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えっ、また消える?? [雑感]

 先日直したデジタル温度計(株式会社ソアーのTX-100)は、妻が「お風呂場で使っていたら、また消えちゃった」と言って持ってきた。
表示が消えている
ところが、5分ほどすると復活する。
表示が復活
どうも湯気で表示が消えちゃうみたいだ。

 僅かな水分で配線の何処かがショートして表示が出なくなるというのは直ぐ分かるのだが、問題は何処がショートしているのか???である。「怪しいのは、ハンダの残渣だな。」
 湿度が高いと、ハンダ付けで残った残渣(フラックス)に含まれる成分と相まって絶縁抵抗値が低くなってしまう事があるのだ。
 精密ドライバーのマイナスと古歯ブラシで徹底的に残渣を取り除く。
残渣を取り除いた状態
15倍のルーペで基板の配線をなめるように見回したが、どこにも残っていない。「これで良いだろう。」

 元通り組み立てて、試しに隙間から息を吹きかけてみたら...「ありゃーぁ、消えちゃうじゃん。(滝汗)」原因は残渣だけではないようだが、ハンダパターン面での配線間の距離は結構あって、湯気程度の水分ではショートしない筈。だけど、何故かショートしてしまう...「じゃぁ、物理的に防水すれば良いんじゃ?」

 グルーガンを出して来て、ハンダ付けの個所全てをグルーで覆う。
ハンダ部をグルーで覆ったところ
液晶側もぐるりとグルーを流し込んだ。
周囲にグルーを流し込んだところ
そのお陰で、グルーが邪魔して組み立ててもきちんと閉まらなくなってしまった。
グルーの厚みで隙間が出来ちゃった
まぁ、動作には影響しないので気にしない気にしない。(笑)

 改めてあちこちの方向から息を吹きかけてみたが、表示が消える事は無く、普通に動いている。これでもう大丈夫だろう。目出度しメデタシ、である。
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360モデナで富士スピードウェイへ [フェラーリ]

 22日、ロッソコルサ(伊那市)の今年初のツーリングで富士スピードウェイへ。子供の911と共に参加した。

 朝5時に起床、朝食代わりに買ってあった市販のパンを食べる。子供は起きたばかりで食べられない為、何も食べず。
 911はガソリン残量が少ないので、まず子供が朝5時半過ぎに出発。その10分近く後に拙者は360モデナで出発する。県道183を走っていたら、子供の911が追い付いて来た。朝早いけれど案外交通量がある。太陽の位置が低くて眩しい。犬山市街に入るとやや交通量が増えるけれど、渋滞するほどにはならない。県道461・県道49と進んで、小牧東ICから中央道に入る。

 まだ6時半前なのに車の量は結構多い。遅い車を抜かしつつ進む。対向車線に覆面パトが居るのを数回見かけたが、こちらの車線には何故か居ない。対向車線の方が交通量が多いからかも知れないナ。
 土岐JCTから車が流れ込んで来て一時的にゴチャゴチャになるけれど、中津川ICを過ぎると交通量が減って走り易くなる。 恵那山トンネルを抜けると、雲の量が徐々に多くなって来る。子供の911が小黒川PAに吸い込まれていくので、後に続いて入る。
小黒川PA
駐車場はガラガラだ。
駐車場はガラガラ
ここでトイレ休憩。子供は食堂で朝食にソースカツのミニ丼を食べる。食べ終わったら走り出す。

 交通量は多くないので順調且つ快適に進む。伊北ICを過ぎて少し進んだ辺りから交通量がグングン増え、岡谷JCTで更に交通量が増える。一寸走り難い中を進んで、集合場所の諏訪湖SAに到着。そのうちに次々と参加車両が到着。今回は14台集まった。
参加車両@諏訪湖PA

参加車両@諏訪湖PA

参加車両@諏訪湖PA

参加車両@諏訪湖PA

参加車両@諏訪湖PA

参加車両@諏訪湖PA
「ありゃ?初めて見る車両だな」と思ったら、今回初の参加なんだとか。
参加車両@諏訪湖PA
陽射しは強いが、水蒸気が多いみたいで諏訪湖は霞んでいる。
諏訪湖は霞んでいる
出発まで、差し入れのコーヒーを頂きながら談笑する。
差し入れのコーヒー
# K社長、有難う御座いました。m(_"_)m
9時に出発するが、行く方向の南を見ると灰色の雲で覆われている。「え?雨雲じゃん!」次は谷村PAに集まる事を確認してから、一列になって諏訪湖SAを出発する。

 遅い車を抜かしながら進むが、土曜の午前中だからか交通量が多く、車列は徐々にバラバラに。大月JCTから富士吉田線に入るが、こちらも交通量が多い。時折小雨が降ってくる。まもなく谷村PAに到着。
谷村PA
5分ほどで全車両が集まる。
谷村PAにて

