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三度目の正直!? [雑感]

 一回二回と落ちては張り直したタオル掛けは2週間ほど持ち堪えていたけれど、またまたまた落ちてしまった。
また落ちたタオル掛け
壁側を見ると、テープの接着面はしっかり貼り付いている。タオル掛け側もテープ接着面はガッチリ付いている。やや強い両面テープの間に白くて薄いスポンジが挟んであるのだけれど、どうやらそのスポンジが重量に耐えられずに落ちたみたいだ。仕方ないので、古い両面テープを剥がして綺麗にしておく。

 両面テープ類では夏の高温やタオルの重量に耐えられないみたいなので、今回は物理的に固定する方法にする。
 具体的には、ホーロー仕上げになっている壁の部分には磁石で貼り付ける。タイル地の部分にはタオル掛けが取り付けてあったネジ穴が残っているので、それを利用してネジ止めする事に。
 何かの機材から取り外した磁石をG17ボンドで固定する。
用意した磁石とボンド
台座と磁石の両方にボンドを塗り、表面が軽く乾くまで10分ほど待つ。
ボンドを塗って乾燥中
乾いたら、ボンドを塗った面同士を張り合わせ、傷付けないように古タオルでくるんでからペンチで力一杯押し付けて接着した。
接着し終わったところ
丸一日放置して、接着剤が固まるのを待つ。
 翌日、そのままだと磁石の角が鋭くてホーロー壁面に傷を付けてしまいそうなので、透明な粘着テープで軽く覆う事にする。
透明テープを貼っているところ
余った部分を切り取って、角を包むように貼った。
テープを貼り終えたところ
ネジ止めする方は、事前に測定したネジ穴の間隔で、まずは1mmのドリルで穴を開ける。
1mmドリルで穴を開ける
使うネジの太さは3mm強なので、次はmmのドリルで穴を大きくする。
3mmドリルで穴を太くする
事前の準備が終わったので、壁面に取り付ける。まずは、片方を木ネジで固定する。
木ネジで固定
もう片方をホーローの壁に磁力で付ければ完成だ。
完成したタオル掛け
取り付けて5日ほど経っても落ちる気配は無い。これで、目出度しメデタシ、である。
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BOSS MA-5マイクロモニター(その3) [音楽]

前回からの続き)

 実体配線図を元に、フリーCADソフトBSch3Vで回路図を作成。
BOSS MA-5回路図
改めて回路を追ってみる。

 まず、LEDを交流のまま点灯させているのが一寸珍しいと思う。電源回路にはトランジスタ一石による安定化が図られている。
 入力回路はトランジスタ一石のバッファがあって、その後ろにトーン回路がある。パワーアンプTA7222APはデータシート通りの素直な使い方がされている。
 1979年のカタログには「新開発高能率小型12㎝スピーカーを内蔵した」と書かれている。このスピーカはわざわざ開発されたのかなぁ?
内蔵スピーカーの裏側
どこかのOEMだと思うんだけどねー。(^^;)
 回路に使われている部品は汎用品ばかりなので、スピーカ以外なら壊れても直せそうだ。
# これ、とっても重要ですっ!

 本体外側に貼られていた販促用?シールは、経年劣化で一寸触るだけでボロボロと剥がれて来る。
劣化したシールが剥がれて来る
「こりゃかなわん」と剥がし始めたが、接着剤がやたらと頑丈で剥がすのが大変。
シール剥がしは大変
1/3を剥がすのに30分以上掛かってしまった。(汗)
30分以上かけてもこの程度しか剥がせない
ビニルクロスの網目に入り込ん出る部分は取れないので、セスキ炭酸ソーダ溶液を霧吹きに入れて吹きかけ、少し時間をおいてから拭き取ったら一寸だけ綺麗にになった。まだステッカーの破片や糊気が少し残っていたりするけれど、プラスチック消しゴムでゴシゴシ擦れば更に綺麗になる筈。
少しだけ綺麗になった
単純計算では全部剥がすのに5時間掛かる事になるけれど、動かす度に細かなゴミが落ちて面倒なので、どこかで一気に片付けようと思っている。

