構広い。
ベッドルーム
ベッドルームの手間にはくつろげる部屋もある。
ベッドルーム手前の部屋
かなり贅沢な作りのホテルだ。
 夕食兼宴会は18時半から。そろそろ会場へ行くとするか...

(続く)
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