谷村PAにて
全員集まったらトイレ休憩&談笑。一寸休憩したら、次は富士スピードウェイに直接行く事を確認してから走り出す。

 交通量は相変わらず多く、遅い車を抜くのにもタイミングを計らないといけないほど。雲が厚くて時々雨がフロントガラスに当たる。でも、ワイパーを使うほどにはならない。そのまま進むと東富士五湖道路と名称が変わり、車線も片側一車線に。更に進んで須走ICで降りる。
 県道151へ出て、途中からいつも使う富士スピードウェイへ行く道に入る。まもなく東ゲートウェイに到着。
富士スピードウェイ・東ゲートウェイ
ゲートから入ってパドックの並びにある管理棟で料金を支払い、体験走行チケットを購入。係員から「11:30にアナウンスが入りますから、先導車両の後ろへ一列に並んで下さい」という説明と共に「追越禁止」などの注意事項が書かれた紙を受け取る。まだ小一時間あるので、サーキット入口近くへ車を移動させ、その場で談笑。
入口近くで整列

入口近くで整列
11時半過ぎに案内の放送が入ったので、係員の誘導で車の列へ。
車列に並んだ
前回は車の数が多くて二回に分けて行われたが、今回は車もバイクも少ないので一回で全車両が走行できるようだ。

 12時過ぎに先導車両が動き出し、サーキットのコースへと進む。
 一週目のストレートでは200km/h強、二週目は180km/hほど出せたが、コーナーは結構遅い速度で回ったので、一寸消化不良って感じ。
 体験走行が終わったら食堂CRANE Gardenへ。
食堂CRANE Garden
拙者は軽くラーメンを食す。
昼食のラーメン
食べ終わったら、車を停めた場所に戻って談笑する。
参加車両たち

参加車両たち

参加車両たち

参加車両たち
14時近くになったので、次は双葉SAに集まる事を確認して走り出す。

 来た道を戻り、いつもの須走ICから東富士五湖道路に入る。遅いトラックが先頭を走っているので巡航速度が上がらない。そのまま進むと中央道富士吉田線となり、交通量も一気に増える。空は相変わらず重い状態で、時折小雨が降って来る。
 大月JCTで中央道西宮線に入る。交通量はやや多い。雲の切れ間から強い陽射しが差してくる。太陽の位置が低くなってきているので眩しい。適当に抜かしながら進んで双葉SAに入る。
双葉SA

参加車両@双葉SA

参加車両@双葉SA

参加車両@双葉SA

参加車両@双葉SA

参加車両@双葉SA
皆さんは上り方向の食堂にあるタンメンを食べに行くと言うが、拙者は検診時に医者から「これ以上体重を増やさない為にも、炭水化物や糖分は控えて下さい」と言われちゃってるので、展望台でぼーっとして過ごす事に。展望台は売店や食堂の入る建物の奥にある。展望台からは富士山が見える。
展望台からの眺め
空気の透明度がやや低い為、PLフィルターが無いときちんと写らない。
富士山
展望台には見える山々の案内板がある。
展望台の案内板
しばらくして皆さんが戻って来たので、拙者も車を停めた場所へ。ここでしばし談笑する。
 太陽が西に大きく傾いて来たので、ここで解散となった。「お疲れ様でしたー!」解散と言っても、皆さん行く方向は同じだったりする。

 向かう方向も走行ペースも同じだから、6台程度の塊になって進む。交通量はかなり多いが走り難い程ではない。遅い車はサッサと抜いて先へと進む。傾いた日差しが強くて、顔の左側が暑い。岡谷JCTを抜けて伊北ICで皆さんは降りて行く。

 伊那IC手前で、後ろの集団で走っていた子供が追い付いて来た。伊那ICで多くの車が下りて行ったので交通量が少し減って走り易い。「でもなー、この時間帯は覆面パトが多かったりするんだよなー」なんて思っていたら、伊那ICから覆面パトが赤色灯を回しながら上がって来た。「あ、やっぱり。」
 ところが、その覆面パトは合流ポイントの少し手前で停まってしまった。「ん?何でそんな所に停めたんだ?...あっ、そうか!こりゃオトリだ。」

 拙者達が「オトリ」とか「引っかけ」と呼んでいる取り締まりは、昨年から中央道の伊那ICー飯田山本ICの間で頻繁に行われている。その手口は結構単純である。
 今回は1台の覆面パトがIC合流口で停まって赤色灯を回していたけれど、通常は2台の覆面パトが十台位の車を挟んで法定速度前後で走っている。見える範囲に2台共居る事はあまりないと思った方が良い。
 その車列を追越車線で抜くと、少し間を開けて後ろを走る覆面パトが赤色灯を回しながら追越車線に出て100km/h以上の速度でズンズン進んで行ってしまう。
 それを見た他の車は「覆面パトが居なくなったから」と少し安心して追越車線に出て加速すると、これまた少し間を開けてから覆面パトが追越車線にさりげなく入って追走、速度計測が完了した時点で「御用だ!」とサイレンを鳴らして捕まえるのである。
 こんな手口に引っかからないようにするには、オレオレ詐欺と同様に初めから疑ってかかる事だ。覆面パトは例外なくクラウンなどの大型乗用車で、中が見えないようにサングラスカーになっている。こういう車を抜く時には、相手の速度よりも僅かに速い速度でユックリ抜きながらナンバーとドライバーを確認するのだ。
 県外で取り締まる事は無いので、この区間であれば松本・諏訪などの長野県ナンバーかどうかを確認する。そして、制服・白い帽子・ヘルメット等を着用していたら覆面確定なので、そのままの速度で進んである程度離れたら走行車線に戻り法定速度で巡航すると良い。