 時々使っているけれど、今のところボリュームにガリは出ないし、他に不具合も無いので、このまま使い続ける積りだ。何かの序でに未交換分の電解コンデンサが入手できたら、その時にはボリュームも含めて一気にオーバーホールする事にしよう。

(完)
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チョークバッグのベルトを手入れする [雑感]

 2年ほど前、以前から欲しかったDegner花山のバッグが格安で売りに出されているのを発見!即決で購入した。京都デグナー社の花山シリーズのチョークバッグ(柄は京桜)である。
デグナー花山・チョークバッグ京桜
本当はもう一回り大きいホルスターバッグの方を探していたのだけれど、新品は高くて手が出ないし、中古は滅多に出て来ない。そんな時に、やや使い込まれた中古とはいえ定価の1/5!という安さに目が眩んで思わず買ってしまったのである。(笑)
 全体を軽くサドルソープで洗い、ミンクオイルを薄く塗りこんでから使っていた。

 最近まで全く気が付いていなかったのだが、たまたまネット上のブログで同じ製品を使っている人が居て、その画像を見て唖然!(@@;)ベルトの裏側がツルツルではないか!!
 新品の状態を知らないので「外側から見えない部分って、こんな程度の仕上げなのか」と思っていた。しかし、実際にはきちんと処理されていたのだった。
 「こりゃアカンがな!」慌ててベルトを外し、改めてサドルソープで洗ってから水で軽く湿らせ、ミンクオイルを塗り込んだ。
使ったミンクオイル
ベルト先端の裏面は体に直接触れないので痛みは少ないけれど、それでも表面は薄くひび割れたような状態になっている。
塗り込んだ革ベルト裏側
ベルト中間部の裏面は直接服に触れる事が多く、夏は汗を吸った服に押し付けられたりしていた為、だいぶ傷んで表面がザラザラしている。
ざらついている革ベルト裏面
因みに、既にミンクオイルを3回塗り込んだ後で、この状態である。
 慌てて塗り込んだので最初の画像を撮り忘れてしまったけれどA(^^;)、最も酷くザラザラになっていた部分はミンクオイルを5回塗り込んで、ようやくこの状態にまで回復した。
5回ミンクオイルを塗り込んだ後
この後さらに2回塗り込んだけれど、状態はほぼ変わらないので「オイルは内部まで浸透した」と判断、仕上げにWet Proof(ウェットプルーフ)を軽く塗り込んだ。
ウェットプルーフ
一度酷く傷んでしまった革は、何をどうやっても元のようなツルツルの状態までには戻せないけれど、普段使いに支障の無い程度にはなった。
ウェットプルーフを塗り込んだ後
因みに、使ったWet Proofはミンクオイルと同時に購入した物だけど、使用量が極端に少ないので殆ど減っていない。
乾燥で亀裂が入っている
長年の保管で溶剤が抜けて亀裂が入っちゃってるけれど、使ってみた感じは新品時と変わらない気がする。
 Wet Proofは革製ブーツ(特に登山靴)には定番の製品で知名度も抜群だったけれど、製造元の豪Kiwi社は交代した経営者がこの製品を廃番にしてしまったようだ。現在では後継品として米Atsko社のSNO SEAL(スノーシール)を使う人が多いみたい。
# ドライヤーなどで温める必要があって、一寸面倒だけどな。
 塗り込んで一日放置して乾燥定着させたら、こんな感じとなった。
定着後
まだざらついているけれど、塗る前の毛羽立った状態からすれば遥かに良くなった。

 完璧な復旧にはならなかったけれど、実用上は問題無く使える状態になった。目出度しメデタシ、である。
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台風一過、の前に [雑感]

 台風14号は国内のあちこちに被害をもたらしながら日本列島を通過していった。台風が自宅に近づいた19日の午後、吹き荒れる風がかなり強いので念の為に車庫を補強する事に。

 今使っている車庫は内側を補強してある。けれど、横方向の剛性が足りないようで、南方向から強い風が吹く度にギィギィと音を立てながら揺れる。でも、補強のお陰なのか、揺れはある程度の範囲で収まっているから、フレームはそのままでも大丈夫そうな感じ。
 しかし、前方を覆うカバーのファスナーがダメになっている為、前面を固定できない状態。風で煽られるとジュリエッタが傷付くかも知れない。「こりゃ前方を何かで固定せねば。」