 少し進むと、案の定シルバーの怪しいサングラス・クラウンが走っているではないか。「あー、やっぱりねぇ。」追越車線に出てゆーーーーっくりと抜きながら確認したら、案の定ヘルメットを被っている。そのままの速度を維持して覆面パトの2台前に入った。
 すると、覆面パトに気が付いていないらしい黒の軽ワンボックスが追越車線に出て来た。「お!軽が蓋してくれたじゃん。」追越車線に出て加速している間に、拙者の後ろに居た普通車バンもその軽ワンボックスの前に出て加速し始めた。「これで良し!」そのまま加速したら、覆面パトは直ぐ見えなくなった。これにて逃げ切り完了。(笑)

 陽射しが傾いて眩しいので、サンバイザーを下ろす。恵那山トンネルを抜けて中津川ICに近づくと、低い位置で眩しい太陽を雲が隠してくれた。
太陽は雲の中
中津川ICでは多くの車が合流して来るので、一気に交通量が増える。そのまま瑞浪ICを過ぎるが、追越車線でも巡航速度は75km/h程度と遅い。車の数が多いと速度が落ちるのは仕方ないナー。
 土岐JCTを過ぎても交通量は変わらず、遅い車を抜く事すら難しい。そのまま走って小牧東ICで降りる。

 朝来た道を戻るが、交通量はやや多めだ。犬山市街はかなり混雑してて、名鉄犬山線の跨線橋を抜けるのにかなり時間が掛かった。市街地を抜けても交通量はあまり減らない。車列に埋もれながら進んで、18時20分過ぎに無事自宅に到着。本日の走行距離は711.7km、燃費は8.2km/L。

 富士スピードウェイは二回目で、前回よりも遅い車が居なかった事もあって「まぁまぁ走ったかな」という感じ。先月の車検の時にタイヤを交換していて、まだ表面が一皮剥けてない状態だったのだけれど、今回の走行で表面が均一になって皮が剥けた状態となった。
 また、ストレートで加速する時に6千rpmほど回したら、その後エンジンの調子がとても良くなった。高回転型エンジンだから、たまにはしっかり回す方が良いんだという事を改めて感じた一日だった。
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デジタル温度計の再修理 [雑感]

 2月に修理したデジタル温度計(株式会社ソアーのTX-100)は、妻が「また動かなくなった」と。
また動かなくなったデジタル温度計
「どれどれ?」電池を入れ替えてみたが、表示は何も出ない。早速分解する事に。

 念の為に液晶の部分も分解した。
分解した液晶表示部
だけど、問題になりそうな部分は見当たらない。念の為に接点をNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いた。

 基板の部品面を倍率の高いルーペで良く良く観察してみたら、温度を検出するサーミスタの配線が切れかかっているように見えたので、こちらも念の為に一旦配線を外して被覆を切り直し、再度ハンダ付けした。
配線をハンダ付けし直したところ
これ以外に不具合が出そうな部分は無いので、元通り組み立てた。すると、正常に動いた。
修理し終わったデジタル温度計
今回の不具合は配線が断線しかかっていたのが原因だったようだ。

 修理前は「直せるんかな?」と思ったが、何とか直せた。これで当分は大丈夫な筈。目出度しメデタシ、である。
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BOSS MA-5マイクロモニターのオーバーホール [音楽]

 中古で手に入れたBOSSのマイクロモニターMA-5は中途半端に部品交換した状態のままだったが、先日部品をまとめて発注したので作業に取り掛かる。
BOSS MA-5
現状で確認している不具合は、トーンポットがグルグル回ってしまうのと、高音域が出ずに籠ってしまう事の2点である。

 まず、トーンポットを交換する。
交換部品
中央が元々付いていたボリュームポット、右端が新たに用意したポットである。16㎜ΦのA50KΩで、どちらも汎用品である。
 用意したポットは軸が長い。
新しいポット