 幸い、以前庭の垣根を作る際に使った180cm前後の竹が少し余っていたので、それを使って子供と一緒に車庫に固定した。
 車庫は横幅が2m以上あるので、竹をガムテープで繋いで丁度良い長さにしてから、フロントカバーにガムテープで固定する。
ガムテープで竹をカバーに固定
一ヶ所だけでは不安なので、二ヶ所固定する。
二ヶ所を固定
車庫のフレームにはワイヤーで固定する。
ワイヤーで竹をフレームに固定

ワイヤーで竹をフレームに固定
念の為に、後ろ側もガムテープでシートを補強パイプに固定する。
後ろも補強パイプに固定
側面も同様にガムテープでシートをフレームに固定しておいた。
 ファスナーはダメになっているので、表と裏の両側からガムテープで固定しておく。
ファスナー部は表と裏から固定

 自宅周辺は14時過ぎから夜にかけて風がどんどん強くなった。寝室の雨戸を閉めていたので見てはいないけれど、聞こえて来る音からすると0時過ぎから2時間ほどが最も風が強かったようだ。
 翌朝、車庫を見る。
台風通過後の車庫
買い直した古いシートを新しいシートの上に被せてあったが、あちこちが破れかかっていた為、昨日の風で破れてずり落ちていた。けれど、それ以外は全く問題無い。

 いい加減な補強だったけれど、台風の強風でも壊れる事無く何とか形を保てたようだ。目出度しメデタシ、である。
タグ:車庫
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鍋蓋の簡単な修理 [雑感]

 妻がホームセンターで買った鍋の蓋は、黒い樹脂の「取っ手がグラグラになってしまった」と言う。
鍋の蓋
分解して見ると、樹脂製のネジ受け部に亀裂が入っていた。耐熱ガラス製の蓋でかなり重く、しかもネジ一ヶ所で留められている為、負荷が掛かってネジ受けが割れてしまったようだ。
ネジ受け部にヒビが入っている

ネジ受け部にヒビが入っている
いつものようにプラリペアで修理する事に。
 ネジ山側を削る訳には行かないので、ネジ山の外側を削ってプラリペアを流し込むスペースを確保する。
ネジ山の外側を削った
亀裂と削った外側にプラリペアを流し込み、ヒビが塞がるように細身のバイスグリップで強く掴んで固定。
バイスグリップで固定
このまま放置する。
固定してプラリペアが固まるのを待つ
丸二日放置したらバイスグリップを外し、元通りに組み立てて完成である。
修理の終わった蓋
これで当分の間は普通に使える筈。目出度しメデタシ、である。

 ただ、樹脂は経年劣化が避けられない為、今回とは別の部分にヒビが入ってしまう可能性は十分にある。
 もし、そうなったら?...樹脂のネジ山を削って、ネジに合うナットを接着剤で固定する、かな?(^^;)
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序でに信州へ(その2) [雑感]

前回からの続き)

 オーナーのクマさんと談笑している間にお風呂に入れるようになったので、早速お風呂へ。汗を流して風呂から出たら、外を眺めながらしばらくノンビリする。気温も湿度も低いから、とても気持ち良い。こういう時間が何とも贅沢に感じてしまう。
# 自宅だと灼熱だし、庭の向こうは家だからねぇ。
子供もお風呂から出てしばらくしたら、お待ちかねの夕食となる。なお、近年は食べる量が減っているので、メインのおかずを一品減らして貰った。
カルペデイムの夕食
夕食のお供は赤ワイン。
赤ワイン
銘柄はこちら。
井筒ワインの赤ライトボディ
軽い口当たりのライトボディだ。因みに、グラスに入っているのはスプーンじゃなくて「クレ・デュ・ヴァン(フランス語でワインの鍵と言う意味)」という、1秒浸けると1年熟成したのと同じ状態になる製品だそう。
 試しに時間を変えて色々やってみたら、確かに味が変わる。浸ける前のワインと飲み比べると、その差は結構大きくてビックリ。こりゃー面白い!
# 既にクレ・デュ・ヴァンが欲しくなってる。(笑)
アフターのデザートはアイスクリーム。
アフターのアイスクリーム
夕食後はいつものおしゃべりタイム...なのだが、まだ21自前なのに何となく眠い気がする。「何だか変だな?」と思ったけれど、おしゃべりが楽しくて次の瞬間には忘れ去っていた。(汗)
 「そういえば、今日って中秋の名月だよね?」外を見ると、お月様は生憎雲隠れ中。
お月様は雲隠れ中
コンデジで撮影したのを無理矢理明るく加工したら、色がおかしくなっちゃった。(汗)
 0時近くになったら、いつもと違って異様に眠くなってきた。「(。´・ω・)ん?やっぱいつもと違うよなぁ???」と思ったが、とにかくどんどん眠気が強くなって来て、下手すると座ったまま寝てしまいそう。すると、クマさんが「お開きにしましょう。」歯を磨いてお布団に入る。
 子供曰く「布団の中に入って5秒位でいびきをかき始めた」そうだから、やっぱり相当な眠気だったんだな。(汗)

 真っ暗な中、背中が痛くて目が覚めた。はめっ放しの腕時計を見ると5時少し前。
 筋肉痛のような痛みで、動けないほど痛い訳じゃないけど一寸痛い。左右に寝返りを打っても、仰向けになっても痛い。「背中を寝違えた?」どうやっても痛みは消えず、「うーん、こんな時間から起きてたら思いっ切り寝不足だよなぁ」なんて感がているうちに寝てしまったらしい。
 次に目が覚めたのは6時半過ぎ。やはり背中が痛い。トイレに行く為に上半身を起こしたら、痛みが少し強くなった。痛むのは首から掌一つ半ほど下の背骨の辺り、肩甲骨から指三本分程度下がった所。小学校1年の頃、遊んでいてこの部分に強い力が掛かって痛めた?のかも??という位置である。
 とりあえずトイレから戻って再び布団に入ると、痛みは元の強さに戻った。どうも起きると痛みが強くなるようだ。

 ウトウトしていたら8時半になったので、一度起きて立ってみた。「ありゃ?そんなに痛くないじゃん。」ロビーへ行って外を眺めると良い天気だ。
晴天の踊場湿原
ロビーの椅子に座っても痛みはあんまし変わらん...あやややっ?何となく痛さが強くなってきたよーな気がする。 短時間なら良いが、時間が経つに連れて痛みが強くなっていく感じ。一度立つと痛みは元の強さに戻るが、再び座り続けると徐々に痛みが強くなって来る。
 それでもしばらく座っていたら、「うーん、これは痛いですなぁ」と言いたくなる程度に留まり、それ以上は痛くならない。痛みのせいか、鳩尾(みぞおち)辺りが何となく気持ち悪い。そんな訳で食欲は湧かないけれど、とりあえず朝食を頂く。
カルペデイムの朝食
美味しい朝食なのに、頑張っても半分しか食べられなかった。アフターのデザートはヨーグルト。
アフターのヨーグルト
こちらも美味しいのに、しかも拙者の好きなナタデココ入りなのに、半分も食べられなかった。
# なんとも残念無念...(/_;)
食べ終わってからも座っていたら、徐々に背中の痛みが強くなってきた。オーナーのクマさんから湿布薬を貰い、子供に背中へ貼って貰った。更に、クマさんからマッサージ用?の円筒状の器具も借りた。湿布薬の薬効が出るまで、部屋に戻って寝て過ごす。
# クマさん、有難う御座いました。m(_"_)m
 10分ほどの間隔を置いて、痛い部分にマッサージ用器具を当てがって上下に少しゴロゴロさせる動作を繰り返すと痛みが和らぐ。「マッサージで痛みが減るのなら、筋肉痛?やっぱ寝違えた??」4回ほどゴロゴロを繰り返したら、痛みは少し弱くなった。「もう良いかな?」と思って座って見ると、数分経つと痛みが少しずつ戻って来る。「あ、まだダメか。」
 そのまま昼過ぎまで寝ていたら、湿布薬が効いたみたいで痛みはどんどん弱くなった。しかし、今度は鳩尾の気持ち悪さが徐々に強くなってきた。「何で鳩尾が今頃になって...???」
 結局その後も寝たまま、14時半近くになってようやく背中の痛みも鳩尾の気持ち悪さも収まったので荷物をまとめ、14時半過ぎにカルペデイムを出発する。ここからは子供に運転して貰う事に。