古い方は3mm軸が短い。
古い方が短い
動作に支障は無いけれど、見た目が不揃いで良くない。なので、3mm切り詰める。万力で固定して、
万力で固定したところ
小さな金属のこぎりで切った。
切り詰めたところ
このままだとつまみを押し込む時バリが噛み込んでしまうので、切った先端に鑢を軽く当てて角を丸めておいた。
先端を丸めたところ
これで長さが揃った。
長さが揃った
次は端子の形状を揃える。まず、長さを合わせる為に配線を通す部分をカットする。
配線部をカットしたところ
そのままでは太過ぎて基板の穴に通らないので、同じようなサイズになるまで鑢で削る。
端子を削ったところ
更に、少し飛び出している回り止めは不要なので、ラジオペンチで折り取る。
回り止めを折り取ったところ
これでOKの筈だけど、端子が一寸太いので、基板側の穴を少し拡げた。
基板の穴を少し拡げた
未交換だった電解コンデンサも全て交換した。
部品交換の終わった基板

 グルグル回ってしまうトーンポットを分解してみた。
分解したトーンポット
摺動体が軸から外れちゃってる。(滝汗)どうやったら、こんな状態になるんだろう???
 高音域が出なかったのは、このポットの軸が外れてトーンを絞った状態のままになってしまったからだったようだ。抵抗体の方を見ると、やや深い傷が入っている。
抵抗体にはやや深い傷が
拙者はトーンポットは使わないのだけれど、前所有者は頻繁に使っていたみたいだ。
 後は元通り組み立てればOK...と思ったら、ボリュームポットにツマミを入れると緩くて直ぐ外れてしまう。仕方ないので、マスキングテープを貼って調整した。
マスキングテープで調整
これで、作業は全て完了である。
 早速ギターを接続して音を出してみると、きちんと高音域まで音が出ている。これで良し。

 オーバーホールしたので、当分の間は何も心配せずに使える。目出度しメデタシ、である。
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電話子機の電池交換 [雑感]

 二階で使っている電話の子機は、妻が先日通話中に10分ほど経ったら突然切れてしまったという。
電話子機
パナソニックのVL-W606という機種で、2007年頃に販売された物である。最初は「あれっ、もう故障か?」と思ったが、購入してから16年間一度も電池交換していない事を思い出し「ひょっとして充電池が劣化したん?」
 本体裏側に電池が入っているので確認すると、純正充電池KX-FAN51が入っている。
純正の充電池
取り出して確認すると、膨らんだりはしていないがテスターを当てても電圧は1.7Vほどしかない。
 念の為に10分ほど充電してみたら、一応電圧は3.4V近くまで上がった。しかし、一寸消費電流の多いLEDを負荷代わりにつないでみたら、直ぐ電圧が落ちてLEDが消えてしまった。「あぁ、こりゃ電池がダメになってるわ。」

 純正品は家電店などで2500円前後で売られている。けれど、単なるニッケル水素電池なので、そんなに高い物をわざわざ買わなくても、と感じてしまう。念の為にネットを漁って見たら、案の定互換性のある充電池が売られていたので、早速取り寄せた。
届いた封筒
封筒はデカいが、中身は小さなものだ。
封筒の中身
純正品と比べて見ると、当然の事ながらサイズや形状は同じ。因みに、お値段は送料込みで7百円弱だった。
純正品と同じ形
容量は、純正品が650mAhなのに対して、互換品は800mAhになっている。一見かなり差があるように見えるけれど、本当に800mAhあるのかどうか分からないし、実用上は殆ど差は出ないだろう。
 新しい充電池をセットして蓋を閉じたら作業完了である。充電器に差し込んで放置すればOKだ。
充電器に差し込んだところ

 これで当分の間は電池の心配をしなくても済む。目出度しメデタシ、である。
タグ:子機
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パソコン用の台(スライダー)購入 [パソコン]

 部屋で使っている机は少し小さいサイズなので、机上で作業するならノートPCを動かして場所を空ける必要がある。
机上のノートPC
横に動かせるほど机の幅が無いから奥に動かすのだけれど、毎回両手で持ち上げて移動させるのが少々面倒になって来た。

 「そういえば、市役所でナンチャッテ課長補佐やってた時、業者がスライド式のパソコン台を売り込みに来たっけなー。あれって今も売ってるん?」ネット上を探し回ってみたが、同じ製品は廃番のようで見当たらない。14年も前の話だから、無理も無いか。(溜息)
 更に探したら、サイズはだいぶ大きいが類似の製品が見つかった。キーボードを載せる前提らしい。「うーん、机に対して一寸大きいなぁ。皆さんどうしてるんでしょ?」検索して見ると、自作する例が結構多い。確かに自分で作れば思い通りの物が出来るけれど、材料費もそれなりに必要となる。「じゃぁ、大きいけど買うとするか。」

 数日後、自宅に届く。
届いた箱
中身はこんな感じ。
ノートPCスライダー
中央がパンチングになっているのは放熱の為だ。早速ノートPC(レノボのX280)を載せてみた。
PCを載せたところ
ノートPCに対して一寸大き過ぎるように感じるけれど、スライダーはこのサイズしかないので仕方あるまい。

 実際にスライドさせて、手間に手帳を置いてみた。
スライドさせて手前に手帳を置く
スルスルと音も無くスムーズに動かせる。今までのように両手でなくても指一本で動かせるのが嬉しい。
 その代わり一寸机が窮屈になったけれど、そのデメリットよりもメリットの方が大きい。