 子供が「お土産を買いたい」そうなので、霧の駅に立ち寄る。メインの建物は取り壊しが進んでいた。
取り壊しが随分と進んだ
# こういう被写体はモノクロで撮ると味が出易いんだよねぇ。
子供はお店へ。
売店
日曜の午後だからか、駐車場は満車に近い状態だ。
 直ぐに子供が戻って来たので出発する。

 県道40を諏訪の街へと下って行くが、軽快なジュリエッタだと直ぐ前方を走る車に追い付いてしまう。
 この道はヘアピンカーブだけでなく、大小様々なカーブがある為、誰が走ってもそれなりに時間が掛かる。けれど、車列の先頭を走る白い軽自動車はやたら遅くて、なかなか進まない。対向車が多いので抜く事も出来ず、そのまま金魚の糞の如く並んだまま進む。
 国道20に出て岡谷IC方向へと進む。途中、子供がドリンク調達の為に、道沿いにあるマツモトキヨシ大和店に寄った。
 そのまま進んで国道20と国道142の交差点に出るが、渋滞の名所なのにするりと通り抜けてしまって一寸びっくり。日曜の午後ともなると、観光客は少ないのかも知れない。
 岡谷ICから長野道に入る。

 交通量はそこそこあるけれど、流れは至ってスムーズ。岡谷JCTで中央道へと進む。
 日曜の午後だけあって、交通量はかなり多い。追越車線ですら法定速度前後の速度しか出ない。とりあえず流れるままに走る。
 伊北ICを過ぎた辺りから少し交通量が減り、遅い車もタイミングを計れば抜けるようになった。こうなると覆面パトには注意が必要となるのだけれど、幸い見かけたのは餌にありついた後だった。
# 捕まっちゃった車は気の毒だが。(--;)
 飯田ICを過ぎるとまた交通量が少し増えるものの、走り難い程ではない。園原IC手前から工事に依る車線規制があるけれど渋滞するほどではない。長い恵那山トンネルを抜けると「あぁ、自宅までもう直ぐだな」という気持ちになる。
 土岐JCTから再び工事規制があるけれど、2車線分は確保されているので渋滞しなかった。小牧東ICで降りて、昨日来た道を戻る。自宅近くのスタンドで給油し、18時過ぎに無事自宅に到着。

 今回はフィルムカメラを持たず、結果としては単に子供の諏訪大社参詣に付き合ったような感じになった。けれど、涼しい霧ヶ峰で、しかもクレ・デュ・ヴァンを知る事が出来て面白かった。
 ただ、翌日体調が悪くて美味しいカルペデイムの食事を殆ど食べられなかったのが残念だったなぁ。(..;)

(完)







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序でに信州へ(その1) [雑感]

 修理途中だったアルファロメオ・ジュリエッタクワドリフォリオは先日のツーリングの時に子供がロッソコルサまで乗って行った。その後「修理が完了した」という連絡を貰ったので、引き取る序でに霧ヶ峰へ行く事に。

 10日、8時半過ぎに代車アイに子供と乗り込んで自宅を出発、県道183を進む。土曜だからか交通量が多い。雲は多いが車内まで陽が当たる。
 犬山市街に入ると少し渋滞気味となるが、県道64で国道41の下を通り抜ける頃にはガラガラとなる。スムーズに流れる県道461・県道49と進んで小牧東ICから中央道へ。

 中央道に入ると、交通量はかなり多い。アイはターボ車とは言え軽自動車なので加速はノンビリ、遅い車を抜くにも結構気を遣う。途中で見かけた電光表示板には「多治見ICー土岐JCT 渋滞2km 20 分」と出ていた。「そういえば、今年末迄工事してるんだよなぁ。」
 虎渓山PAから土岐JCTまでの間は工事で一車線しかない為、遥か手前の多治見IC手前からいきなり渋滞となる。アイはAT車だからまだ良いけれど、これがMT車だったら左足が大変だったろう。
 この手の渋滞は二車線が一車線となる所までで一車線になってしまえば流れはそんなに悪くないのが普通なのに、何故か今回は一車線になっても止まってノロノロ進んでまた止まって...というのを延々と繰り返す。土岐JCTが見える所まで来たらようやく流れがスムーズになった。渋滞を抜けるのに1時間近く掛かってしまった。

 軽自動車なので、追越車線を走る回数は圧倒的に少ない。だから覆面パトにはご縁は無いのだけれど、一応警戒して進む...あれ?ドライバーがヘルメット被ってる???って、それ覆面やん。注意してて良かったーぁ。(汗)
# 因みに、銀色のクラウンでした。
覆面パトを適当にあしらってオサラバしたら、元通りのペースで進む。
# 軽自動車なので、スピードは大して出ないよねー。
今日は何故か追越車線を突っ走るトラックが多い。運送業に曜日は関係無いんだろうなぁ。
 飯田ICを過ぎてからは交通量も少し少な目で走り易くなり、順調に進む。途中、小黒川PAでトイレ休憩する。
小黒川PA
用を済ませたら走り出し、伊那ICで降りて県道87・国道153・県道19と進んで11時半近くにロッソコルサに到着。工事渋滞のお陰で、いつもより1時間近く余分に時間が掛かってしまった。

 1時間ほど談笑してから、修理の出来上がったジュリエッタに乗り換えて出発、県道19を北上する。
 昼を過ぎているので、「どっかにスーパーって無いかな?」と思っていたらベルシャインの看板があったので、その看板通りに進んでベルシャイン箕輪店に入る。
ベルシャイン箕輪店
子供は色々買い込んでいたけれど、拙者は数日前からお腹の調子が良くないので何も買わなかった。子供は走行中に食べると言うので、直ぐ出発する。

 再び県道19に戻って北上する。この道は所々に道幅が狭い区間があるのが難点だけど、信号が少なくて走り易い。辰野PA近くを通り過ぎたら、県道50へと進んで諏訪湖方面へ。
 この道も信号は無くて快適に進むが、カーブが多いので一寸注意が必要だ。特に下りの区間はヘアピンカーブが続くので、スピードを出し過ぎるとタイヤが鳴くので要注意。(笑)諏訪の街に入ると、県道16と名前が変わる。子供が「諏訪大社へ行きたい」と言うので、そのまま県道16を南進して諏訪大社上社の駐車場へ。

 車から降りて少し歩き、諏訪大社の境内に入る。平成の頃からこちらには何度も足を運んでいるのだけれど、諏訪大社は初めてだ。子供は早速社務所へ行き、奉賛金を納めてネクタイと御柱守を貰って来た。
ネクタイとお守り
数年前、子供が友達と諏訪大社へ行った時にネクタイを見て「欲しい」と思っていたんだそうな。確かに、上品な赤でエエ感じのネクタイだ。
 折角来たのだから、序でに(???)お参りして行く。長い歴史を持つ神社だけあって、生えてる木が太い。
境内の太い木
階段脇に小さな滝が作ってある。
階段脇に小さな滝が
振り返ると、参道が広い。
広い参道
本殿は屋根が苔むしていた。
本殿
そのまま社務所前に戻るが、長い廊下みたいなのが続いているのが気になるので、東側の出入り口へ行ってみた。
布橋の入り口
結構な長さがある。
結構長い
入り口周辺の木も高くて太い。
入口の周辺
入り口の外側には鳥居がある。
鳥居
鳥居から敷地の外に出ると、もう一つの駐車場へと続く道がある。
もう一つの参道
近くの看板を見ると、神仏分離令で破壊された寺院が赤色で示されている。
諏訪大社周辺図
その看板の向こうに上り仁王門が見えている。
上り仁王門
「あれっ、門の向こうに建物が見えるけど?」近づいて見たら、法華寺は現代建築の建物になっていた。
法華寺
神仏分離令を起点とした廃仏毀釈の勢いは怒涛のように日本の隅々にまで届き、徹底的に仏教由来の建物や人物を破壊した。現代の重機のような機材の無かった時代に看板で赤く塗られた建物を壊そうとしたら相当な人員と期間が必要だった筈で、その勢いは今イスラム教で起きているタリバンやIS(イスラミックステート)の比ではなかったようだ。
 「へぇー、廃仏毀釈って過激派みたいなもんだったんだなー」と思いながら駐車場に戻ったら、案内図の看板が見えた。
案内図
社務所前から直接入口門へ入ったけれど、布橋を渡るのが本来の参詣順路だったようだ。(笑)