 これで、ノートPCを動かす手間が大幅に省けるようになった。目出度しメデタシ、である。



サンワサプライ スライダー キーボード・ノートパソコン用 MR-LCST

サンワサプライ スライダー キーボード・ノートパソコン用 MR-LCST

  • 出版社/メーカー: サンワサプライ(Sanwa Supply)
  • メディア: Personal Computers






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360モデナ引き取り [フェラーリ]

 車検の為に1月からロッソコルサ(伊那市)に預けてあった360モデナは、修理と車検が完了したので引き取りに行く。

 8日朝8時に息子を乗せて自宅を911で出発。県道183・県道64・県道461と進むが、土曜なのに交通量は多くない。県道39に入ると少々交通量は増えるけれど、絶対的な交通量は相変わらず少ないままだ。小牧東ICから中央道に入る。雲が一寸多いけれど、い天気だ。
 中央道は結構な交通量があるけれど、走り難い程ではない。巡航速度が一寸早い車に追送する。子供は助手席で小さないびきをかき始めた。さては、昨夜は遅くまで起きていたな。(笑)

 時折現れる国産大排気量車は覆面パトの可能性があるので、ユックリ慎重に近づくのだけれど、何故か他県ナンバーばかりで拍子抜け。
# いや、覆面パトの追っかけられたい訳じゃないですよ。誤解の無いよーに。(^^;)
 多治見ICから徐々に交通量が増えるものの、中津川ICを超えたらグッと少なくなって走り易くなる。相変わらず雲は多いが、強い陽射しが車内に入って来る。恵那山トンネルを抜けて飯田山本ICを過ぎる辺りから再び交通量が増えるけれど、絶対的な車の量は大した事ない。遅い車を適当に抜かしながら進む。
 トイレに行きたくなって、小黒川PAに立ち寄る。
小黒川PA
こちらは天気が良くなくて空全体を雲が覆っている。車の外に出るとかなり寒い。
 用を済ませたら直ぐ走り出す。

 伊那ICで降りて県道87・国道153・県道19と進み、10時半過ぎに無事ロッソコルサに到着。今日も作業が色々あるそうで、お客さんの出入りが多い。360モデナは車検を通すためにマフラーを純正に付け替えたのだけれど、その際に不具合が色々見つかったのだそうな。
 ドライブシャフトブーツがパックリ口を開けてて危ない状態だったのは内部の錆除去だけで済んだそうだが、他にもラジエーターキャップの不具合・エアコンガスのリーク・前後タイヤの中央部がツルツルで交換と、結構盛沢山だった。
 タイヤは走り出す前に必ず目で確認していたのだけれど、外側から見えるのはタイヤのサイドウォールの部分だけなので、中央部が擦り減ってツルツルになってるなんて全く気が付かなかった。(滝汗)いやぁ、危ない危ない。

 修理内容の説明を受けた後、談笑していたらIさん・Aさんが、それ以外にも色々な人が出入りしてて、更にKさんも加わって雑談。色んな話で盛り上がった。
 時間を忘れて話してたら17時10分過ぎになった(滝汗)ので、帰る事に。子供の乗る911の後ろに付いて、360モデナで走り出す。
 来た道を戻るが、途中でニシザワ双葉食彩館に立ち寄る。
ニシザワ双葉食彩館
ここで家族用のお土産を買う。高遠まん頭と麦ころがしは前回かったので、今回は「かりんとう饅頭」を購入。
かりんとう饅頭
# 食べちゃった後に撮影したので、数が少ないんですわ。A(^^;)
車の方に戻るが、スーパーの駐車場にポルシェとフェラーリが停まってるのって、なんか違和感を感じるなー。(笑)
スーパーの駐車場にフェラーリとポルシェ
乗り込んだら直ぐに走り出す。

 来た道を戻って伊那ICから中央道に入る。部分的に青空が見えているのに、時折小雨が降って来る。そういえば、昨日の天気予報では「寒冷前線通過で、雨のマークが無くても降る場所がある」と言ってたっけ。
 夕方だからか、交通量は結構多いが走り難い程ではない。遅い車を抜く為に追越車線に入ったのだが、先行する子供の911と少し車間を開けて走っていたら、
# 勿論、万が一の危険回避の為ですわ。
間にトラックが割り込んできた。すると、更にそのトラックの前に別のトラックが割り込んでしまい、子供の911からどんどん遅れる羽目に。前方のトラック2台が走行車線に戻った時には、前方に見える範囲には車が居ない。トラックはどんなけユックリ走ってたんだよ。(汗)

 巡航速度を上げて先を急ぐが、何故かトラックが必ず出て来て進路を塞がれてしまう。幸い、どのトラックも長時間追越車線に居座る事は無いので、トラックがどいたら巡航速度を上げて子供の車を追いかける。
 飯田ICを過ぎた辺りで追いたが、恵那山トンネルを抜けたら再びトラックが割り込んできて前が見えない。トラックがどいた頃には前方の車はゼロ。(汗)何だか、今日はこういうシチュエーションが多いなぁ。
 中津川ICを超えると交通量が段々増えて来た。土岐IC手前で再び息子の車に追い付いたが、またまたトラックがかなり強引に割り込んできて、しかも巡航速度がやたらと遅い。走行車線を走る異様に遅い白の軽自動車を抜きたかったようだが、上り坂だとは言っても追越車線で80km/h弱というのは一寸いただけない。前方のトラックが居なくなったら、案の定前方に車は居ない。(溜息)
 子供の車から相当遅れている筈なので、覆面パトに十分注意しながら巡航速度を上げて進む。けれど、結局子供の車に追い付いたのは、小牧東ICを降りた最初の交差点だった。(汗)朝来た道を戻り、20時少し前に無事自宅に到着。

 今回初めて純正のマフラーで走行した。
 今まで付いていたKreissieg(クライスジーク)のマフラーは直管になっているから性能面で差が出るのでは?と予想していたのだけれど、音量や音質以外に差は感じなかった。サーキットで0.1秒を争うような走りをすると違いが出るのかも知れないけれど、一般道を普通に走っている分にはノーマルのマフラーで十分と言う感じ。
 Kreissieg(クライスジーク)だとアイドリングさせるのは思いっ切り気が弾ける音量。なので、ツーリングで早朝自宅を出る時にはエンジンを掛けたら直ぐにそろりそろりと走り出し、田畑ばかりの場所に移動してからアイドリングさせてエンジンが安定するまで待っていた。
 でも、ノーマルのマフラーなら早朝でもそのままアイドリングさせても問題無さそうだ。特に、高周波成分が大幅に減って耳をつんざくような音ではなくなり、かなりジェントルな(と言っても音量は大きいけれど)サウンドになっている。以前は大音量でエンジンのメカノイズとかは聞こえなかったが、ノーマルのマフラーなら普通に聞こえる。
 やはり純正には純正の良さがあるなーと改めて感じた次第。

 マフラー交換をきっかけにあちこち修理する羽目になったけれど、これで安心して乗れる状態になった。今月からお店のツーリングも始まる事だし、大いに活躍して貰おう。
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ジュリエッタで伊那へ [フェラーリ]

 360モデナが車検を迎えたのを機に、今まで付いていたKreissieg(クライスジーク)のマフラーをノーマルに戻す事にした。
 というのは、車検を通すのが大変なだけでなく、ツーリングなどで早朝出掛ける時にマフラーから出る爆音が近所迷惑になっていないか常に気になっていたからである。田舎とは言え周囲に住宅が多いので、何かと気を遣うのだ。
 Kreissiegのマフラーは自宅に保管する場所が無いし、持っていても使う当てが無いので、ロッソコルサ(伊那市)で保管して貰い、売りに出していた。
 先日、ようやく買い手が付いたので、引き渡しの為に伊那へ向かう。
 自宅周辺は桜は散っているけれど、信州はこちらより気温が低いので未だ満開の桜があるかも知れない。修理から帰って来たニューマミヤ6のテスト撮影とコンタックスT2に入れっ放しの白黒フィルム消費も序でに出来ればと思い、2台共持って行く事に。

 4日朝6時に自宅をジュリエッタで出発、県道183を進む。雲は多いが晴れている。メーターの外気温表示は9.5度しかない。道理で寒い訳だ。朝早い時間なのに、県道64・県道461と進むに連れて交通量が増えて行く。国道19に進むと更に交通量が増え、多治見市内に入ると信号で頻繁に停められるようになる。
 土岐市街に入ると渋滞気味となり、なかなか前に進んでくれない。
渋滞気味
。瑞浪市街を抜けて片道一車線になった途端に、今度は動かなくなってしまった。1分位の間隔で車数台分ずつ前に進むという状態が続く。
 前方を見ると見える範囲全てが渋滞している。まだ8時前だが交通集中による渋滞が起きているらしい。時間ばかり掛かって距離を稼げない。ここからしばらくの区間は脇に逸れるのも難しいので、このまま渋滞に付き合ってると時間がどれ位掛かるのか分からない。「こりゃ駄目だ」と釜戸町の交差点で県道65へと左折する。

 この辺りは国道19以外は走った事無いが、以前地図を見た記憶では細いながらも国道19に近い所を走っていたという記憶を頼りに県道65に入ったら、片道一車線の普通の道。山間部にしては珍しく広い。
 少し進んで県道421へと進むと、道が思いっ切り細くなって「オワッ、こんなに細いんかい!」と思わず叫んでしまった。何しろ対向車が見えたら、予めどこか車体を寄せる場所に逃げ込まないとすれ違えないのだ。
# TLR200辺りだったら鼻歌交じりで走れそうだけど。
幸い、対向車はとても少なくて国道418にぶつかるまでの5kmと一寸を30km/hほどで進んだ。かなり遅いけれど、渋滞で数台ずつしか動かないよりは遥かにマシだ。