 ジュリエッタに乗り込み、駐車場を出て県道183を進む。諏訪の街中を走って国道20に出て少し進んだら、諏訪中央自動車学校が見えて来るので、その交差点を右折し県道424を進む。結構急な上り坂が続く上に、対向車が案外多いので気が抜けない。ウネクネ道を進むと、どんどん標高が上がって行く。上り坂が終わるとT字路に突き当たるので左折、少し進むと再びT字路にぶつかるので、今度は左折。ノンビリ進んで、16時少し前にカルペデイムに到着。
カルペデイム
宿から見える踊場湿原は既に草紅葉が始まっているようだ。
踊場湿原
まずはお風呂、そして晩御飯だな...

(続く)
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英国エリザベス女王崩御 [雑感]

王室に襲い掛かる数多の難題を乗り越え、最後まで国民の為に尽くした女王。
心よりご冥福御を祈り申し上げます。[もうやだ~(悲しい顔)]
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BOSS MA-5マイクロモニター(その2) [音楽]

前回からの続き)

 多少の不具合はあるものの、普通に使える状態なので一安心だが、念の為に分解して内部も点検する事に。
 分解は簡単で、前面にあるネジ8本を外すだけ。
ネジを外している最中
ボリュームのツマミなどを持って軽く引っ張れば、全体が外れて来る。
分解したところ
プリント基板を見る。左側の目立つICはオーディオ用パワーアンプTA7222APだ。
内部の基板
放熱器が取り付けられているのはトランジスタ2SD880、オーディオ用の出力回路によく使われていた。他にはオーディオ用ローノイズ・トランジスタ2SC732が3個使われている。
 基板の反対側にはトランスがある。
基板の裏側にはトランス
こちらにもヒューズが入っている。トランス劣化時の被害を最小限に抑える為だろう。ライブ会場などで使われる事を想定して、例え故障しても極力被害を出さないように、という設計は流石だ。
 基板を固定しているネジを外す。これはTA7222APの放熱器の固定と兼用だ。
基板固定兼放熱器固定のネジを外しているところ
基板の裏側にスポンジが挟み込んであった。
基板の下にあったスポンジ
スポンジの上にはヒューズがある。多分、ヒューズ交換時に基板を抑えて下の金属板と接触しないように、という配慮だと思う。
 ボリュームのツマミを外したら、真ん中以外は異様に硬い...と思ったら、ボンドが流し込んであった。
2本はボンドの痕がある
ツマミが緩くて抜けてしまうのを固定したんだろうな。
 スピーカ部は、フロントグリルはタッカーでガッチリ固定されている。
タッカーでかっちり固定されている
スピーカに問題は無さそうなので、分解せずそのままにしておく。

 電解コンデンサは頭が膨らんでいる物は一つも無いし、動作も問題無い。けれど、40年前の機材なので、ばらした序でに手持ちのオーディオ用が使える所は交換する。
 ライブ会場などでフルパワーで鳴らす事を考慮してか、基板上にある一定以上の大きさのコンデンサは全てボンドが塗られている。だから、ハンダを緩める前に予め大雑把に取り去っておく。
事前にボンドを剥がしておく
それでも、ハンダを緩めて基板から抜く時にボンドが抵抗するので、結構厄介だ。(笑)
引っ張られてボンドが伸びている
手持ち部品が無かった5個は交換していない。
部分的にコンデンサを交換した基板
オーディオ用電解コンデンサは通販で入手しているけれど、5個だけ取り寄せると送料の方が部品代よりも高くなってしまうので、次回何か注文する時に併せて取り寄せる事にする。
 スイッチは正常だけど、金属部に錆が出ている。
スイッチは錆びている
NevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いたら、まぁまぁ綺麗になった。
磨き終わったスイッチ