 国道418から国道19に戻ると、渋滞区間を超えたようで流れはスムーズ。恵那市街に入ると交通量が増えるけれど、大した事は無い...と思ったら、中津川に近づくに連れてどんどん交通量が増えて行く。幸い渋滞するほどではないが、交差点が多くなってあちこちで停められてしまう。
 落合川を渡る頃には交通量もグッと減って走り易くなる。中津川市山口総合事務所の手前で長期間行われていた道路工事は完了したみたいで、すんなりと通り抜けた。

 片道一車線になる頃には交通量も激減。信号が少ない区間なのでストレスなく走っていられる。大桑村に入ると、標高が高い為か外気温表示は9度しかない。トイレに行きたくなったので、道の駅木曽福島に入って休憩する。9時過ぎだけど、停まっている車は少ない。
道の駅木曽福島
用を済ませたら直ぐ走り出す。

 その後も順調に進み、国道361で伊那方向へ。崩落個所は相変わらず片側通行だ。
片側通行の信号待ち
大規模に崩れた斜面を整えているので、まだまだ時間が掛かりそうだ。
 工事個所を抜けてトンネルを出たら、外気温表示が一気に15度になった。北側に山を背負ってて、日光がタップリ当たっているので暖かいのかも知れない。
 県道88・県道87・国道153・県道19と進んで、10時10分過ぎに無事ロッソコルサに到着。今日は作業が色々立て込んでるとかで、次から次へとお客さんが来ては帰って行く。

 11時10分ほど前に、見慣れない国産車がお店の前に停まった。購入者の車だ。
 降りて来たのは20代と思しき若者一人。拙者は「フェラーリの社外マフラーをわざわざ買うんだから、修理業者か会社社長のようなそれなりの年長者だろうなー」なんて想像していたから、目が点になってしまった。(・・;)
# いやぁ、一寸驚きましたよ。
マフラー一式を車に積み込み、取り付け時の注意点などを説明、その後少しだけ雑談して12時少し前に帰って行った。
 拙者もK社長や奥方と一寸だけ雑談して12時15分過ぎに拙者もジュリエッタで出発する。

 来た道を戻るが、棚沢川沿いに満開の桜があったので、ジュリエッタを一寸停めて撮影する。
満開の桜
ニューマミヤで撮影したら、序でに昼食代わりの栄養ゼリーを食べる。
# 何故かモノクロで撮影する気分にはならなかったんだよな。
量は少ないけれど、肥満気味の拙者はこれで良いのだ。(汗)
昼食は栄養ゼリーのみ
食べ終わったら直ぐ走り出し、ニシザワ双葉食彩館に立ち寄る。
ニシザワ双葉食彩館
ここで家族用のお土産を買う。
家族用のお土産
まだ13時前なので、ニューマミヤ6のテスト撮影の為に三峰川榛原河川公園へ向かう。

 県道19・県道18と進んで三峰川を渡り、県道から離れて公園に到着。
三峰川榛原河川公園
暑くて革ジャンを脱いだけれど、まだ暑い。
公園の案内図
この辺りはまだまだ桜が咲いている。
三峰川

三峰川

公園内の桜
ブローニーフィルム一本を撮り終えたら、ここでの撮影は終了。ジュリエッタに乗り込み、県道18に戻る。
# ここもモノクロで撮影しようと思わなかったのよ。

 国道361へと進んで帰途に就く。この道は交通量が少ない快走路だけど、登坂車線のある周辺はネズミ捕りを頻繁にやっているので慎重に走る。工事区間に差し掛かったら、また信号に引っかかった。
工事区間の信号待ち
国道19に出ると、交通量はとても少ない。日差しが強くて窓を閉め切っていると暑いので、花粉がタップリ飛んでるんだろうけど(滝汗)窓を少し開けた。
 走っているうちにトイレに行きたくなり、見えて来た道の駅大桑に入る。
道の駅大桑
ここから北を見ると、山の中腹に桜が咲いているのが見える。
山の中腹に桜が咲いている
東を見ると、山頂の白い山々が見える。
遠景の山頂が白い
序でに売店に入って、地酒を買う。
# 一寸散財し過ぎかなぁ?(滝汗)
購入した地酒
買い物が済んだら、再び走り出す。

 国道19は相変わらず交通量が少ないので順調に進むが、国道256との交差点を過ぎた辺りから交通量が増え始める。落合川を渡って市街地に入ると車の量と交差点が一気に増え、あちこちで停められてしまう。そんな中を進んで行くと更に交通量が増えて来た。
 まだ帰宅ラッシュの時間帯には入っていないが、このまま国道19を進むと更に混雑するのは目に見えている。朝渋滞していたから、夕方も渋滞すると考える方が自然だ。「うーん...面倒だから高速で帰ろう。」中津川ICから中央道に入る。

 中央道は案外交通量が多い。大型トラックが目立つ。覆面パトに注意しながら進むが、今回は一台も見かけなかった。
 小牧東ICで降り、朝来た道をそのまま戻る。途中、コンタックスT2で撮りたい場所があったので、そちらに立ち寄る。
立ち寄って撮影
車を少し離れた空き地に停め、コンタックスT2だけを持って少しだけ撮り歩く。
# でも、まだ数カット分残っちゃってるんだよねー。
モノクロなのと、撮影対象がちょい古の建物という事をを考えると、夕陽めいた時間帯よりは明るい曇り空の方が良い。けれど、天候を変える事は出来ないのでとりあえず撮影した。
 撮影したら車に戻り、県道183に戻る。17時過ぎに無事自宅に到着。

 今回は、マフラーの引き渡しの序でに撮影機材のテストも兼ねて出掛けた。
 撮影時に機材について色々と感じたり考えさせられたりしたのだけれど、これに関しては別途記事にまとめようと考えている。
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玄関の鍵の簡単な修理 [雑感]

 先日、家族から「玄関の開け閉めで何だか引っかかる時が多くなった」と言う話が出た。
家側から見た鍵
拙者は全く気が付かなかったのだけれど、朝一番に開けた時などに良く起きるという。
 「どれどれ?」と玄関の内側から見ると...「あれ?扉に傷が付いてるな。」
中央に傷が
庭側から鍵の部分を見ると、下の方が少し飛び出ている。
少し飛び出している部分がある
ここが扉を引掻いて傷を作ってしまったらしい。取り合えず分解してみる事に。

 玄関内側にあるネジ二本を外すと、そのまま外れた。
外した鍵の部分
この状態で動かすと、必ず少し飛び出た状態になる。何度も動かしてみて観察すると、きちんと引っ込まないような感じだ。「内部でおかしな部分があるんかな?」一寸強引にカシメてある部分を外して分解した。
分解したところ
各部品を確認すると、やや摩耗している箇所はあるけれど動作の支障になりそうな部分は無い。「てぇことは、単純に潤滑不足?」
 動く部分の部品全てにオイルスプレーを吹きかけて組み立て直す。
組み立て直したところ
改めて動かしてみたら、以前はぎこちない動きだったのが噓のようにウルトラ(?)スムーズになった。「これなら大丈夫でしょ」と元通り取り付ける。
取り付けて完成
何度も動かしてみたけれど、不具合は全く無しだった。「そう言えば、入居したての頃って、こういう風にスムーズだったよな」と。

 自宅を立て替えてから早30年以上経つが、そう言えば玄関の鍵にオイルを差したという記憶は無い。長年の使用で油分が乾燥してしまい、動作が渋くなっていただけだったようだ。
 分解する前は「鍵交換となると、古い扉で部品が出るかどうか分からんよなぁ。扉ごと替えるなんて話になったら一大事だぞ」と思っていたけれど、簡単な作業で直っちゃって一寸拍子抜けという気がしないでもない。(笑)

 これで扉に傷を増やしてしまう事も無いだろう。目出度しメデタシ、である。
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ハンドミキサーから異音? [雑感]

 先日、妻が「ハンドミキサーは普通に動いてるけれど、振るとカラカラ音がする」と言う。
ハンドミキサー
MatsudenのMS-821という機種で、かなり古い物だ。
 部品が外れていれば動作しないだろうが、動いているというのは少々解せないので、分解して調べる事に。

 本体裏側にネジ穴が三ヶ所ある。
ネジ穴は三ヶ所
プラスドライバーを穴に突っ込んでネジを外すと、上側と下側に分離出来る。
開けたところ
見た目では不具合になりそうな部分は見つからず、音がするような部分も無い。
 内部全体を取り出したら、緑色の破片が出て来た。
緑色の破片が
「ヘンテコリンな形...こりゃ、部品じゃないな。」取り出したモーターをひっくり返したら、同じ色の配線固定材が見える。
緑色の配線固定材
「なーんだ、これだったんだ。」これで原因判明、動作に支障は無い。

 念の為に一通り調べてみる。
 モーターのローターを手で回して見たら、何となくゴリゴリした感触がする。「ありゃ?おかしいな」と思い、あちこち調べてみたら、軸の部分に髪の毛が巻き付いていた。
巻き付いていた髪の毛
ピンセットで全部取り払ったら、ゴリゴリ感も無くなってスルスル回るようになった。
 スイッチの部分を見ると、僅かだが接点が汚れている。
接点が僅かに汚れている
この程度なら動作には全く支障は出ないけれど、序でなのでNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨く。
磨いた接点
後は元通りに組み立てれば、修理完了である。

 今回は配線固定材の部分的な剥がれ落ちという、ほんの一寸した事が原因だった。回転する部分だし、それなりに古い機材なので、劣化と振動で亀裂が入って落ちたんだと思う。固定材の塗られていた部分を見ても、わざわざ固定する必要があったのかどうか?という感じなので、固定材が無くても問題無いだろう。

 少々あっけなかったけれど、これで異音が出なくなった。目出度しメデタシ、である。
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