 回路図を作成する為に、基板をデジカメで撮影してモノクロ化した。
# カラーだと印刷コストが高いんでね。(^^;)
基板をプリントアウト
そこへ部品の値を書き込む。
部品の値を書き込んだところ
これを見ながら回路図を起こすんだけれど、それが面倒なんだよなー...(--;)

続く
タグ:MA-5 BOSS
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BOSS MA-5マイクロモニター(その1) [音楽]

 先日、格安の中古で出ていたローランドBOSSのMA-5 MicroMonitorをオークションで入手、数日後自宅に届いた。
届いた箱
小型のモニターアンプである。因みに、一緒に写っている定規は15cm。
MA-5全景
奥行きは15㎝ほど。
奥行きは15cm
モニターなので、スピーカーは垂直ではなく少し上に傾けられている。
スピーカは少し上を向いている
1982年発売だから、40年前の機材だ。出力は5Wと大きくないが、自宅で音の確認程度に使うには十分以上の出力だ。
 因みに、後継機種のMA-15(出力15W)はその4年後の1986年に発売されていて、MA-15の方が中古で良く見かける。

 アンプなら、既にギターアンプ・ベースアンプ・ラジカセがある。だけれど、「一寸音を出したい」と思った時直ぐ使える「素直な」
# こことっても重要!なのよ。
アンプが欲しかったのである。
 特に、ギターやベースは6.3mmΦのTSプラグ(モノラルプラグ)を使うケーブルで接続する為、6.3mmΦのジャックが無い機材だと変換ケーブルが必要で一々面倒だが、このモニターアンプはそのまま接続できるし、ヘッドフォンもモノラル/ステレオのどちらも使える。

 ギターアンプやベースアンプは大きいので、使わない時は別の場所に置いてある為、動かすのが結構大変。それに、プリアンプ部で音の色付けがあるので、頭の中で聞いた音を一々変換せねばならず、素の音を確認するには使い辛い面がある。
 初めてベースを手に入れた時はラジカセのマイク入力に入れて使っていた。だから、ラジカセ一つあれば事足りる筈なんだけれど、我が家にあるラジカセ(日立TRK-8180とTRK-8280)はオーバーホール作業は大体終わっているのだけれど、細かい部分で一寸色々あって未だ音を出せるような状態にはなっていない。
 それ以外にも、組んだ回路の音声信号を一寸聞いてみたいと感じる場面が時々あって、「小さなアンプがあると良いかも?」と前々から感じていた。今回、たまたまオークションに「ジャンク」で出ていた価格が思いっ切り安かったので、目出度く入手できたのである。
# 送料の方が高かったわ。(--;)
 スピーカー出力が5Wと小さいので、消費電力は10Wと少ない。
消費電力は10W
入出力や操作部は全面左側に集中している。
前面の操作パネル部
本家ローランドにある説明書によると、「ギターなどの音を歪ませたい時にはHIGHに接続、そうでなければLOW」とあるので、HIGHの方は増幅率を高くしてあるらしい。
 独立したLINE OUTががあるので、レコーダーに接続したり、或いは卓(ミキサー)に送れば手元に置けるステージモニターとしても使える。
# ライブなんてやらないから多分使わんけどな。
 一通り動作を確認してみた。
 各ボリュームに少しガリが出るのと、TONEはツマミが360度回ってしまう
# 通常のボリュームは、アナログ時計で言うと8時から4時までの範囲しか動かない。
という2点だけで、他に問題は無かった。「ジャンクでも、内部は半導体なんだから壊れる部分なんて知れてる」と思っていたけれど、予想通りの(部分的な不良はあるけれど)動作品だった。

 製造から40年経過しているので、電解コンデンサは交換する方が良さそうだし、ボリュームも分解清掃すればガリは出なくなるだろう。ネット上をいくら探しても回路図が出て来ないので、分解する序でに回路図も採取しようと考えている。

続く
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